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公開番号
2024118430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2024004530
出願日
2024-01-16
発明の名称
積層型キャパシタ
出願人
サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
代理人
個人
,
個人
主分類
H01G
4/30 20060101AFI20240823BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】導電性樹脂層の体積を最小化しながら外部からの応力を緩和させることによって、亀裂発生を抑制し、等価直列抵抗(ESR)を増加させ、割れ不良を抑制させることができる積層型キャパシタを提供する。
【解決手段】誘電体層および内部電極を含むキャパシタボディと、キャパシタボディの外側に配置される外部電極とを含み、外部電極は、焼結金属層およびメッキ層を含む第1領域と、焼結金属層、導電性樹脂層およびメッキ層を含む第2領域とを含み、第1領域におけるメッキ層の平均厚さをT
e1
とし、第2領域におけるメッキ層の平均厚さをT
e2
とする時、0.2×T
e1
<T
e2
≦0.8×T
e1
である、積層型キャパシタを開示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
誘電体層および内部電極を含むキャパシタボディと、
前記キャパシタボディの外側に配置される外部電極と、
を含み、
前記外部電極は、前記内部電極に連結された焼結金属層と、前記焼結金属層の一部を覆い、前記焼結金属層の他の一部を露出させるように構成された導電性樹脂層であって、樹脂を含む導電性樹脂層と、前記焼結金属層および導電性樹脂層を覆うメッキ層とを含み、
前記外部電極は、前記焼結金属層および前記メッキ層を含む第1領域と、前記焼結金属層、前記導電性樹脂層および前記メッキ層を含む第2領域と、を含み、
前記第1領域における前記メッキ層の平均厚さをT
e1
とし、
前記第2領域における前記メッキ層の平均厚さをT
e2
とする時、
0.2×T
e1
<T
e2
≦0.8×T
e1
である、積層型キャパシタ。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記第1領域における前記メッキ層の最小厚さは、前記第2領域における前記メッキ層の最大厚さより大きい、請求項1に記載の積層型キャパシタ。
【請求項3】
前記第1領域における前記メッキ層の平均厚さ(T
e1
)は、6μm~12μmである、請求項1に記載の積層型キャパシタ。
【請求項4】
前記第2領域における前記メッキ層の平均厚さ(T
e2
)は、2μm~8μmである、請求項1に記載の積層型キャパシタ。
【請求項5】
前記キャパシタボディは、前記誘電体層および前記内部電極の積層方向に互いに対向する第1面および第2面と、長手方向に互いに対向する第3面および第4面と、幅方向に互いに対向する第5面および第6面とを有する、請求項1に記載の積層型キャパシタ。
【請求項6】
前記外部電極は、前記第1面上に配置された第1電極部と、前記第2面上に配置された第2電極部と、前記第5面および前記第6面上に配置された第3電極部と、前記第3面および前記第4面上に配置された第4電極部とを含む、請求項5に記載の積層型キャパシタ。
【請求項7】
前記第1電極部は、前記焼結金属層と、前記導電性樹脂層と、前記メッキ層とを含み、
前記第2電極部は、前記焼結金属層および前記メッキ層を含み、前記導電性樹脂層を含まない、請求項6に記載の積層型キャパシタ。
【請求項8】
前記第3電極部は、前記第1領域および前記第2領域を有する、請求項6に記載の積層型キャパシタ。
【請求項9】
前記第3電極部における前記第2領域の積層方向の平均長さは、前記第3電極部全体に対して95%以下である、請求項8に記載の積層型キャパシタ。
【請求項10】
前記第4電極部は、前記第1領域および前記第2領域を有する、請求項6に記載の積層型キャパシタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本記載は、積層型キャパシタに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車用電気装置および産業用積層型キャパシタ(multi-layer ceramic capacitor、MLCC)は、実装部分およびはんだフィレット付近で応力が集中する環境に露出する。このような応力を解消しない場合、積層型キャパシタ内にクラック(crack)が発生することがあり、クラックは積層型キャパシタの特性低下および信頼性低下に直結する。
【0003】
積層型キャパシタの応力を解消するために、外部電極に導電性樹脂層を導入する。導電性樹脂層を構成する金属とエポキシ樹脂は、実装された積層型キャパシタに加えられる応力を吸収する役割を果たすことができる。
【0004】
しかし、外部電極に導電性樹脂層が導入される場合、長期保管時、吸湿および金属酸化によって浮き上がりまたは割れ不良が発生しうる。また、導電性樹脂層の抵抗は焼結金属層の抵抗に比べて非常に高く、導電性樹脂層の占める比率が高いほど、等価直列抵抗(Equivalent series resistance、ESR)および等価直列インダクタンス(Equivalent Series Inductance、ESL)などの電気的特性が低下する。
【0005】
したがって、樹脂電極の体積を最小化しながら応力を緩和させた積層型キャパシタを開発する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一側面は、導電性樹脂層の体積を最小化しながら外部からの応力を緩和させることによって、亀裂発生を抑制し、等価直列抵抗(ESR)を増加させ、割れ不良を抑制させることができる積層型キャパシタを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一側面による積層型キャパシタは、誘電体層および内部電極を含むキャパシタボディと、キャパシタボディの外側に配置される外部電極とを含み、外部電極は、内部電極に連結された焼結金属層と、焼結金属層の一部を覆い、焼結金属層の他の一部を露出させるように構成された導電性樹脂層であって、樹脂を含む導電性樹脂層と、焼結金属層および導電性樹脂層を覆うメッキ層とを含み、外部電極は、焼結金属層およびメッキ層を含む第1領域と、焼結金属層、導電性樹脂層およびメッキ層を含む第2領域とを含む。
【0008】
第1領域におけるメッキ層の平均厚さをT
e1
とし、第2領域におけるメッキ層の平均厚さをT
e2
とする時、0.2×T
e1
<T
e2
≦0.8×T
e1
である。
【0009】
第1領域におけるメッキ層の平均厚さ(T
e1
)は、6μm~12μmであってもよい。
【0010】
第2領域におけるメッキ層の平均厚さ(T
e2
)は、2μm~8μmであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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