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公開番号2024116317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2024095057,2023541078
出願日2024-06-12,2021-12-10
発明の名称エアロゾル生成装置の電源ユニット
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類A24F 40/40 20200101AFI20240820BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】多くのコネクタを含む場合でも小型化を実現することが可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供すること。
【解決手段】電源ユニットは、電源baと、表面201と裏面を含むメイン基板20と、電源baとメイン基板20を収容するケースと、ケース内に収容される複数の電子部品と、上記複数の電子部品それぞれへ、メインFPC23、ヒータFPC、OLED FPC25、及びリード線16を介して接続される複数の第1コネクタ(メインコネクタ20A、ヒータコネクタ20B、OLEDコネクタ20C、バッテリコネクタ20D)と、を備え、上記複数の第1コネクタは、表面201と裏面のうち表面201にのみ実装される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル源を霧化する霧化器へ電力を供給可能な電源と、
第1主面と、第1主面の裏に位置する第2主面とを含む、回路基板と、
前記電源と前記回路基板を収容する筐体と、
前記筐体内に収容される複数の電子部品と、
前記複数の電子部品それぞれへ、前記回路基板の外側に設けられた複数の第1配線を介して接続される複数の第1コネクタと、を備え、
前記複数の第1コネクタは、前記第1主面と前記第2主面のうち、前記第1主面にのみ実装される、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1主面へ対向する前記筐体の内壁と前記第1主面の間の距離は、前記第2主面へ対向する前記筐体の内壁と前記第2主面の間の距離より短い、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項3】
請求項2に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1主面へ対向する前記筐体の内壁と前記第1主面の間には、前記電源ユニットを構成する他の部品が存在しない、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記電源は、前記回路基板が有する複数の面のうち前記第1主面とは異なる面の側へ配置される、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記複数の第1配線は、前記回路基板の有する複数の側面のうち同一の側面の側を通る、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項6】
請求項5に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記複数の第1コネクタにおける前記第1配線の挿入方向は、同一である、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項7】
請求項5又は6に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記複数の第1配線は、前記回路基板の有する複数の側面のうち短手方向と直交する側面の側を通る、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記電源ユニットとは別の装置へ、第2配線を介して接続される第2コネクタを備え、
前記第2コネクタは、前記第2主面に実装される、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項9】
請求項8に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1コネクタに対する前記第1配線の挿入方向は、前記第2コネクタに対する前記第2配線の挿入方向とは異なる、エアロゾル生成装置の電源ユニット。
【請求項10】
請求項9に記載のエアロゾル生成装置の電源ユニットであって、
前記第1コネクタに対する前記第1配線の挿入方向は、前記第2コネクタに対する前記第2配線の挿入方向とは逆である、
エアロゾル生成装置の電源ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置の電源ユニットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヒータと、前記ヒータが加熱されるように電力を供給するバッテリと、制御部と、硬性素材で構成されたメインPCB及びサブPCBと、を含み、前記メインPCBは、エアロゾル生成装置の長手方向に対して平行に配置され、前記サブPCBは、前記エアロゾル生成装置の長手方向に対して垂直に配置され、前記メインPCB及び前記サブPCBは、軟性素材で構成された連結PCBによって電気的に連結されるエアロゾル生成装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
日本国特表2020-531015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エアロゾル生成装置の電源ユニットに搭載される多くの電子部品と接続されるコネクタの数が多くなると、その電源ユニットの小型化を妨げることになる。
【0005】
本発明の目的は、多くのコネクタを含む場合でも小型化を実現することが可能なエアロゾル生成装置の電源ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のエアロゾル生成装置の電源ユニットは、エアロゾル源を霧化する霧化器へ電力を供給可能な電源と、第1主面と、第1主面の裏に位置する第2主面とを含む、回路基板と、前記電源と前記回路基板を収容する筐体と、前記筐体内に収容される複数の電子部品と、前記複数の電子部品それぞれへ、前記回路基板の外側に設けられた複数の第1配線を介して接続される複数の第1コネクタと、を備え、前記複数の第1コネクタは、前記第1主面と前記第2主面のうち、前記第1主面にのみ実装される、ものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、多くのコネクタを含む場合でも小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
エアロゾル生成装置200の斜視図である。
エアロゾル生成装置200の他の斜視図である。
エアロゾル生成装置200の分解斜視図である。
内部ユニット2Aの左側面図である。
内部ユニット2Aの右側面図である。
内部ユニット2Aの加熱部60及び回路部70の構成を示す斜視図である。
メイン基板20の表面201を示す図である。
メイン基板20の裏面202を示す図である。
パフセンサ基板21の素子搭載面に垂直な方向(換言すると、パフセンサ基板21の厚み方向)に見た平面図である。
図9に示すパフセンサ基板21とセンサ保持部55と吸引センサ15の分解斜視図である。
センサ保持部55を除いたシャーシ50の斜視図である。
メイン基板20に設けられた回路の概略構成を示す図である。
加熱モードの動作にかかわる電子部品を図12に示す回路から抽出して示した回路図である。
シートヒータHTR及びリキッドヒータの加熱制御と、振動モータ13の駆動制御と、LED21Dの駆動制御とに関わる電子部品を図12に示す回路から抽出して示した回路図である。
FF9を省略した場合の図13に対応する回路図である。
FF9とANDゲート10を省略した場合の図13に対応する回路図である。
図6に示した加熱部60及び流路形成体19の分解斜視図である。
図17に示すヒータFPC24の展開図である。
MCU6の再起動にかかわる電子部品を図12に示す回路から抽出して示した回路図である。
図19に示す再起動回路RBTの変形例を示す図である。
図12に対してテストポイント(図中の白い丸印)を追加した回路図である。
図21の部分拡大図であり、図21を上下左右に4分割したときの左上のエリアの拡大図である。
図21の部分拡大図であり、図21を上下左右に4分割したときの左下のエリアの拡大図である。
図21の部分拡大図であり、図21を上下左右に4分割したときの右上のエリアの拡大図である。
図21の部分拡大図であり、図21を上下左右に4分割したときの右下のエリアの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態であるエアロゾル生成装置の電源ユニットについて説明する。先ず、本実施形態の電源ユニットを備えるエアロゾル生成装置について、図1~図8を参照しながら説明する。
【0010】
(エアロゾル生成装置)
エアロゾル生成装置200は、燃焼を伴わずに香味が付加されたエアロゾルを生成し、生成したエアロゾルを吸引するための器具である。エアロゾル生成装置200は、手中におさまるサイズであることが好ましく、例えば、図1及び図2に示すように、丸みを帯びた略直方体形状を有する。なお、エアロゾル生成装置200の形状はこれに限らず、棒形状、卵型形状等であってもよい。以下の説明では、エアロゾル生成装置200において、直交する3方向のうち、長さの長い順から、上下方向、前後方向、左右方向と称する。また、以下の説明では、便宜上、図1~図8に記載したように、前方、後方、左方、右方、上方、下方を定義し、前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
(【0011】以降は省略されています)

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