TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024138083
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2024119331,2023016099
出願日
2024-07-25,2014-02-13
発明の名称
放射状に堅い喫煙物品フィルター
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24D
3/04 20060101AFI20240927BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】放射状に堅い喫煙物品フィルターたばこロッド、フィルターおよびたばこロッドおよびフィルターを接着するチッピング材料を含む喫煙物品が提供される。
【解決手段】フィルターは喫煙物品の下流末端セグメントを定義する濾過材料のプラグを含むフィルターであって、プラグは1つまたは複数のフィルターラッパーによって囲まれている。下流末端セグメントにおける喫煙物品の硬さは少なくとも約90%であり、および濾過材料はフィルターの最も遠い下流末端に伸びる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
喫煙物品であって:
たばこロッド;
前記喫煙物品の下流末端セグメントを定義する濾過材料のプラグを含むフィルターであって、前記プラグは1つまたは複数のフィルターラッパーによって囲まれているフィルター;および
前記たばこロッドおよび前記フィルターを接着するチッピング材料;
を含み、
前記下流末端セグメントにおける前記喫煙物品の硬さは少なくとも約90%であり、
前記濾過材料は前記フィルターの最も遠い下流末端に伸び;および前記1つまたは複数のフィルターラッパーは、1平方メートルあたり約50グラム~1平方メートルあたり約100グラムの間の坪量を有する、喫煙物品。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の喫煙物品であって、前記下流末端セグメントにおける前記喫煙物品の硬さは少なくとも約92%である、喫煙物品。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の喫煙物品であって、前記下流末端セグメントにおける前記喫煙物品の硬さは約94%以下である、喫煙物品。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の喫煙物品であって、前記喫煙物品の前記最も遠い下流末端の楕円率は、前記喫煙物品の前記最も遠い下流末端の50%の変形後、約25%未満である、喫煙物品。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の喫煙物品であって、前記喫煙物品の前記最も遠い下流末端の楕円率は、前記喫煙物品が喫煙試験に供された後で行われる、前記喫煙物品の前記最も遠い下流末端の50%の変形後、約25%未満である、喫煙物品。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の喫煙物品であって、前記1つまたは複数のフィルターラッパーは、1平方メートルあたり約65グラム~1平方メートルあたり約85グラムの間の坪量を有する、喫煙物品。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の喫煙物品であって、前記1つまたは複数のフィルターラッパーは前記フィルターラッパーの縦方向において少なくとも約0.08Nの曲げ剛性を有する、喫煙物品。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の喫煙物品であって、前記1つまたは複数のフィルターラッパーは前記フィルターラッパーの横方向において少なくとも約0.04Nの曲げ剛性を有する、喫煙物品。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の喫煙物品であって、前記フィルターは前記フィルターの全長に沿って伸びる濾過材料を含む、喫煙物品。
【請求項10】
喫煙物品のためのフィルターであって、前記フィルターは:
前記フィルターの下流末端セグメントを定義する濾過材料のプラグ;
前記濾過材料の前記プラグを囲んでいる1つまたは複数のフィルターラッパー;
を含み、
前記下流末端セグメントにおける前記フィルターの硬さは少なくとも約90%であり、
前記濾過材料は前記フィルターの前記最も遠い下流末端に伸び;および前記1つまたは複数のフィルターラッパーは、1平方メートルあたり約50グラム~1平方メートルあたり約100グラムの間の坪量を有する、フィルター。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は喫煙物品用のフィルターおよびフィルターを備えた喫煙物品に関連する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
紙巻たばこなどの可燃性喫煙物品は通常、たばこロッドを形成する紙ラッパーに囲まれた細かく切られたたばこ(普通はカットフィラーの形態)を備える。紙巻たばこは、その一方の端に点火し、細かく切られたたばこロッドを燃焼することにより、消費者によって使用される。次に、消費者は紙巻たばこの反対側の端(口側の端またはフィルター端)で引き込むことによって主流煙を受ける。細かく切られたたばこは一種類のたばこでも二種類以上のたばこの混合でもよい。
【0003】
喫煙物品、特に紙巻たばこは、たばこロッドまたはその他のエアロゾル形成基体と端と端が接する関係で整列されたフィルターを一般に含む。典型的には、フィルターは、フィルターおよびたばこロッドの隣接部分を覆うチッピングペーパーによってたばこロッドまたは基体に接着される酢酸セルローストウのプラグを含む。主流煙の換気はチッピングペーパー内のフィルターに沿った位置付近にある一列または複数列の穿孔によって達成できる。
【0004】
韓国などの一定の市場における一部の消費者は、喫煙物品を吸うとともに、フィルターの口側の端を噛んで楽しむ。消費者は噛む行為の間、フィルターがいくらかの抵抗を提供することを一般に望む。しかし、噛む行為はフィルター形状を変形させ得るし、その結果として喫煙経験に影響を及ぼし得る。また、消費者は、特に堅くないフィルターがより低い品質であることに気付き得る。
【0005】
従って、改善された噛む経験などの改善された知覚経験を消費者に提供する喫煙物品のためのフィルターを提供することが望ましいだろう。
【0006】
本発明の第1の態様によれば:たばこロッド;喫煙物品の下流末端セグメントを定義する濾過材料のプラグを含むフィルターであって、プラグは1つまたは複数のフィルターラッパーによって囲まれているフィルター;およびたばこロッドおよびフィルターを接着するチッピング材料;を含む喫煙物品であって、下流末端セグメントにおける喫煙物品の硬さは少なくとも約90%である喫煙物品であり、濾過材料はフィルターの最も遠い下流末端に伸び、および1つまたは複数のフィルターラッパーは1平方メートルあたり約50グラム~1平方メートルあたり約100グラムの間の坪量を有する喫煙物品が提供される。
【0007】
本発明の発明者は、喫煙経験の間に消費者が喫煙物品フィルターの口側の端を噛んで楽しむことができるように、口側の端が少なくとも約90%の硬さを有しなければならないことを見いだした。これは、噛む経験をより楽しくするために、消費者に十分な抵抗を提供する。硬さが約90%未満である場合、口側の端は消費者にとってあまりに柔軟で、柔らかいと見なされる。加えて、フィルタープラグの濾過材料は、喫煙物品の最も遠い下流末端、口側の端に伸びる。すなわち、フィルターの口側の端は満たされ、および空洞または中空口側の端を形成しない。これは、消費者にさらなる抵抗を提供し得るし、これが噛む経験をさらに改善し得る。中空口側の端と対照的に、フィルターの口側の端は、噛まれる時に圧壊しないだろう。
【0008】
口側の端において少なくとも90%の硬さを有するフィルターを提供すること、および口側の端に伸びる濾過材料を提供することによって、消費者にとっての知覚経験全体が改善され得る。これはフィルター口側の端が消費者にとって楽しめる噛むための変形に対する十分な抵抗性を提供するためであり、および全体の品質がより高いと知覚され得る。
【0009】
本明細書において、用語「上流」および「下流」は、主流煙がフィルターを通して喫煙物品の点火する末端から吸い込まれる時の主流煙の方向に対する、フィルターまたは喫煙物品のエレメント間の相対的位置を記述するために使用される。主流煙は喫煙物品の長さに対して一般的に平行に、長軸方向に流れる。喫煙物品の横断する方向は長軸方向と直角を成す。
【0010】
本明細書の全体にわたって使用される用語「硬さ」は、変形するための抵抗を意味する。硬さは割合として一般に表現される。図1は負荷Fをかける前の紙巻たばこ101および負荷Fをかけている間の同じ紙巻たばこ103を示す。負荷Fがかけられる前の紙巻たばこ101は、直径D
S
を有する。設定期間中に設定負荷をかけた後の(しかしまだ負荷がかけられている)紙巻たばこ103は、(減少した)直径D
d
を有する。押し下げは、d = D
S
- D
d
である。
図1を参照して、硬さは:
JPEG
2024138083000002.jpg
14
160
によって示され、式中D
S
は本来の(押し下げられていない)紙巻たばこ直径であり、およびD
d
は設定期間中に設定負荷をかけられた後の押し下げられた直径である。材料がより硬いほど、硬さは100%により近い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ニチコン株式会社
エアロゾル発生装置およびその製造方法
16日前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
3日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
非燃焼式吸引器
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
12日前
日本たばこ産業株式会社
吸引成分生成装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル吸引器
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引成分生成装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置
3日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
19日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
26日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
24日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
26日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
17日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
19日前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
26日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
24日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
加熱式揮発物吸引カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置、制御方法、及びプログラム
9日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
26日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
26日前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ及び部材
24日前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ用のエアロゾル形成部材、エアロゾル冷却部材及び通気部
16日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
26日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
26日前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ及び支持部材
1か月前
日本たばこ産業株式会社
カートリッジ及び非燃焼型香味吸引器
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置の電源ユニット
1か月前
続きを見る
他の特許を見る