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公開番号2024156701
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2024112215,2022541878
出願日2024-07-12,2020-08-05
発明の名称エアロゾル供給システム
出願人ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド,Nicoventures Trading Limited
代理人個人,個人,個人
主分類A24F 40/42 20200101AFI20241029BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】エアロゾル化可能な材料のための再充填可能なチャンバを備えたエアロゾル供給システムを提供する。
【解決手段】チャンバ40は、チャンバ内にエアロゾル化可能な材料を挿入するための開口部70を備え、エアロゾル供給システムは、取り外し可能なカバー部分と、締結機構104とを備える閉鎖手段100をさらに備え、閉鎖手段100は、取り付けられた第1の位置(FIG.3A)と、取り外された第2の位置(FIG.3B)とから移動可能であり、第2の位置(FIG.3B)において、閉鎖手段100がエアロゾル供給システムの残りの部分から完全に分離されるエアロゾル供給システム。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル化可能な材料のための再充填可能なチャンバを備えたエアロゾル供給システムであって、
前記チャンバは、前記チャンバ内にエアロゾル化可能な材料を挿入するための開口部を備え、
前記エアロゾル供給システムは、取り外し可能なカバー部分と、締結機構とを備える閉鎖手段をさらに備え、
前記閉鎖手段は、取り付けられた第1の位置と、取り外された第2の位置とから移動可能であり、前記第2の位置において、前記閉鎖手段が前記エアロゾル供給システムの残りの部分から完全に分離され、
前記エアロゾル供給システムは、前記第1の位置と前記第2の位置との間での前記閉鎖手段の移動がツールの使用を必要とするように構成され、
前記ツールは、前記閉鎖手段が前記取り外された第2の位置に移動され得るよう前記閉鎖手段と係合するように構成されており、
前記エアロゾル供給システムは、前記エアロゾル化可能な材料が前記チャンバ内に挿入されるときに前記チャンバから通気が通され得るために、前記チャンバの第2の開口部に延びる通気チャネルをさらに備えており、
前記カバー部分は前記第1の位置において前記通気チャネルを覆う、エアロゾル供給システム。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記ツールが前記閉鎖手段と係合される場合に、前記ツールは、前記取り外された第2の位置に前記閉鎖手段を移動すべくねじられるように構成されている、請求項1に記載のエアロゾル供給システム。
【請求項3】
前記閉鎖手段は凹部分を備え、前記ツールは、前記閉鎖手段が前記取り外された第2の位置に移動され得るよう前記ツールが前記閉鎖手段と係合することが可能となるために、前記凹部分内に収容されるように構成されている、請求項1又は2に記載のエアロゾル供給システム。
【請求項4】
前記開口部へのアクセスは、前記閉鎖手段が前記取り外された第2の位置にあるときに可能である、請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
【請求項5】
前記閉鎖手段と前記ツールのうちの少なくとも一方は、前記閉鎖手段と前記ツールのうちの他方の対応の凹部と係合するための突起を備える、請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
【請求項6】
前記チャンバは第1の端部を備え、前記開口部は前記第1の端部に配置されている、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
【請求項7】
前記締結機構はねじを有する、請求項1~6のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
【請求項8】
マウスピースをさらに備え、前記閉鎖手段が前記取り付けられた第1の位置に位置しているときに、前記閉鎖手段が前記マウスピースに隣接して位置するように配設されている、請求項1~7のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システム。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載のエアロゾル供給システムから閉鎖手段を移動させるときに使用するツール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、エアロゾル供給カートリッジ、並びにそれに関連するシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
eシガレットのようなエアロゾル供給システムは、一般には、部品の中でもとりわけ、典型的にはニコチンを含む原料液体又はエアロゾル化可能な材料などのエアロゾル前駆体材料のリザーバを備えたエアロゾル供給カートリッジを収容し、そこから例えば気化又は他の手段によってエアロゾルが生成される。エアロゾル供給カートリッジは、リザーバ内に収容されたエアロゾル前駆体材料に流体連通している、ヒータなどのエアロゾル生成構成要素をさらに備えてもよい。使用者がデバイスで吸入すると、エアロゾル生成構成要素が起動し、ある量のエアロゾル前駆体材料を気化させる。より具体的には、そのようなデバイスは通常、システムのマウスピースから離れて配置された1つ又は複数の空気流入孔を備える。使用者がマウスピースを吸引すると、空気が流入孔を通って吸い込まれ、エアロゾル生成構成要素を通過する。エアロゾル生成構成要素を通って吸い込まれた空気は流路に沿ってマウスピース開口部まで続き、これと一緒にエアロゾル生成構成要素から生成されたエアロゾルの一部を運ぶように、エアロゾル生成構成要素とマウスピースの開口部との間を接続する流路がある。エアロゾルを運ぶ空気は、使用者による吸入のためにマウスピース開口部を通ってエアロゾル供給システムから出る。
【0003】
典型的なエアロゾル生成構成要素はヒータを備える。エアロゾル前駆体材料は、一般には、エアロゾル生成構成要素にアクセスできるようにシステム内に配置される。例えば、エアロゾル生成構成要素は、デバイスの使用中に加熱されるワイヤである。エアロゾル前駆体材料とワイヤとの接触の結果として、ワイヤが使用中に加熱されると、エアロゾル前駆体材料は気化され、続いて凝縮してエアロゾルになり、次にこれは使用者によって吸入される。
【0004】
エアロゾル前駆体材料がワイヤと接触できる手段は様々であってもよい。エアロゾル前駆体材料が再充填可能なタンク又は他の再充填可能な貯蔵領域に自由に保持され、次いで加熱ワイヤに直接供給されることは珍しいことではない(加熱ワイヤは、それ自体、エアロゾル前駆体材料をワイヤに近接して保持するのを補助するウィックを備えてもよい)。
【0005】
そのような再充填可能なタンク又は貯蔵領域からのエアロゾル前駆体材料の漏出を抑制し、さらに使用者によるそのようなエアロゾル前駆体材料保持領域への不注意なアクセスを抑制するために、それに応じて構成されたエアロゾル供給システム/カートリッジを提供することが望ましい。
【発明の概要】
【0006】
第1の態様では、エアロゾル供給カートリッジと、カートリッジが取り付け可能な本体と、ツールとを備えたシステムが提供され、カートリッジは、エアロゾル化可能な材料のための再充填可能なチャンバを備え、チャンバは、チャンバ内にエアロゾル化可能な材料を挿入するための開口部を備え、カートリッジは、開口部へのアクセスを防止する閉鎖手段をさらに備え、閉鎖手段は、開口部へのアクセスが防止される第1の位置と、開口部へのアクセスが可能な第2の位置とから移動可能であり、カートリッジは、第1の位置と第2の位置との間での閉鎖手段の移動がツールの使用を必要とするように構成され、本体及びカートリッジのうちの少なくとも一方は、ツールを格納する区画を備え、ツールは区画から取り外し可能である。
【0007】
第2の態様では、エアロゾル化可能な材料のための再充填可能なチャンバを備えたエアロゾル供給システムが提供され、チャンバは、チャンバ内にエアロゾル化可能な材料を挿入するための開口部を備え、エアロゾル供給システムは、開口部へのアクセスを防止する閉鎖手段をさらに備え、閉鎖手段は、開口部へのアクセスが防止される第1の位置と、開口部へのアクセスが可能な第2の位置とから移動可能であり、エアロゾル供給システムは、第1の位置と第2の位置との間での閉鎖手段の移動がツールの使用を必要とするように構成され、エアロゾル供給システムは、ツールを格納する区画を備え、ツールは区画から取り外し可能である。
【0008】
第3の態様では、カートリッジと本体とを備えたエアロゾル供給システムで使用するためのエアロゾル供給カートリッジが提供され、カートリッジはエアロゾル化可能な材料のための再充填可能なチャンバを備え、チャンバは、チャンバ内にエアロゾル化可能な材料を挿入するための開口部を備え、エアロゾル供給カートリッジは、開口部へのアクセスを防止する閉鎖手段をさらに備え、閉鎖手段は、開口部へのアクセスが防止される第1の位置と、開口部へのアクセスが可能な第2の位置とから移動可能であり、エアロゾル供給カートリッジは、第1の位置と第2の位置との間での閉鎖手段の移動がツールの使用を必要とするように構成され、エアロゾル供給カートリッジは、ツールを格納する区画を備え、ツールは区画から取り外し可能である。
【0009】
第4の態様では、エアロゾル供給システムにおいてエアロゾル化可能な材料のためのチャンバを再充填する方法が提供され、エアロゾル供給システムは、エアロゾル化可能な材料のための再充填可能なチャンバを備え、チャンバは、チャンバ内にエアロゾル化可能な材料を挿入するための開口部を備え、エアロゾル供給システムは、開口部へのアクセスを防止する閉鎖手段をさらに備え、閉鎖手段は、開口部へのアクセスが防止される第1の位置と、開口部へのアクセスが可能な第2の位置とから移動可能であり、エアロゾル供給システムは、第1の位置と第2の位置との間での閉鎖手段の移動が、エアロゾル供給システムの区画内に格納されたツールの使用を必要とするように構成され、方法は、ツールをエアロゾル供給システムの区画から取り外すステップと、ツールを利用して閉鎖手段を第1の位置から第2の位置に移動させるステップと、チャンバにエアロゾル化可能な材料を充填するステップと、ツールを利用して閉鎖手段を移動させて第2の位置から第1の位置に戻すステップとを含む。
【0010】
第5の態様では、第1の態様~第3の態様のうちのいずれか1つによるシステムから閉鎖手段を移動させるときに使用するためのツールが提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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