TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024094022
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210721
出願日2022-12-27
発明の名称乗用型田植機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】少数条クラッチを断続操作するクラッチ操作部を保護し得る乗用型田植機を構成する。
【解決手段】苗載せ台18と複数の植付伝動ケース14と、植付伝動ケース14からの駆動力により苗を田面Gに植え付ける植付アームと、を備えて苗植付装置が構成されている。植付伝動ケース14に、植付アームに供給される駆動力を断続する少数条クラッチ36と、少数条クラッチ36を断続操作するクラッチ操作部41,42とを備え、クラッチ操作部41,42を覆うカバー50を備えた。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
走行機体の後部に配置され、マット状苗を載置する苗載せ台と、
前記走行機体の後方に延出する複数の植付伝動ケースと、
前記植付伝動ケースからの駆動力により前記苗載せ台に載置された前記マット状苗から苗を切り出して田面に植え付ける植付アームと、を備えて苗植付装置が構成され、
前記植付伝動ケースに、前記植付アームに駆動力を伝えられる駆動力を断続する少数条クラッチと、前記少数条クラッチを断続操作するクラッチ操作部とが備えられ、前記クラッチ操作部を覆うカバーを備えている乗用型田植機。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記植付伝動ケースが、前記苗植付装置に備えられる機器を支持する支持杆の下端の連結が可能であり、少なくとも前記支持杆の下端部が挿通する挿通開口が、前記カバーに形成されている請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項3】
前記カバーが、上壁部と、左右の側壁部と、縦向きの後壁部とを有し、左右の前記側壁部の少なくとも一方が前記植付伝動ケースに連結固定され、
前記挿通開口を形成するため、前記カバーが、前記後壁部から前記上壁部に亘る領域のうち、予め設置された開口予定領域の切り取りが可能な樹脂によって形成されている請求項2に記載の乗用型田植機。
【請求項4】
複数の前記開口予定領域が設定され、前記カバーは、複数の前記開口予定領域における肉厚を異ならせている請求項3に記載の乗用型田植機。
【請求項5】
複数の前記開口予定領域の肉厚が、前記カバーのそのほかの領域の肉厚よりも薄く設定されている請求項4に記載の乗用型田植機。
【請求項6】
左右一対の前記側壁部の少なくとも一方に、前記カバーを前記植付伝動ケースに固定する貫通孔状のボルト挿通孔が形成され、
金型を用いた前記カバーの成形時に前記ボルト挿通孔を形成する前記金型の食い切り部が配置された凹部が前記側壁部に形成されている請求項3に記載の乗用型田植機。
【請求項7】
前記カバーが、前壁部を更に備えており、当該前壁部は、前記カバーの成形時に前記上壁部の前端から突出し、その突出端が下方に向かう姿勢に折り曲げ可能に形成されている請求項3に記載の乗用型田植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行機体の後方に延出する植付伝動ケースの近傍に対する泥土の付着を抑制する技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、乗用型田植機の苗植付装置が記載されている。この苗植付装置は、植付伝動ケースより高い位置に薬剤供給装置を備え、植付時に跳ね上げられた泥土の飛散を防止する泥除けカバーを備えた構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-126272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1にも記載されるように、薬剤供給装置を備えるものでは、植付伝動ケースに下端を固定した支持杆によって薬剤供給装置が支持される。また、植付伝動ケースは、植付伝動ケースで駆動される植付アームの駆動と停止とを可能にするため少数条クラッチを内蔵しており、この少数条クラッチを断続操作する操作アーム等の操作部が植付伝動ケースの外面に備えられる。
【0005】
尚、このように植付伝動ケースの外面に備えられる操作アーム等は、ワイヤ等を介して植付伝動ケース毎に操作される。
【0006】
また、少数条クラッチを断続操作する操作アーム等は、露出状態で配置されるため、泥土が付着し、円滑な作動が困難になることも懸念される。
【0007】
このような理由から、少数条クラッチを断続操作するクラッチ操作部を保護し得る乗用型田植機が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る乗用型田植機の特徴構成は、走行機体の後部に配置され、マット状苗を載置する苗載せ台と、前記走行機体の後方に延出する複数の植付伝動ケースと、前記植付伝動ケースからの駆動力により前記苗載せ台に載置された前記マット状苗から苗を切り出して田面に植え付ける植付アームと、を備えて苗植付装置が構成され、前記植付伝動ケースに、前記植付アームに駆動力を伝えられる駆動力を断続する少数条クラッチと、前記少数条クラッチを断続操作するクラッチ操作部とが備えられ、前記クラッチ操作部を覆うカバーを備えている点にある。
【0009】
本構成によると、カバーがクラッチ操作部を覆うことにより、例えば、植付作動時に泥土が飛散しても、クラッチ操作部に付着することがない。従って、少数条クラッチを断続操作するクラッチ操作部を保護し得る乗用型田植機が構成された。
【0010】
他の構成として、前記植付伝動ケースが、前記苗植付装置に備えられる機器を支持する支持杆の下端の連結が可能であり、少なくとも前記支持杆の下端部が挿通する挿通開口が、前記カバーに形成されても良い。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
産卵床
16日前
個人
引張犬散歩補助ベルト
2日前
個人
果樹の仕立て法
3日前
井関農機株式会社
移植機
26日前
キヤノン電子株式会社
植物支持具
9日前
日油株式会社
除菌剤
26日前
松山株式会社
農作業機
11日前
アピ株式会社
養蜂巣箱
12日前
個人
害獣捕獲装置
4日前
個人
残留物除去装置
5日前
株式会社クボタ
作業車
26日前
株式会社クボタ
作業機
26日前
株式会社大阪製薬
薬剤揮散具
24日前
株式会社クボタ
作業機
26日前
井関農機株式会社
コンバイン
26日前
株式会社クボタ
作業機
26日前
グローブライド株式会社
ルアー
6日前
株式会社やまびこ
刈払機
26日前
グローブライド株式会社
ルアー
26日前
株式会社クボタ
移植機
26日前
株式会社新原産業
畜舎の冷房システム
5日前
株式会社クボタ
水田作業機
26日前
個人
育苗用保護カバー及びその製造方法
16日前
栗田工業株式会社
処理方法
3日前
国立大学法人山形大学
葉避け装置
3日前
株式会社クボタ
水田作業機
26日前
株式会社クボタ
水田作業機
26日前
株式会社クボタ
歩行型管理機
26日前
株式会社クボタ
歩行型管理機
26日前
株式会社クボタ
乗用移植機
26日前
株式会社クボタ
乗用型田植機
26日前
株式会社クボタ
乗用型田植機
26日前
グローブライド株式会社
釣用仕掛け
25日前
株式会社クボタ
乗用型田植機
26日前
株式会社大貴
尿溜容器、及び動物用トイレ
9日前
株式会社クボタ
歩行型管理機
26日前
続きを見る