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公開番号2024161604
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-19
出願番号2024146698,2021564268
出願日2024-08-28,2020-04-30
発明の名称検出部を備える可動蓋を有するエアロゾル発生デバイス
出願人ジェイティー インターナショナル エスエイ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/40 20200101AFI20241112BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】蓋の移動を検出するための検出部を備える可動蓋を有するエアロゾル発生デバイスを提供する。
【解決手段】エアロゾル発生デバイス100であって、ケーシング102と、ケーシング102のアパーチャであって、アパーチャを通してエアロゾル発生材料をエアロゾル発生デバイス100に挿入可能である、アパーチャと、蓋がアパーチャを覆っている閉位置と、アパーチャが蓋106によって塞がれていない開位置と、開位置と異なる起動位置との間で、アパーチャに対して移動可能な蓋106と、閉位置から開位置への蓋106の移動及び開位置と起動位置との間の蓋106の移動を検出するように配置された検出部と、を含む、エアロゾル発生デバイス100。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル発生デバイス(100)であって、
ケーシング(102)と、
前記ケーシング(102)のアパーチャ(104)であって、前記アパーチャ(104)を通してエアロゾル発生材料を前記エアロゾル発生デバイス(100)に挿入可能である、アパーチャ(104)と、
蓋(106)であって、前記蓋(106)が前記アパーチャ(104)を覆っている閉位置と、前記アパーチャ(104)が前記蓋(106)によって塞がれていない開位置と、前記開位置と異なる起動位置との間で、前記アパーチャ(104)に対して移動可能な蓋(106)と、
前記閉位置から前記開位置への前記蓋(106)の移動及び前記開位置と前記起動位置との間の前記蓋(106)の移動を検出するように配置された検出部と、
を含む、エアロゾル発生デバイス(100)。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記検出部は、前記検出を実施するために、センシング要素と相互作用するように構成されている、請求項1に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項3】
前記検出部は、前記閉位置から前記開位置への前記蓋(106)の前記移動又は前記開位置から前記起動位置への前記蓋(106)の前記移動のうちの少なくとも1つを非接触で検出するための非接触センサ(110)を含む、請求項2に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項4】
前記非接触センサ(110)はホール効果センサであり、前記センシング要素は1つ以上の磁気要素(200)を含む、請求項3に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項5】
前記非接触センサ(110)は光検出器であり、前記センシング要素は前記蓋(106)であり、前記蓋(106)は、前記開位置と好ましくは前記起動位置において前記検出部を覆っている、請求項3に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項6】
前記蓋(106)又は前記ケーシング(102)は音響要素を有し、前記音響要素は、前記蓋(106)が前記閉位置から前記開位置に移動するときに、及び好ましくは前記蓋(106)が前記開位置から前記起動位置に移動するときに音を発するように配置されており、前記非接触センサ(110)は音響センサである、請求項3に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項7】
前記非接触センサ(110)は、光応答性近接センサ、好ましくは赤外線センサであり、前記センシング要素は、少なくとも1つの光反射要素(500)である、請求項3に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項8】
前記非接触センサ(110)は誘導センサであり、前記センシング要素は、少なくとも1つの導電性要素(600)である、請求項3に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項9】
前記非接触センサ(110)は超音波センサであり、前記センシング要素は、少なくとも1つの音響反射要素(700)である、請求項3に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
【請求項10】
前記検出部は起動センサ(800)を含み、前記起動センサ(800)は、前記開位置から前記起動位置への前記移動蓋(106)、前記起動位置から前記開位置への前記移動
蓋(106)、又は前記蓋(106)が前記起動位置にあるときに検出するように構成されている、請求項1~9のいずれか一項に記載のエアロゾル発生デバイス(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓋の移動を検出するための検出部を備える可動蓋を有するエアロゾル発生デバイスに関する。本開示は、限定はされないが特に、自立型且つ低温であり得る携帯型エアロゾル発生デバイスに適用可能である。このようなデバイスは、タバコ又は他の好適な材料を、燃焼させるのではなく伝導、対流、及び/又は放射により加熱して、吸入用のエアロゾルを発生させることができる。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
(気化器としても知られる)リスク低減デバイス又はリスク修正デバイスの人気と使用は、シガレット、葉巻、シガリロ、及び巻きタバコなどの従来のタバコ製品の喫煙を止めようと望む常習的喫煙者を支援するための手助けとして、ここ数年で急速に成長してきた。従来のタバコ製品においてタバコを燃焼させるのとは対照的に、エアロゾル化可能物質を加熱又は加温する様々なデバイス及びシステムが利用可能である。
【0003】
一般に利用可能なリスク低減デバイス又はリスク修正デバイスは、基材加熱式エアロゾル発生デバイス又は加熱非燃焼式(heat-not-burn)デバイスである。このタイプのデバイスは、湿った葉タバコ又は他の好適なエアロゾル化可能材料を典型的に含むエアロゾル基材を、典型的には150℃~300℃の範囲の温度に加熱することによってエアロゾル又は蒸気を発生する。エアロゾル基材を燃焼させたり、又は燃やしたりするのではなく加熱することにより、使用者が求める成分は含むが、燃焼及び燃やすことによる毒性及び発癌性のある副生成物は含まないエアロゾルが放出される。更には、タバコ又は他のエアロゾル化可能材料を加熱することにより生成されるエアロゾルは、使用者にとって不快となり得る、燃焼及び燃やすことに起因する焦げた味又は苦味を典型的には含まない。したがって、基材は、煙及び/又は蒸気を使用者にとってより口当たりの良いものにするためにそのような材料に典型的に添加される糖及び他の添加物を必要としない。
【0004】
一般的に、エアロゾル基材からエアロゾルが放出され得る温度までエアロゾル基材を急速に加熱すること、及びその温度にエアロゾル基材を維持することが望ましい。エアロゾルは、エアロゾル基材を通過する空気流がある場合にのみエアロゾル基材から放出され、使用者に送達されることは明らかであろう。
【0005】
一般に、エアロゾル発生デバイスの特定の機能、例えば、デバイスをオン又はオフにすること、ヒータを起動することにより「喫煙」セッションを開始すること、及びエアロゾル発生デバイスの設定又は構成を変更することを使用者が制御できることが望ましい。このことは、エアロゾル発生デバイスが、複数のボタン及び視覚インジケータを含む比較的複雑な又は扱いにくいユーザインタフェースを有することにつながってきた。
【0006】
エアロゾル発生デバイスは、エアロゾル基材を挿入して使用するために、加熱チャンバへのアクセスを得ることができる開口部などの、デバイスの開口部を覆う蓋を含む場合がある。一般に、デバイスが使用され得る前にカバーを開口部から通常は取り去らなければならないため、これらのカバーはデバイスの使用の複雑さを増大させる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の態様は、添付の特許請求の範囲に述べられている。
【0008】
本開示の一態様によれば、エアロゾル発生デバイスであって、ケーシングと、ケーシン
グのアパーチャであって、アパーチャを通してエアロゾル発生材料をエアロゾル発生デバイスに挿入可能である、アパーチャと、蓋であって、蓋がアパーチャを覆っている閉位置と、アパーチャが蓋によって塞がれていない開位置と、開位置と異なる起動位置との間で、アパーチャに対して移動可能な蓋と、閉位置から開位置への蓋の移動及び開位置と起動位置との間の蓋の移動を検出するように配置された検出部と、を含む、エアロゾル発生デバイスが提供される。
【0009】
検出部は、蓋(又は扉)の位置の検出を可能にすることができる。この検出を用いて、エアロゾル発生デバイスを動作させるための制御信号を発生させることができる。したがって、有利には、検出部は、使用者が蓋を介してエアロゾル発生デバイスと相互作用することを可能にし得る。検出部は、開位置と閉位置との間の蓋の移動(例えば、開位置及び閉位置への到着又は開位置及び閉位置からの出発)及び開位置と起動位置との間の蓋の移動を検出することにより、少なくとも2つの使用者入力を区別することができる。通常、起動位置は閉位置と異なる。
【0010】
任意選択的に、検出部は、検出を実施するために、センシング要素と相互作用するように構成されている。検出部はケーシング上に取り付けられていてもよく、センシング要素は蓋上に取り付けられていてもよい。或いは、検出部はケーシング内に取り付けられていてもよく、センシング要素はケーシング上に取り付けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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