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公開番号
2024124177
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023032170
出願日
2023-03-02
発明の名称
車両用表示装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
37/00 20240101AFI20240905BHJP(車両一般)
要約
【課題】カバーパネルがリアケースに沿って湾曲形成され、オンダッシュ搭載されるものにおいて、リアケースの強度を効果的に上げることのできる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両のダッシュボード上に立ち姿勢となるように搭載された車両用表示装置において、底面部131の背面側には、三角形、四角形、あるいは六角形の筒状体が、それぞれ単独状態で、あるいは混合状態で並べられて、筒状体の各壁部133aによって形成される背面補強リブ133が設けられており、背面補強リブのうち、底面部の下辺1312側から上辺1311側となる所定方向に対して所定の角度差を許容して、所定方向に沿うように連続的に繋がる連続リブ1331の高さh1が、所定値に設定され、背面補強リブのうち、連続リブを除き、所定方向に対して交差する交差リブ1332の高さh2が、所定値よりも低く設定されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
単体状態で平面状を成して、画像を表示する表示部(110)と、
前記単体状態で前記平面状を成して、前記表示部の視認側に接合される透明なカバー部材(120)と、
矩形状を成して前記表示部の背面側に配設される底面部(131)を有し、前記底面部が湾曲形成されており、前記底面部に沿うように強制的に湾曲された前記表示部および前記カバー部材を支持する筐体(130)と、を備え、
車両のダッシュボード上に立ち姿勢となるように搭載された車両用表示装置であって、
前記底面部の背面側には、三角形、四角形、あるいは六角形の筒状体が、それぞれ単独状態で、あるいは混合状態で並べられて、前記筒状体の各壁部(133a)によって形成される背面補強リブ(133)が設けられており、
前記背面補強リブのうち、前記底面部の下辺(1312)側から上辺(1311)側となる所定方向に対して所定の角度差を許容して、前記所定方向に沿うように連続的に繋がる連続リブ(1331)の高さ(h1)が、所定値に設定され、
前記背面補強リブのうち、前記連続リブを除き、前記所定方向に対して交差する交差リブ(1332)の高さ(h2)が、前記所定値よりも低く設定された車両用表示装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記底面部には、4辺のうち、少なくとも前記上辺に沿う領域に、断面がU字状のUリブ(134)が形成された請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記Uリブの内側には、対向する壁部同士を接続する接続リブ(1341)が形成された請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記UリブのU字状底部には、前記底面部の背面側に延びる延設リブ(1342)が形成された請求項2に記載の車両用表示装置。
【請求項5】
前記表示部には、表示制御用の駆動回路(150)が、フレキシブル配線(151)を介して接続されており、
前記フレキシブル配線は、前記底面部に形成された矩形状の挿通孔(131a)に挿通されており、
前記挿通孔の少なくとも1辺に沿う領域には、前記底面部の背面側に延びる補強リブ(135)が形成された請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項6】
前記底面部には、背面側に突出する台座部(136)が形成された請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項7】
前記背面補強リブの前記各壁部は、前記底面部の上辺と下辺とを結ぶ仮想面(VP)に対して、直交する方向に設定された請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項8】
前記筐体は、重量6.8kg、直径165mmのインパクターが、速度5.4m/sで打撃されたときに、時間3msの間、発生加速度が80Gを超えないように設定された請求項1~請求項7のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用表示装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の車両用表示装置は、ディスプレイパネル(表示部)を収容するキャビネット(筐体)の外周部に、断面がL字で額縁状を成す金属製のエッジブラケットが取付られている。ディスプレイパネルの視認者側には、ガラス製のカバープレート(カバーパネル)が設けられている。そして、カバープレートの外周部(縁部分)は、接着層を介してエッジブラケットに接着されており、カバープレートの縁表面(板厚の見える面)は、エッジブラケットの立ち壁(第2の部分)によって、保護(割れ防止)されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6074498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、湾曲形成された筐体に沿うように、カバーパネルおよび表示部が強制的に曲げられて筐体に装着される車両用表示装置(曲面ディスプレイ装置)では、曲げ性を確保するために、カバーパネルの板厚は相対的に薄いものが選定される。また、この車両用表示装置が、車両のダッシュボードに対して立ち姿勢となるオンダッシュ搭載であると、車両衝突時の乗員の頭部の衝突による外力や、乗車や降車時に乗員が車両用表示装置に手を置いて体を支えることによる外力等を受ける場合がある。このような場合、筐体が変形して、この変形に伴って、カバーパネルが割れることがある。上記の特許文献1では、このようなカバーパネルの割れを防止できない。
【0005】
本開示の目的は、上記問題に鑑み、カバー部材が筐体に沿って湾曲形成され、オンダッシュ搭載されるものにおいて、筐体の強度を効果的に上げることのできる車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0007】
本開示では、単体状態で平面状を成して、画像を表示する表示部(110)と、
単体状態で平面状を成して、表示部の視認側に接合される透明なカバー部材(120)と、
矩形状を成して表示部の背面側に配設される底面部(131)を有し、底面部が湾曲形成されており、底面部に沿うように強制的に湾曲された表示部およびカバー部材を支持する筐体(130)と、を備え、
車両のダッシュボード上に立ち姿勢となるように搭載された車両用表示装置であって、
底面部の背面側には、三角形、四角形、あるいは六角形の筒状体が、それぞれ単独状態で、あるいは混合状態で並べられて、筒状体の各壁部(133a)によって形成される背面補強リブ(133)が設けられており、
背面補強リブのうち、底面部の下辺(1312)側から上辺(1311)側となる所定方向に対して所定の角度差を許容して、所定方向に沿うように連続的に繋がる連続リブ(1331)の高さ(h1)が、所定値に設定され、
背面補強リブのうち、連続リブを除き、所定方向に対して交差する交差リブ(1332)の高さ(h2)が、所定値よりも低く設定されている。
【0008】
この開示によれば、底面部の背面側に背面補強リブが設けられているので、単純に底面部の板厚を厚くして、剛性を上げる場合に比べて、板厚や重量の増加を抑制しつつ、底面部(筐体)の強度を効果的に上げることができる。
【0009】
また、背面補強リブは、並べられた筒状体の各壁部によって形成されており、連続リブの高さが所定値に設定され、交差リブの高さが所定値よりも低くなるように設定されている。よって、筐体を射出成形する場合に、底面部の上辺側、あるいは下辺側から材料を射出することで、連続リブによって材料の流れ性が向上されて材料引けの抑制された筐体を成形することが可能となる。材料引けが抑制されることで、筐体の強度を充分に確保することが可能となる。
【0010】
また、表示部で発生した熱が底面部の背面側の空気に伝達されるが、温度上昇した空気は、隣り合う連続リブの間を通り、交差リブの上端部を通過して、下辺側から上辺側に移動しやすくなり、放熱効果を高めることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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