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公開番号
2024164001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-26
出願番号
2024114949,2021504777
出願日
2024-07-18,2019-07-31
発明の名称
エアロゾルの生成
出願人
ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
,
Nicoventures Trading Limited
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24B
15/16 20200101AFI20241119BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】本発明の第1の態様に係る積層エアロゾル生成材料と、この積層エアロゾル生成材料を加熱するが燃焼させないように構成された加熱器とを備えるエアロゾル生成組立品を提供する。
【解決手段】キャリアの層2に取り付けられたエアロゾル形成用の非晶質固体の層4を備える積層エアロゾル生成材料である。このキャリア2は、非晶質固体4の第1の面に取り付けられている。このキャリアは、非晶質固体の他の面には付着しない。積層エアロゾル生成材料の1つ以上の面が付着防止剤で処理されていてもよい。この付着防止剤は、キャリアに適用してもよいし、積層材料の非晶質固体成分に適用してもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
キャリアの層に取り付けられたエアロゾル形成用の非晶質固体の層を備える積層エアロゾル生成材料であって、前記キャリアが前記非晶質固体の第1の面に取り付けられており、前記キャリアが前記非晶質固体の他の面には付着しない、積層エアロゾル生成材料。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
当該積層エアロゾル生成材料の1つ以上の面が付着防止剤で処理されている、請求項1に記載の積層エアロゾル生成材料。
【請求項3】
前記キャリアが、金属箔、紙、カーボン紙、耐油紙、セラミック、炭素同素体、プラスチック、厚紙、木材、又はこれらの組み合わせから選択された1つ以上の材料を備える、請求項1又は2に記載の積層エアロゾル生成材料。
【請求項4】
当該積層エアロゾル生成材料がシートであって、任意で、巻かれた形態又はコイル状の形態にある、請求項1~3のいずれか一項に記載の積層エアロゾル生成材料。
【請求項5】
細断シートとして提供される請求項1~3のいずれか一項に記載の積層エアロゾル生成材料。
【請求項6】
100g/m
2
の質量を有する請求項5に記載の積層エアロゾル生成材料。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の積層エアロゾル生成材料と、前記積層エアロゾル生成材料を加熱するが燃焼させないように構成された加熱器とを備えるエアロゾル生成組立品。
【請求項8】
非燃焼加熱式デバイスである請求項7に記載のエアロゾル生成組立品。
【請求項9】
電子タバコハイブリッドデバイスである請求項7に記載のエアロゾル生成組立品。
【請求項10】
エアロゾル生成組立品に使用されるエアロゾル生成物品であって、請求項1~6のいずれか一項に記載の積層エアロゾル生成材料を備えるエアロゾル生成物品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾルの生成に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
紙巻きタバコ、葉巻などの喫煙物品は、使用中にタバコを燃やしてタバコの煙を生成する。このような種類の物品に対する代替物は、燃焼させることなく加熱することによって基体材料から化合物を放出することにより、吸入可能なエアロゾル又は蒸気を放出する。これらは、非燃焼型の喫煙物品又はエアロゾル生成組立品と称されることがある。
【0003】
このような製品の一例は、固体のエアロゾル化可能材料を加熱するが燃焼させないことによって化合物を放出する加熱デバイスである。この固体のエアロゾル化可能材料は、幾つかの例では、タバコ材料を含んでもよい。加熱は、材料の少なくとも1つの成分を揮発させ、典型的には吸入可能なエアロゾルを形成する。これらの製品は、非燃焼加熱式(heat not burn)デバイス、タバコ加熱デバイス、又はタバコ加熱製品と呼ばれることがある。固体エアロゾル化可能材料の少なくとも1つの成分を揮発させるための様々な異なる構成が知られている。
【0004】
別の例として、電子タバコハイブリッドデバイスとしても知られる、電子タバコ/タバコ加熱製品ハイブリッドデバイスがある。これらのハイブリッドデバイスは、加熱によって気化して吸入可能な蒸気又はエアロゾルを生成する液体源(ニコチンを含んでいても含んでいなくてもよい)を含む。このデバイスは、固体のエアロゾル化可能材料(タバコ材料を含んでいても含んでいなくてもよい)を更に含み、この材料の成分は、吸入可能な蒸気又はエアロゾルに同伴されて吸入媒体を生成する。
【発明の概要】
【0005】
本発明の第1の態様は、積層エアロゾル生成材料を提供する。この材料は、キャリアの層に取り付けられたエアロゾル形成用の非晶質固体の層を備える。キャリアは、非晶質固体の第1の面に取り付けられており、また、キャリアは、非晶質固体の他の面には付着しない。
【0006】
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様に係る積層エアロゾル生成材料と、この積層エアロゾル生成材料を加熱するが燃焼させないように構成された加熱器とを備えるエアロゾル生成組立品を提供する。
【0007】
本発明の第3の態様は、エアロゾル生成組立品に使用されるエアロゾル生成物品を提供する。この物品は、第1の態様に係る積層エアロゾル生成材料を備える。
【0008】
本発明の第4の態様は、第1の態様に係る積層エアロゾル生成材料を作製する方法を提供する。この方法は、(a)非晶質固体の成分又はそれらの前駆体を備えるスラリーを形成するステップ、(b)スラリーをキャリアに付与するステップ、(c)スラリーを硬化させてゲルを形成するステップ、及び(d)乾燥させて非晶質固体を形成するステップを備える。
【0009】
本明細書に記載される本発明の更なる態様は、吸入可能なエアロゾルの生成における積層エアロゾル生成材料、エアロゾル生成物品、又はエアロゾル生成組立品の使用を提供してもよい。
【0010】
本発明の更なる特徴及び利点は、以下の説明から明らかになる。ここで、これらの説明は、添付の図面を参照した例示のためにのみ提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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