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公開番号
2024110264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-15
出願番号
2023014762
出願日
2023-02-02
発明の名称
インダクタ部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
17/04 20060101AFI20240807BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】特性劣化を抑制するインダクタ部品を提供する。
【解決手段】インダクタ部品ED1は、素体1と、素体1内に配置されているコイル導体31b~31eを含むコイル31と、を備えている。素体1は、電気絶縁性を有すると共に、コイル導体31b~31eを挟んで第一方向D1で互いに対向する一対の層3b~3eと、電気絶縁性を有すると共に、一対の層3b~3eの間で、かつ、コイル導体31b~31eと同じ層に、コイル導体31b~31eと沿うように位置する層4b~4eと、を含んでいる。層4b~4eは、層3b~3eの硬度より大きい硬度を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
素体と、
前記素体内に配置されているコイル導体を含むコイルと、を備え、
前記素体は、
電気絶縁性を有すると共に、前記コイル導体を挟んで前記コイルの軸方向で互いに対向する一対の第一層と、
電気絶縁性を有すると共に、前記一対の第一層の間で、かつ、前記コイル導体と同じ層に、前記コイル導体と沿うように位置する第二層と、を含み、
前記第二層は、前記第一層の硬度より大きい硬度を有する、インダクタ部品。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記第二層は、電気絶縁性フィラーを含む、請求項1に記載のインダクタ部品。
【請求項3】
前記軸方向から見て、前記第二層の外縁の全体が、前記第一層の外縁の内側に位置している、請求項1又は2に記載のインダクタ部品。
【請求項4】
前記コイル導体と前記第二層との、前記軸方向に直交する方向での最小間隔は、前記第一層の前記外縁と前記第二層の前記外縁との、前記軸方向に直交する前記方向での最小間隔より小さい、請求項3に記載のインダクタ部品。
【請求項5】
前記コイル導体と前記第二層との間に、中間層が配置され、
前記中間層は、前記第二層の硬度より小さい硬度を有する、請求項1又は2に記載のインダクタ部品。
【請求項6】
前記素体は、実装面を構成する主面を含むと共に電気絶縁性を有する第三層を更に含み、
前記第三層は、前記第一層の硬度より大きい硬度を有する、請求項1又は2に記載のインダクタ部品。
記載のインダクタ部品。
【請求項7】
前記軸方向から見て、前記第二層は、前記コイル導体の外縁を囲んでいる、請求項1に記載のインダクタ部品。
【請求項8】
前記軸方向から見て、前記第二層は、前記コイルの内側に位置している、請求項7に記載のインダクタ部品。
【請求項9】
前記軸方向から見て、前記第二層は、前記コイルの外側に位置している、請求項7又は8に記載のインダクタ部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インダクタ部品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
知られているインダクタ部品は、素体と、素体内に配置されているコイル導体を含むコイルと、を備えている(たとえば、特許文献1参照)。素体は、電気絶縁性を有する複数の層を含む。コイル導体は、電気絶縁性を有する上記層の間に位置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-74060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インダクタ部品では、電気絶縁性を有する層からコイル導体層に力が作用することがある。この場合、コイル導体が変形するおそれがある。コイル導体の変形は、インダクタ部品の特性を劣化させるおそれがある。たとえば、コイル導体の変形は、抵抗成分を増加させる傾向がある。抵抗成分の増加は、Q特性を低下させる傾向がある。
【0005】
本発明の一つの態様は、特性劣化を抑制するインダクタ部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの態様に係るインダクタ部品は、素体と、素体内に配置されているコイル導体を含むコイルと、を備えている。素体は、電気絶縁性を有すると共に、コイル導体を挟んでコイルの軸方向で互いに対向する一対の第一層と、電気絶縁性を有すると共に、一対の第一層の間で、かつ、コイル導体と同じ層に、コイル導体と沿うように位置する第二層と、を含んでいる。第二層は、第一層の硬度より大きい硬度を有している。
【0007】
上記一つの態様では、第一層の硬度より大きい硬度を有する第二層が、一対の第一層の間に、コイル導体と沿うように位置している。したがって、第一層からコイル導体に力が作用する場合でも、コイル導体に力が作用しがたく、コイル導体は変形しがたい。この結果、上記一つの態様は、インダクタ部品の特性劣化を抑制する。
【0008】
上記一つの態様では、第二層は、電気絶縁性フィラーを含んでもよい。
第二層が電気絶縁性フィラーを含む構成は、第一層の硬度より大きい硬度を有する第二層を確実に実現する。本構成は、インダクタ部品の特性劣化を確実に抑制する。
【0009】
上記一つの態様では、軸方向から見て、第二層の外縁の全体が、第一層の外縁の内側に位置していてもよい。
軸方向から見て、第二層の外縁の全体が、第一層の外縁の内側に位置する構成では、第二層は、当該第二層の外縁が、第一層の外縁に達するまで配置されなくてよい。第一層の外縁に配置する第二層が減少する分、第一層の外縁での素体の硬度が減少し得る。
【0010】
上記一つの態様では、コイル導体と第二層との、軸方向に直交する方向での最小間隔は、第一層の外縁と第二層の外縁との、軸方向に直交する方向での最小間隔より小さくてもよい。
コイル導体と第二層との上記最小間隔が、第一層の外縁と第二層の外縁との上記最小間隔より小さい構成では、第二層は、より一層コイル導体と沿うように位置する。したがって、第一層からコイル導体に力が作用する場合でも、コイル導体に力がより一層作用しがたく、コイル導体はより一層変形しがたい。この結果、本構成は、インダクタ部品の特性劣化をより一層抑制する。
(【0011】以降は省略されています)
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