TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024112079
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2023016924
出願日2023-02-07
発明の名称ドライバ監視装置、ドライバ監視方法及びドライバ監視用コンピュータプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240813BHJP(信号)
要約【課題】ドライバの脇見に対して警告を通知する場合に、不要な警告を抑制する。
【解決手段】ドライバ監視装置は、車両30のドライバの顔を撮影する撮像装置によって生成された画像に基づいて、ドライバが脇見をしているか否かを所定の判定基準により判定する判定部25と、ドライバが脇見をしていると判定された場合に、ドライバに警告を通知する通知部26と、車両に搭載された非常点滅表示灯11が点灯しているときには、判定基準を変更する変更部27とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両のドライバの顔を撮影する撮像装置によって生成された画像に基づいて、前記ドライバが脇見をしているか否かを所定の判定基準により判定する判定部と、
前記ドライバが脇見をしていると判定された場合に、前記ドライバに警告を通知する通知部と、
前記車両に搭載された非常点滅表示灯が点灯しているときには、前記判定基準を変更する変更部と
を有する、ドライバ監視装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記画像に基づいて前記ドライバの顔向き又は視線の角度を検出し、前記角度が所定の脇見判定条件を満たす場合に前記ドライバが脇見をしていると判定し、
前記変更部は、前記非常点滅表示灯が点灯しているときには、前記脇見判定条件を変更する、請求項1に記載のドライバ監視装置。
【請求項3】
前記脇見判定条件は、前記角度が閾値時間以上閾値範囲外であることであり、
前記変更部は、前記非常点滅表示灯が点灯しているときには、前記閾値時間を長くし又は前記閾値範囲を広くする、請求項2に記載のドライバ監視装置。
【請求項4】
前記変更部は、前記非常点滅表示灯が点灯しているときには、前記ドライバが脇見をしているか否かが判定されないように前記判定基準を変更する、請求項1に記載のドライバ監視装置。
【請求項5】
前記変更部は、前記非常点滅表示灯が点灯しているときには、前記車両の位置情報及び周辺情報の少なくとも一方に基づいて前記判定基準を変更する、請求項1から4のいずれか1項に記載のドライバ監視装置。
【請求項6】
前記変更部は、前記車両が自動車専用道路を走行している場合には、前記車両が自動車専用道路を走行していない場合と比べて、前記ドライバが脇見をしていると判定されにくくなるように前記判定基準を変更する、請求項5に記載のドライバ監視装置。
【請求項7】
前記変更部は、前記車両の周囲に位置する周辺車両の数が多い場合には、前記周辺車両の数が少ない場合と比べて、前記ドライバが脇見をしていると判定されにくくなるように前記判定基準を変更する、請求項5に記載のドライバ監視装置。
【請求項8】
前記変更部は、前記車両の前方に静止物体が存在する場合には、前記車両の前方に静止物体が存在しない場合と比べて、前記ドライバが脇見をしていると判定されにくくなるように前記判定基準を変更する、請求項5に記載のドライバ監視装置。
【請求項9】
コンピュータにより実行されるドライバ監視方法であって、
車両のドライバの顔を撮影する撮像装置によって生成された画像に基づいて、前記ドライバが脇見をしているか否かを所定の判定基準により判定することと、
前記ドライバが脇見をしていると判定された場合に、前記ドライバに警告を通知することと、
前記車両に搭載された非常点滅表示灯が点灯しているときには、前記判定基準を変更することと
を含む、ドライバ監視方法。
【請求項10】
車両のドライバの顔を撮影する撮像装置によって生成された画像に基づいて、前記ドライバが脇見をしているか否かを所定の判定基準により判定することと、
前記ドライバが脇見をしていると判定された場合に、前記ドライバに警告を通知することと、
前記車両に搭載された非常点滅表示灯が点灯しているときには、前記判定基準を変更することと
をコンピュータに実行させる、ドライバ監視用コンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライバ監視装置、ドライバ監視方法及びドライバ監視用コンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ドライバを撮像するCCDカメラの画像に基づいてドライバが脇見状態であると判定された場合には、ドライバに対してブザー音などで警告を発することが記載されている。
【0003】
特許文献2には、車両がハンドル操作状態、後進状態又は停車状態であるときには、ドライバが脇見をしていないと判定することが記載されている。
【0004】
特許文献3には、方向指示器の動作期間において、ドライバの脇見を判定するための判定条件を一時的に切り替えることが記載されている。
【0005】
特許文献4には、ドライバが意図的に通行区分を変更しようとすることを表す条件が成立せず且つ車両が実線の区分線に接近していると判断されたときに、車両が通行区分を逸脱するおそれがあると判定し、ドライバが意図的に通行区分を変更しようとすることを表す条件が成立するか否かをウインカ及びハザードランプの点灯状態に基づいて判断することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平03-167698号公報
特開平06-243367号公報
特開2019-091275号公報
特開2000-020897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載されているようにドライバの脇見に対して警告を通知することによって、ドライバに前方への注意を促すことができ、ひいては車両の安全性を高めることができる。
【0008】
しかしながら、車両において非常点滅表示灯が点灯されるような状況では、ドライバは周辺の状況を把握するために横方向を見る必要がある。斯かる適切な行為に対して警告が通知されると、ドライバによる周辺状況の把握が妨げられ、又はドライバが警告を不快に感じるおそれがある。
【0009】
そこで、上記課題に鑑みて、本発明の目的は、ドライバの脇見に対して警告を通知する場合に、不要な警告を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の要旨は以下のとおりである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
タンク
1日前
トヨタ自動車株式会社
回転機
4日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
伸縮装置
今日
トヨタ自動車株式会社
電動車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
接続装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
今日
トヨタ自動車株式会社
接続構造
7日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
今日
トヨタ自動車株式会社
二次電池
7日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
燃料電池
1日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
7日前
トヨタ自動車株式会社
伸縮装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
1日前
トヨタ自動車株式会社
充電リレー
1日前
トヨタ自動車株式会社
自動搬送車
4日前
トヨタ自動車株式会社
電気モータ
1日前
トヨタ自動車株式会社
自律移動体
4日前
トヨタ自動車株式会社
サーバ装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
通信システム
4日前
トヨタ自動車株式会社
ドア制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
歩行支援装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両下部構造
1日前
続きを見る