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公開番号2024147330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060273
出願日2023-04-03
発明の名称構造体、機器、製造装置、及び物品の製造方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B21D 39/03 20060101AFI20241008BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約【課題】接合構造部の接合強度が高い構造体を提供すること。
【解決手段】構造体は、互いに重ね合わされ、互いに接合された2つ以上の金属部材を含む部材群を備える。前記部材群は、第1主面と、前記第1主面とは反対の側の第2主面と、接合構造部と、を有する。前記接合構造部は、前記第1主面に対して第1方向に突出する突出部と、前記第2主面に対して前記第1方向に凹む穴部と、前記2つ以上の金属部材のうち互いに隣接する第1金属部材及び第2金属部材が金属結合された金属結合部と、を有する。前記金属結合部は、前記第1方向において前記穴部の底面に重ならない第1結合部分を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
互いに重ね合わされ、互いに接合された2つ以上の金属部材を含む部材群を備え、
前記部材群は、第1主面と、前記第1主面とは反対の側の第2主面と、接合構造部と、を有し、
前記接合構造部は、
前記第1主面に対して第1方向に突出する突出部と、
前記第2主面に対して前記第1方向に凹む穴部と、
前記2つ以上の金属部材のうち互いに隣接する第1金属部材及び第2金属部材が金属結合された金属結合部と、を有し、
前記金属結合部は、前記第1方向において前記穴部の底面に重ならない第1結合部分を含む、
ことを特徴とする構造体。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記金属結合部は、前記第1方向において前記穴部の前記底面に重なる第2結合部分を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の構造体。
【請求項3】
前記第1結合部分と前記第2結合部分とは、離間している、
ことを特徴とする請求項2に記載の構造体。
【請求項4】
前記突出部は、前記第1方向に直交する第2方向において前記第1結合部分に重なる凹部を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の構造体。
【請求項5】
前記凹部は、前記突出部の側壁面に対して前記第2方向に凹んでいる、
ことを特徴とする請求項4に記載の構造体。
【請求項6】
前記側壁面に対する前記凹部の前記第2方向の最大深さは、0.2mm以上0.6mm以下である、
ことを特徴とする請求項5に記載の構造体。
【請求項7】
前記凹部は、前記第1主面から前記第1方向に遠ざかるにつれて前記側壁面に対する前記第2方向の深さが増加するよう傾斜する傾斜面を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の構造体。
【請求項8】
前記側壁面に対する前記傾斜面の傾斜角度が30°以上70°以下である、
ことを特徴とする請求項7に記載の構造体。
【請求項9】
前記突出部は、周方向に互いに間隔をあけて配置された複数の前記凹部を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の構造体。
【請求項10】
前記穴部は、前記第1方向に直交する第3方向において前記第1結合部分に重なる凹部を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、2つ以上の金属部材を互いに接合する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、互いに重ね合わせた2つ以上の金属部材を含む構造体において、熱変形による寸法変化や軽量化の観点で、溶接やビス締めを行わず、プレス成形で金属部材同士を接合することが知られている。例えば、特許文献1には、ダイの上に重ねて設置された2つの金属部材をパンチによる押圧で接合構造を形成することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-290152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、構造体の小型化に伴い、2つ以上の金属部材を接合する接合構造部においても小型化が求められてきている。そして、小型化した接合構造部においても高い接合強度が求められてきている。
【0005】
本開示は、接合構造部の接合強度が高い構造体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様は、互いに重ね合わされ、互いに接合された2つ以上の金属部材を含む部材群を備え、前記部材群は、第1主面と、前記第1主面とは反対の側の第2主面と、接合構造部と、を有し、前記接合構造部は、前記第1主面に対して第1方向に突出する突出部と、前記第2主面に対して前記第1方向に凹む穴部と、前記2つ以上の金属部材のうち互いに隣接する第1金属部材及び第2金属部材が金属結合された金属結合部と、を有し、前記金属結合部は、前記第1方向において前記穴部の底面に重ならない第1結合部分を含む、ことを特徴とする構造体である。
【0007】
本開示の第2態様は、冷間鍛造により2つ以上の金属部材を含む部材群の一部分を塑性変形させて前記2つ以上の金属部材を互いに接合させるのに用いられるダイ及びパンチを有する製造装置であって、前記ダイは、前記パンチに対応する位置に開口を画成する側壁面と、前記側壁面に設けられた凸部と、を有する、ことを特徴とする製造装置である。
【0008】
本開示の第3態様は、冷間鍛造により2つ以上の金属部材を含む部材群の一部分を塑性変形させて前記2つ以上の金属部材を互いに接合させるのに用いられるダイ及びパンチを有する製造装置であって、前記パンチは、側壁面と、前記側壁面に設けられた凸部と、を有する、ことを特徴とする製造装置である。
【0009】
本開示の第4態様は、2つ以上の金属部材が互いに接合された物品の製造方法であって、前記2つ以上の金属部材を含む部材群をダイに設置するステップと、パンチを前記ダイに向かう所定方向に前記部材群に対して相対的に移動させて前記部材群の一部分を前記パンチで押圧し、前記部材群の一部分を塑性変形させて前記2つ以上の金属部材を互いに接合する接合構造部を形成するステップと、を有し、前記接合構造部を形成するステップにおいて、前記パンチにより前記所定方向に前記部材群の一部分を押圧した際に、前記パンチ及び前記ダイの少なくとも一方により、前記所定方向と交差する方向に前記部材群を押圧することで、前記所定方向において前記パンチに重ならない位置に、前記2つ以上の金属部材のうち互いに隣接する第1金属部材及び第2金属部材を互いに金属結合させた結合部分を形成する、ことを特徴とする物品の製造方法である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、接合構造部の接合強度が高い構造体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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