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公開番号2024146590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023059587
出願日2023-03-31
発明の名称光学積層体及び画像表示装置
出願人日東電工株式会社
代理人弁理士法人青藍国際特許事務所,個人,個人
主分類G02B 5/30 20060101AFI20241004BHJP(光学)
要約【課題】光学積層体を用いて作製された画像表示装置において、狭い接触面積で小物体が画面に衝突したり画面を押圧したりした場合であっても、表示不良の抑制に適した光学積層体を提供する。
【解決手段】光学積層体10Aは、第一光学フィルム1、第一粘着シート2、第二光学フィルム3、及び第二粘着シート4がこの順に積層された構成を有する。第一粘着シート2の厚みT1は、30μm以上1000μm以下である。加えて、第一粘着シートの破断伸度は、500%以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一光学フィルム、第一粘着シート、第二光学フィルム、及び第二粘着シートがこの順に積層された光学積層体であって、
前記第一粘着シートの厚みT
1
は、30μm以上1000μm以下であり、前記第一粘着シートの破断伸度は、500%以下である、光学積層体。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記第一粘着シートは、単量体群及び/又は前記単量体群の部分重合物を含む、光硬化型の粘着剤組成物(I)から形成されている、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項3】
前記光硬化型の粘着剤組成物(I)は、架橋剤を含み、前記光硬化型の粘着剤組成物(I)における前記架橋剤の配合量は、前記単量体群及び前記部分重合物の合計100重量部に対して0.4重量部以上20重量部以下である、請求項2に記載の光学積層体。
【請求項4】
前記光学積層体の厚みTは、200μm以上である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項5】
前記第二光学フィルムは、複数の層を含み、
前記複数の層は、偏光子と、前記偏光子と前記第二粘着シートとの間に配置された少なくとも1つのフィルムとを含み、
前記少なくとも1つのフィルムの光弾性係数は、それぞれ4×10
-11

2
/N以下である、請求項1に記載の光学積層体。
【請求項6】
請求項1に記載の光学積層体を備えた、画像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学積層体及び画像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、液晶表示装置及びエレクトロルミネセンス(EL)表示装置(例えば、有機EL表示装置、無機EL表示装置)に代表される画像表示装置が急速に普及している。これら各種の画像表示装置は、例えば、液晶セル、EL発光素子等の画像表示セルと、光学積層体と、の積層構造を有している。光学積層体は、位相差フィルム及び偏光フィルム等の光学フィルムと粘着シートとを備える。粘着シートは、主に、光学積層体に含まれるフィルム間の接合や、画像表示セルと光学積層体との接合に使用される。
【0003】
特許文献1は、光学フィルム用粘着剤組成物、及びこの組成物から得られた粘着剤層を少なくとも片方の面に設けた光学フィルムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-158702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像表示装置の使用時及び運搬時において、狭い接触面積で小物体が画面に衝突したり画面を押圧したりすることによって、画像表示装置に大きな負荷がかかることがある。光学積層体を用いて作製された画像表示装置に上記した負荷がかかると、光学積層体に含まれる光学フィルムに損傷が生じる場合がある。光学積層体の損傷は、画像表示装置の表示不良の原因になりうる。
【0006】
そこで、本発明は、光学積層体を用いて作製された画像表示装置において、狭い接触面積で小物体が画面に衝突したり画面を押圧したりした場合であっても、表示不良の抑制に適した光学積層体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
第一光学フィルム、第一粘着シート、第二光学フィルム、及び第二粘着シートがこの順に積層された光学積層体であって、
前記第一粘着シートの厚みT
1
は、30μm以上1000μm以下であり、前記第一粘着シートの破断伸度は、500%以下である、光学積層体を提供する。
【0008】
さらに本発明は、
上記の光学積層体を備えた、画像表示装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、光学積層体を用いて作製された画像表示装置において、狭い接触面積で小物体が画面に衝突したり画面を押圧したりした場合であっても、表示不良の抑制に適した光学積層体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る光学積層体の一例を模式的に示す断面図である。
図2は、第一粘着シートの製造方法の一例を説明するための模式図である。
図3は、第一粘着シートの製造方法の別の一例を説明するための模式図である。
図4Aは、第二光学フィルムの一例を模式的に示す断面図である。
図4Bは、第二光学フィルムの別の一例を模式的に示す断面図である。
図5は、本実施形態に係る光学積層体の別の一例を模式的に示す断面図である。
図6は、本実施形態に係る画像表示装置の一例を模式的に示す断面図である。
図7は、実施例1~4、6、及び比較例1~4に係る光学積層体を模式的に示す断面図である。
図8は、実施例5に係る光学積層体を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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