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公開番号
2024157463
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023071851
出願日
2023-04-25
発明の名称
粒子の製造方法
出願人
三井化学株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
C08F
2/16 20060101AFI20241030BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】粒子のサイズを小さくできる、粒子の製造方法を提供すること。
【解決手段】粒子の製造方法は、工程(1)と、工程(2)と、工程(3)と、を備える。工程(1)では、水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、親水性の第1重合性ビニルモノマーを重合させて第1シード粒子を生成する。工程(2)では、水性媒体中、界面活性剤の存在下で、第1シード粒子をシードとして、第2重合性ビニルモノマーを重合させて第2シード粒子を生成する。工程(3)では、水性媒体中、第2シード粒子をシードとして、第3重合性ビニルモノマーを重合させて、粒子を製造する。第1重合性ビニルモノマーと第2重合性ビニルモノマーと第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する第1重合性ビニルモノマーの配合割合が9質量%以下である。第1重合性ビニルモノマーと第2重合性ビニルモノマーと第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する第2重合性ビニルモノマーの配合割合が10質量%以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、親水性の第1重合性ビニルモノマーを重合させて第1シード粒子を生成する工程(1)と、
前記水性媒体中、界面活性剤の存在下で、前記第1シード粒子をシードとして、第2重合性ビニルモノマーを重合させて第2シード粒子を生成する工程(2)と、
前記水性媒体中、前記第2シード粒子をシードとして、第3重合性ビニルモノマーを重合させて、粒子を製造する工程(3)と、を備え、
前記第1重合性ビニルモノマーと前記第2重合性ビニルモノマーと前記第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する前記第1重合性ビニルモノマーの配合割合が9質量%以下であり、
前記第1重合性ビニルモノマーと前記第2重合性ビニルモノマーと前記第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する前記第2重合性ビニルモノマーの配合割合が10質量%以下である、粒子の製造方法。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記第1重合性ビニルモノマーは、親水性基含有(メタ)アクリル酸エステル、および/または、(メタ)アクリル酸を含む、請求項1に記載の粒子の製造方法。
【請求項3】
前記第1重合性ビニルモノマーと前記第2重合性ビニルモノマーと前記第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する前記第1重合性ビニルモノマーの配合割合は、7.0質量%以下である、請求項1または請求項2に記載の粒子の製造方法。
【請求項4】
前記第1重合性ビニルモノマーと前記第2重合性ビニルモノマーと前記第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する前記第3重合性ビニルモノマーの配合割合は、80質量%以上である、請求項1または請求項2に記載の粒子の製造方法。
【請求項5】
前記水性媒体100質量部に対する前記界面活性剤の配合割合は、1.0質量部以下である、請求項1または請求項2に記載の粒子の製造方法。
【請求項6】
前記界面活性剤は、反応性界面活性剤を含む、請求項1または請求項2に記載の粒子の製造方法。
【請求項7】
前記界面活性剤は、非反応性界面活性剤を含み、
前記非反応性界面活性剤は、ノニオン性界面活性剤またはアニオン性界面活性剤を含有する、請求項1または請求項2に記載の粒子の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粒子の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、親水性の第1重合性ビニルモノマーを重合させてシード粒子を生成する工程と、水性媒体中、界面活性剤の存在下で、シード粒子をシードとして、第2重合性ビニルモノマーを重合させて粒子を製造する工程と、を備える、粒子の製造方法が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-075005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製造される粒子の用途および目的に応じて、粒子のサイズを小さくしたいという要求がある。例えば、粒子を塗料に配合する場合において、上記した要求は、スプレー塗装において塗料をノズルで吐出するときに、ノズルの目詰まりを抑制するために、粒子のサイズを小さくすることを含む。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の製造方法では、上記した要求を満足できないという不具合がある。
【0006】
本発明は、粒子のサイズを小さくできる、粒子の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明[1]は、水性媒体中、界面活性剤の不存在下で、親水性の第1重合性ビニルモノマーを重合させて第1シード粒子を生成する工程(1)と、前記水性媒体中、界面活性剤の存在下で、前記第1シード粒子をシードとして、第2重合性ビニルモノマーを重合させて第2シード粒子を生成する工程(2)と、前記水性媒体中、前記第2シード粒子をシードとして、第3重合性ビニルモノマーを重合させて、粒子を製造する工程(3)と、を備え、前記第1重合性ビニルモノマーと前記第2重合性ビニルモノマーと前記第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する前記第1重合性ビニルモノマーの配合割合が9質量%以下であり、前記第1重合性ビニルモノマーと前記第2重合性ビニルモノマーと前記第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する前記第2重合性ビニルモノマーの配合割合が10質量%以下である、粒子の製造方法を含む。
【0008】
本発明[2]は、前記第1重合性ビニルモノマーは、親水性基含有(メタ)アクリル酸エステル、および/または、(メタ)アクリル酸を含む、[1]に記載の粒子の製造方法を含む。
【0009】
本発明[3]は、前記第1重合性ビニルモノマーと前記第2重合性ビニルモノマーと前記第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する前記第1重合性ビニルモノマーの配合割合は、7.0質量%以下である、[1]または[2]に記載の粒子の製造方法を含む。
【0010】
本発明[4]は、前記第1重合性ビニルモノマーと前記第2重合性ビニルモノマーと前記第3重合性ビニルモノマーとの合計に対する前記第3重合性ビニルモノマーの配合割合は、80質量%以上である、[1]から[3]のいずれか一項に記載の粒子の製造方法を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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