TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024120004
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2024098135,2021182163
出願日2024-06-18,2020-11-11
発明の名称加熱式タバコ用カートリッジ
出願人Future Technology株式会社
代理人
主分類A24D 1/20 20200101AFI20240827BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】タバコまたは非タバコ植物を材料とするタバコ充填物を有する加熱式タバコに用いられる加熱式タバコ用支持部材及びこれを有する加熱式タバコ用カートリッジを提供する。
【解決手段】加熱式タバコ用カートリッジは、加熱されることにより、エアロゾルを発生するタバコ充填物集積体と、フィルタと、タバコ充填物集積体とフィルタとの間に配置される支持部材13と、冷却部材と、タバコ充填物集積体、フィルタ、冷却部材及び支持部材の外周に巻かれた包装部材と、を備え、支持部材は、外側の表面に複数の凹凸部45を有する外周部を有する。上記加熱式タバコ用カートリッジにおいて、複数の凹凸部45は、周方向に沿って設けられてもよい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
加熱されることにより、エアロゾルを発生するタバコ充填物集積体と、
フィルタと、
前記タバコ充填物集積体と前記フィルタとの間に配置され、タバコ充填物からの気流を通すと共に、タバコ充填物を一端部から支持する円筒状の支持部材と、
前記支持部材と前記フィルタの間に、冷却部材と、
前記タバコ充填物集積体、前記フィルタ、前記冷却部材、及び前記支持部材の外周に巻かれた包装部材と、を備え、
前記支持部材は、第1端面と第2端面及び周面部を有し、前記第1端面から前記第2端面までを貫通する孔部を有し、
前記第1端面は、孔部の部分が空隙で、それ以外の部分が中実であり、該中実部分が前記タバコ充填物集積体の端面に当接し、前記周面部の表面に複数の凹凸部を有し、
前記複数の凹凸部は、周方向に沿って設けられており、
前記複数の凹凸部の各々は、前記支持部材の第1端面から第2端面までの長さ方向全長
に渡るように形成され、
前記複数の凹凸部は、9個以上の凸部を含み、
前記支持部材の外径は、前記凹凸部の高さの10倍以上であり、
前記タバコ充填物集積体は、長尺状のタバコ充填物が 長さ方向に沿って束状とされる、
ことを特徴とする、加熱式タバコ用カートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タバコまたは非タバコ植物を材料とするタバコ充填物を有する加熱式タバコに用いられる加熱式タバコ用支持部材及びこれを有する加熱式タバコ用カートリッジに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、タバコの禁煙の傾向に合わせるために、火炎を用いることなく、タバコの成分を含むカートリッジを加熱して、気化したタバコ成分を吸引することで、タバコを楽しむための加熱式タバコ製品が普及し始めている。加熱式タバコ用カートリッジは、加熱式タバコ本体が有するブレード等の加熱体が差し込まれて加熱されるタバコ充填物と、吸口に設けられるフィルタと、タバコ充填物とフィルタの間に設けられる支持部材とを有し、これらが紙等の包装部材で巻かれることで形成される。このような加熱式タバコ用支持部材及び加熱式タバコ用カートリッジとして、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
【0003】
また、特許文献2の加熱式タバコでは、加熱式タバコカートリッジのエアロゾル形成基材に加熱要素を挿入してエアロゾル形成基材を加熱し、タバコ成分を含むエアロゾルを生成する。加熱式タバコカートリッジは、エアロゾル形成基材を支持する中空管状の支持部材を有し、支持部材は、加熱要素がエアロゾル形成基材内へ挿入される際にカートリッジが受ける力に抗する。加熱によりエアロゾル形成基材から放出されたタバコ成分は、支持部材の中空の部分を通って、下流に位置するマウスピースに移送され、ユーザーによって吸引される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3212228号公報
特許第6000451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
加熱式タバコ用支持部材は、タバコ充填物からの気流を通すと共に、タバコ充填物を一端部から支持して、タバコ充填物に加熱体が差し込まれた際に、充填物が崩れないようにする機能を有している。このために、加熱式タバコ用支持部材は、長さ方向に貫通する孔部を有し、それ以外の部分でタバコ充填物を支持している。
【0006】
加熱式タバコ用支持部材を長さ方向と直交する平面で切った断面において、孔部の領域は空隙である。当該断面における空隙率が高ければ、タバコ充填物から吸口に向かう気流の流動性を良好にすることができるが、空隙率が高すぎるとタバコ充填物を支持する機能が低下する。また、孔部を断面内でどのように配置するかによって、タバコ充填物を支持する機能に影響する。このため、孔部の形状及び配置を適正化することで、気流の流動性とタバコ充填物の支持の機能の両立を図ることができる。
【0007】
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、孔部の形状及び配置を適正化した加熱式タバコ用支持部材及び加熱式タバコ用カートリッジを提供することを目的とする。
【0008】
また、引用文献2の加熱式タバコでは、支持部材が中空管状であるため、加熱要素がエアロゾル形成基材内へ挿入される際に、エアロゾル形成基材の中心部を支えきれず、支持部材へ充填物が飛び出すおそれがある。支持部材の空隙率が高ければ、エアロゾル形成基材からマウスピースに向かう気流の流動性を良好にすることができるが、空隙率が高すぎるとエアロゾル形成基材を支持する機能が低下する。このため、支持部材において、気流の流動性とエアロゾル形成基材の支持機能の両立を図ることが求められる。
【0009】
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、支持部材の中空部分の形状や配置を適正化した加熱式タバコ用支持部材および加熱式タバコカートリッジを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を解決するため、加熱式タバコ用支持部材は、加熱式タバコ用カートリッジのタバコ充填物集積体と吸口の間に設けられる支持部材であって、第1端面と第2端面及び周面部を有し、前記第1端面と第2端面の間を貫通する孔部が形成され、前記孔部は、前記第1端面または第2端面において、前記周面部の中心軸を含まないように配置された第1貫通孔を有することを特徴として構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本たばこ産業株式会社
たばこ製剤
2か月前
日本たばこ産業株式会社
たばこ用の組成物
2か月前
ニチコン株式会社
エアロゾル発生装置およびその製造方法
15日前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
2日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
11日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
非燃焼式吸引器
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引成分生成装置
1か月前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル吸引器
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引成分生成装置
1か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
25日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置
2日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
25日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
18日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
23日前
日本たばこ産業株式会社
エアロゾル生成装置
2か月前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
16日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
18日前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
2か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
25日前
Future Technology株式会社
被加熱芳香カートリッジ
23日前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
加熱式タバコ用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
加熱式揮発物吸引カートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器及び喫煙システム
1か月前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置、制御方法、及びプログラム
8日前
日本たばこ産業株式会社
吸引装置、表示方法、及びプログラム
2か月前
続きを見る