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公開番号
2024157752
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072296
出願日
2023-04-26
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
17/14 20060101AFI20241031BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ウェーブレット変換を用いた信号の解析をより高精度に実行可能とする情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、処理部を備える。処理部は、連続ウェーブレット変換に用いる局所波形を生成するための関数であって、少なくとも一部が機械学習モデルにより表される生成関数を生成する。処理部は、第1入力信号を含む学習データを用いて、生成関数を学習する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
連続ウェーブレット変換に用いる局所波形を生成するための関数であって、少なくとも一部が機械学習モデルにより表される生成関数を生成し、
第1入力信号を含む学習データを用いて、前記生成関数を学習する、
処理部
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記機械学習モデルは、周波数領域で定義されるニューラルネットワークモデルである、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記生成関数は、入力が0のときに0を出力し、入力が無限大に向かうに従い予め定められた閾値以上の速度で出力が0に収束する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記生成関数は、入力が負のときに0を出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理部は、
前記第1入力信号と、前記第1入力信号を入力したときの前記生成関数の出力と、を周波数領域で乗算した値をフーリエ逆変換することにより、前記第1入力信号を連続ウェーブレット変換した第1出力信号を算出し、前記第1出力信号に基づく損失関数の値を最適化することにより、前記生成関数を学習する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記処理部は、
前記第1出力信号を入力とする汎関数の出力値を含む前記損失関数の値を最適化する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記処理部は、
教師なし学習により、前記生成関数を学習する、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記汎関数は、前記第1出力信号のエントロピーを前記出力値として出力する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記汎関数は、前記第1出力信号から推定される入力信号と、前記第1入力信号との差分を示す再構成誤差を前記出力値として出力する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記処理部は、
正解を示すラベルを含む前記学習データを用いた教師あり学習により、前記生成関数を学習する、
請求項6に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
機器の異常検知および耐用年数推定などのような故障予測および保守のために、時系列信号から抽出される特徴量が活用されている。ベアリングのような周期的に動作する機器の場合、時系列の周波数成分と時刻情報に関する特徴量が使用されている。
【0003】
時系列信号の特徴量を求めるためにウェーブレット変換(ウェーブレット解析)を適用する技術が提案されている。ウェーブレット変換には、高速な解析が可能な離散ウェーブレット変換(離散変換)と、解析結果に冗長性を持たせることで時間-周波数解析を高い分解能で実行可能な連続ウェーブレット変換(連続変換)とがある。ウェーブレット変換は、時系列の状態推定を行うための優れた特徴量を与える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7042315号公報
特開2004-288144号公報
特開2004-168286号公報
【非特許文献】
【0005】
Gabriel Michaua et al.、“Fully learnable deep wavelet transform for unsupervised monitoring of high-frequency time series”、 PNAS 2022 Vol. 119 No. 8 e2106598119
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、ウェーブレット変換を用いた信号の解析をより高精度に実行可能とする情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の情報処理装置は、処理部を備える。処理部は、連続ウェーブレット変換に用いる局所波形を生成するための関数であって、少なくとも一部が機械学習モデルにより表される生成関数を生成する。処理部は、第1入力信号を含む学習データを用いて、生成関数を学習する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態の情報処理装置のブロック図。
記憶部に記憶される信号の一例を示す図。
生成関数の構成例を示す図。
学習処理のフローチャート。
ウェーブレット表現の算出処理のフローチャート。
推定処理のフローチャート。
第1の実施形態の推定結果の表示画面の例を示す図。
第1の実施形態の推定結果の表示画面の例を示す図。
第2の実施形態の情報処理装置のブロック図。
第2の実施形態の推定結果の表示画面の例を示す図。
第1または第2の実施形態の情報処理装置のハードウェア構成図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0010】
周波数解析を行う手法の1つに高速フーリエ変換(Fast Fourier transform:FFT)がある。FFTは、信号に含まれる時間情報をすべて失うために、突発的な現象が生じるような解析には向かない。時間情報を失うFFTの欠点を克服する手法の1つとして、短時間フーリエ変換(Short-Term Fourier transform:STFT)がある。STFTはコンパクトな窓関数を時刻ごとにずらしながら、窓関数内の信号に対してフーリエ変換を行うことで、時間-周波数情報を捉えることができる。しかし、不確定性原理により、時間の精度および周波数の精度はトレードオフの関係にあるため、固定した窓幅を使用するSTFTを用いて複数の周波数領域をカバーした高精度な解析を行うことはできない。
(【0011】以降は省略されています)
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