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公開番号2024121621
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028822
出願日2023-02-27
発明の名称ワイヤーハーネス連結部材および回転コネクタ装置
出願人古河電気工業株式会社,古河AS株式会社
代理人個人,個人
主分類H02G 3/30 20060101AFI20240830BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ワイヤーハーネスと周辺部材との干渉に起因する不具合を低減できるワイヤーハーネス連結部材を提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネス連結部材は、第1連結部、第2連結部、および移動抑制部を備える。第1連結部は、バンドを介してワイヤーハーネスに連結されるように構成される。第2連結部は、車両に連結されるように構成される。移動抑制部は、第1連結部がワイヤーハーネスに連結される状態で第1連結部に対するワイヤーハーネスの移動を抑制する。移動抑制部は、突出部および凹部の少なくとも1つを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
バンドを介してワイヤーハーネスに連結されるように構成される第1連結部と、
車両に連結されるように構成される第2連結部と、
前記第1連結部が前記ワイヤーハーネスに連結される状態で前記第1連結部に対する前記ワイヤーハーネスの移動を抑制する移動抑制部と、を備え、
前記移動抑制部は、突出部および凹部の少なくとも1つを含む、
ワイヤーハーネス連結部材。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記突出部および前記凹部の前記少なくとも1つは、前記第1連結部が前記ワイヤーハーネスに連結される状態で前記第1連結部に対する前記ワイヤーハーネスの前記移動を抑制するように前記ワイヤーハーネスと接触可能である、
請求項1に記載のワイヤーハーネス連結部材。
【請求項3】
前記突出部および前記凹部の前記少なくとも1つは、第1方向および第2方向の一方に延び、
前記第1方向は、前記第1連結部が前記ワイヤーハーネスに連結される状態で前記ワイヤーハーネスの長手方向と交差するように定義され、
前記第2方向は、前記第1連結部が前記ワイヤーハーネスに連結される状態で前記ワイヤーハーネスの前記長手方向に沿って定義される、
請求項1または2に記載のワイヤーハーネス連結部材。
【請求項4】
前記突出部は、第3方向に前記第1連結部から突出し、
前記第3方向は、前記第1方向および前記第2方向のそれぞれに垂直に定義される、
請求項3に記載のワイヤーハーネス連結部材。
【請求項5】
前記突出部は、前記第1方向および前記第2方向の前記一方に定義される突出部長さと、前記第3方向に定義される突出部高さと、を有し、
前記突出部長さは、前記突出部高さよりも長い、
請求項4に記載のワイヤーハーネス連結部材。
【請求項6】
前記凹部は、前記第1連結部上に設けられ、第3方向に凹んでおり、
前記第3方向は、前記第1方向および前記第2方向のそれぞれに垂直に定義される、
請求項3から5のいずれか一項に記載のワイヤーハーネス連結部材。
【請求項7】
前記凹部は、前記第1方向および前記第2方向の前記一方に定義される凹部長さと、前記第3方向に定義される凹部高さと、を有し、
前記凹部高さは、前記凹部深さよりも長い、
請求項6に記載のワイヤーハーネス連結部材。
【請求項8】
前記突出部は、第1突出部と、第2突出部と、を含み、
前記第1突出部は、前記第2突出部から間隔を空けて配置され、
前記凹部は、前記第1突出部と前記第2突出部との間に設けられる、
請求項3から7のいずれか一項に記載のワイヤーハーネス連結部材。
【請求項9】
前記第1連結部は、前記第1連結部が前記ワイヤーハーネスに連結される状態で前記バンドが部分的に内部に配置されるバンド連結孔を含む、
請求項1から8のいずれか一項に記載のワイヤーハーネス連結部材。
【請求項10】
前記ワイヤーハーネスに前記第1連結部を連結するように構成される前記バンドをさらに備え、
前記バンドは、前記第1連結部と別部材であり、
前記バンドは、前記バンドを介して前記ワイヤーハーネスに前記第1連結部が連結される状態で前記バンド連結孔内に部分的に配置される、
請求項9に記載のワイヤーハーネス連結部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤーハーネス連結部材および回転コネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コネクタ部(2Bおよび3B)を有する回転コネクタ(1)が記載される。回転コネクタ(1)は、例えば、ステアリングホイールに設けられる装置とワイヤーハーネスをよびコネクタ部(2B)を介して電気的に接続される。回転コネクタ(1)は、例えば、車体に設けられる装置とワイヤーハーネスおよびコネクタ部(3B)とを介して電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開WO2017/208544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤーハーネスのコネクタ部を車両に接続する際、ワイヤーハーネスのコネクタ部以外の部分を車両に連結しておくと、ワイヤーハーネスのコネクタ部を装置に接続する作業が容易になる。したがって、ワイヤーハーネスのコネクタ部以外の部分を車両に連結するために連結部品が用いられている。
【0005】
一方で、ワイヤーハーネスに外力が加わると、ワイヤーハーネスが連結部品に対して移動する可能性がある。連結部品に対するワイヤーハーネスの移動量が大きい場合、例えば、ワイヤーハーネスが周辺部材に干渉し、ワイヤーハーネスおよび周辺部材の少なくとも1つが損耗したりワイヤーハーネスが周辺部材の動作に影響を及ぼしたりする可能性がある。
【0006】
本開示の課題の1つは、例えば、ワイヤーハーネスと周辺部材との干渉に起因する不具合を低減できるワイヤーハーネス連結部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の特徴によれば、ワイヤーハーネス連結部材は、第1連結部、第2連結部、および移動抑制部を備える。第1連結部は、バンドを介してワイヤーハーネスに連結されるように構成される。第2連結部は、車両に連結されるように構成される。移動抑制部は、第1連結部がワイヤーハーネスに連結される状態で第1連結部に対するワイヤーハーネスの移動を抑制する。移動抑制部は、突出部および凹部の少なくとも1つを含む。
【0008】
第1の特徴に係るワイヤーハーネス連結部材では、第1連結部がワイヤーハーネスに連結される状態で第1連結部に対するワイヤーハーネスの移動が移動抑制部により抑制されるので、移動抑制部を有していないワイヤーハーネス連結部材に比べて、ワイヤーハーネスに外力が加わった場合にワイヤーハーネスが周辺部材に干渉しにくくなる。したがって、ワイヤーハーネスに外力が加わった場合にワイヤーハーネスと周辺部材との干渉に起因する不具合を低減できる。
【0009】
第2の特徴によれば、第1の特徴に係るワイヤーハーネス連結部材において、突出部および凹部の少なくとも1つは、第1連結部がワイヤーハーネスに連結される状態で第1連結部に対するワイヤーハーネスの移動を抑制するようにワイヤーハーネスと接触可能である。
【0010】
第2の特徴に係るワイヤーハーネス連結部材では、突出部および凹部の少なくとも1つがワイヤーハーネスと接触可能であるので、移動抑制部とワイヤーハーネスとの間の摩擦力を高めることができ、第1連結部に対するワイヤーハーネスの移動を確実に抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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