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公開番号2024120981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2024107188,2022066716
出願日2024-07-03,2022-04-14
発明の名称ペダル装置及び電子鍵盤楽器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類G10H 1/32 20060101AFI20240829BHJP(楽器;音響)
要約【課題】装置毎の操作感覚を均一としたペダル装置及び電子鍵盤楽器を提供する。
【解決手段】ペダル装置50は、回動可能に支持されるペダル52と、基板161に設けられ、ペダル52に連動して回動可能な回転軸162bを備えるロータリボリューム162と、ロータリボリューム162における回転軸162b周りの非回転部162c及び基板161に係合する係合部材163と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
回動可能に支持されるペダルと、
基板に設けられ、前記ペダルに連動して回動可能な回転軸を備えるロータリボリュームと、
前記ロータリボリュームにおける前記回転軸周りの非回転部及び前記基板に係合する係合部材と、
を有するペダル装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記回転軸の回転量に応じて、前記ペダルの踏み込み量を導出するプロセッサを備える、請求項1に記載のペダル装置。
【請求項3】
前記係合部材は、前記基板に挿入可能なボスを有する、請求項1又は請求項2に記載のペダル装置。
【請求項4】
前記係合部材は、前記基板に当接する当接面を有する、請求項3に記載のペダル装置。
【請求項5】
前記係合部材は、前記回転軸の軸方向に貫通する支持孔部を有し、
前記支持孔部には、前記非回転部が挿入される、請求項4に記載のペダル装置。
【請求項6】
前記係合部材の当接部と当接することで前記係合部材における前記回転軸の軸方向への移動を規制する第1規制部を備えて前記基板に設けられる前記ロータリボリュームを覆うカバー部材を有する、請求項5に記載のペダル装置。
【請求項7】
前記回転軸には、前記ペダルのアーム部と係合するカム部を備えるカム部材が設けられ、
前記カム部材における前記回転軸の軸方向への移動を規制する第2規制部を備える枠状部を有する、請求項6に記載のペダル装置。
【請求項8】
一方の脚部が前記カム部材に係止し、他方の脚部が前記枠状部に係止するねじりコイルばねを有する、請求項7に記載のペダル装置。
【請求項9】
請求項8に記載のペダル装置を備えた電子鍵盤楽器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペダル装置及び電子鍵盤楽器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ペダルの踏み込み量を検出するロータリボリューム等のセンサを備えたペダル装置が開示されている。特許文献1には、ペダルの踏み込み操作により、ペダルの伝達部を介してセンサのレバー部が押圧されて、ペダルの踏み込み量が検出されるセンサが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-180511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転軸を備えるセンサであるロータリボリュームは、当該回転軸の軸心が水平方向となるよう配置され、この回転軸にレバーが設けられている。この回転軸は、ペダルの踏み込み操作により、レバーが押圧されて回転する。ここで、ロータリボリュームの取付位置が装置毎に異なると、装置毎にペダルの踏み込み量の検出値が異なることがある。すると、装置毎にペダルの操作感覚が異なってしまうことがある。
【0005】
本発明は、装置毎の操作感覚を均一としたペダル装置及び電子鍵盤楽器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るペダル装置は、回動可能に支持されるペダルと、基板に設けられ、前記ペダルに連動して回動可能な回転軸を備えるロータリボリュームと、前記ロータリボリュームにおける前記回転軸周りの非回転部及び前記基板に係合する係合部材と、を有する。
【0007】
本発明に係る電子鍵盤楽器は、上述のペダル装置を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、装置毎の操作感覚を均一としたペダル装置及び電子鍵盤楽器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るペダル装置を備える電子鍵盤楽器の斜視図である。
本発明の実施形態に係るペダル装置のペダルケースの一部を断面とした斜視図である。
本発明の実施形態に係るペダル装置のペダルケースと前板金部材を省略して示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るペダル装置の図2のIV-IV断面図である。
本発明の実施形態に係るペダル装置のセンサユニットと基板を示す、右方から見た分解斜視図である。
本発明の実施形態に係るペダル装置のセンサユニットと基板を示す、左方から見た分解斜視図である。
本発明の実施形態に係るペダル装置のセンサユニットを右方から見た側面図である。
本発明の実施形態に係るペダル装置の図7のVIII-VIII断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1に示す電子鍵盤楽器10は、基板やスピーカ等が内部に設けられる楽器ケース14を備える。楽器ケース14には、複数の白鍵11と黒鍵12を備えるフルサイズ(88鍵)の鍵盤13が設けられている。楽器ケース14(電子鍵盤楽器10)の下面には、4本の脚21を備える脚部20が接続されている。電子鍵盤楽器10は、脚部20により支持されている。なお、以下の説明においては、鍵盤13の手前側を前側、その反対側を後側とし、鍵盤13に向かって左側を左、右側を右とし、鍵盤側を上、脚部20側を下として説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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