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公開番号2024104681
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023009026
出願日2023-01-24
発明の名称電動車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60K 6/40 20071001AFI20240729BHJP(車両一般)
要約【課題】エンジンコンパートメント内に、過給機を有するエンジン、駆動装置、及び電力制御装置を配置することができる電動車両を提供する。
【解決手段】電動機及び動力伝達装置を含む駆動装置と、電力制御装置と、が機電一体ユニットとして同じケース内に収容されて、エンジンと隣接する位置に配置されている。これにより、エンジンコンパートメント内において機電一体ユニットの鉛直方向の上方にスペースが生み出される。そして、エアクリーナは、機電一体ユニットに対して電動車両の車幅方向のエンジンとは反対側に配置されている。加えて、エアクリーナよりも下流であって過給機よりも上流の吸気管は、機電一体ユニットに対して鉛直方向の上方であって、機電一体ユニットを車幅方向に跨ぐように配置されている。よって、エンジンコンパートメント内に、過給機を有するエンジン、駆動装置、及び電力制御装置を配置することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
過給機を有するエンジンと、前記エンジンの吸気管の上流に設けられたエアクリーナと、電動機と、前記電動機からの動力を駆動輪に伝達する動力伝達装置と、駆動用のバッテリと、前記バッテリと前記電動機との間で授受される電力を制御する電力制御装置と、を備えた電動車両であって、
前記電動機及び前記動力伝達装置を含む駆動装置と、前記電力制御装置と、は機電一体ユニットとして同じケース内に収容されて、前記エンジンと隣接する位置に配置されているものであり、
前記エアクリーナは、前記電動車両における搭載状態において、前記機電一体ユニットに対して前記電動車両の車幅方向の前記エンジンとは反対側に配置されているものであり、
前記吸気管のうちの、前記エアクリーナよりも下流であって前記過給機よりも上流の吸気管は、前記電動車両における搭載状態において、前記機電一体ユニットに対して鉛直方向の上方であって、前記機電一体ユニットを前記車幅方向に跨ぐように配置されていることを特徴とする電動車両。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記エアクリーナは、前記機電一体ユニットの前記電動車両の前後進方向の幅に対して前方側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
【請求項3】
前記電動車両は、前記電力制御装置とは別の制御装置を備えているものであり、
前記別の制御装置は、前記電動車両における搭載状態において、前記エアクリーナに対して前記前後進方向の後方に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電動車両。
【請求項4】
前記電動車両は、前記エアクリーナよりも上流に設けられたレゾネータを備えているものであり、
前記レゾネータは、前記電動車両における搭載状態において、前記機電一体ユニットに対して前記電動車両の前後進方向の前方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動車両。
【請求項5】
前記電力制御装置は、前記電動車両における搭載状態において、前記駆動装置に対して前記鉛直方向の上方に配置されていると共に、前記電力制御装置のうちの前記鉛直方向下側部分が前記駆動装置のうちの前記鉛直方向上側部分と水平方向に見て重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、過給機を有するエンジンを搭載する電動車両に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンと、電動機と、前記電動機からの動力を駆動輪に伝達する動力伝達装置と、駆動用のバッテリと、前記バッテリと前記電動機との間で授受される電力を制御する電力制御装置と、を備えた電動車両が良く知られている。例えば、特許文献1に記載されたハイブリッド車両がそれである。この特許文献1には、エンジンと、電動機及び動力伝達装置を含む駆動装置と、電力制御装置と、をエンジンコンパートメント内に配置することが開示されている。特許文献1に記載のハイブリッド車両では、エンジンと駆動装置とは、車幅方向で隣り合うように連結されており、又、駆動装置の上面に電力制御装置が固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-79765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、過給機を有するエンジンを備えた電動車両も良く知られている。過給機は、エンジンの排気系に接続する必要があるので、配置される位置が制約される。一方で、エンジンの吸気管も過給機に接続される。そうすると、過給機を有するエンジンと、駆動装置及び電力制御装置と、をエンジンコンパートメント内に配置する場合、吸気管と駆動装置及び電力制御装置とが干渉してしまうおそれがある。その為、エンジンコンパートメント内に吸気管を配置することができないおそれがある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、エンジンコンパートメント内に、過給機を有するエンジン、駆動装置、及び電力制御装置を配置することができる電動車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の要旨とするところは、(a)過給機を有するエンジンと、前記エンジンの吸気管の上流に設けられたエアクリーナと、電動機と、前記電動機からの動力を駆動輪に伝達する動力伝達装置と、駆動用のバッテリと、前記バッテリと前記電動機との間で授受される電力を制御する電力制御装置と、を備えた電動車両であって、(b)前記電動機及び前記動力伝達装置を含む駆動装置と、前記電力制御装置と、は機電一体ユニットとして同じケース内に収容されて、前記エンジンと隣接する位置に配置されているものであり、(c)前記エアクリーナは、前記電動車両における搭載状態において、前記機電一体ユニットに対して前記電動車両の車幅方向の前記エンジンとは反対側に配置されているものであり、(d)前記吸気管のうちの、前記エアクリーナよりも下流であって前記過給機よりも上流の吸気管は、前記電動車両における搭載状態において、前記機電一体ユニットに対して鉛直方向の上方であって、前記機電一体ユニットを前記車幅方向に跨ぐように配置されていることにある。
【0007】
また、第2の発明は、前記第1の発明に記載の電動車両において、前記エアクリーナは、前記機電一体ユニットの前記電動車両の前後進方向の幅に対して前方側の位置に配置されていることにある。
【0008】
また、第3の発明は、前記第2の発明に記載の電動車両において、前記電動車両は、前記電力制御装置とは別の制御装置を備えているものであり、前記別の制御装置は、前記電動車両における搭載状態において、前記エアクリーナに対して前記前後進方向の後方に配置されていることにある。
【0009】
また、第4の発明は、前記第1の発明から第3の発明の何れか1つに記載の電動車両において、前記電動車両は、前記エアクリーナよりも上流に設けられたレゾネータを備えているものであり、前記レゾネータは、前記電動車両における搭載状態において、前記機電一体ユニットに対して前記電動車両の前後進方向の前方に配置されていることにある。
【0010】
また、第5の発明は、前記第1の発明から第4の発明の何れか1つに記載の電動車両において、前記電力制御装置は、前記電動車両における搭載状態において、前記駆動装置に対して前記鉛直方向の上方に配置されていると共に、前記電力制御装置のうちの前記鉛直方向下側部分が前記駆動装置のうちの前記鉛直方向上側部分と水平方向に見て重なる位置に配置されていることにある。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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