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公開番号2024088361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203491
出願日2022-12-20
発明の名称EGRシステム
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F02M 26/35 20160101AFI20240625BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】EGRシステムを流れるガスを効率的に浄化することが可能なEGRシステムを提供する。
【解決手段】このEGRシステム80は、エンジン11から排出された排気ガスを前記エンジンの吸気側へ環流させるEGR通路81と、前記EGR通路81の一部に設けられ、前記EGR通路81を流れる排気ガスを冷却するEGRクーラー83と、前記EGR通路81のうち前記EGRクーラー83の上流側の箇所から分岐して前記EGRクーラー83の下流側の箇所に合流するバイパス通路85と、を備え、前記バイパス通路85を形成するパイプ部材Pの内面に酸化触媒の層が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンから排出された排気ガスを前記エンジンの吸気側へ環流させるEGR通路と、
前記EGR通路の一部に設けられ、前記EGR通路を流れる排気ガスを冷却するEGRクーラーと、
前記EGR通路のうち前記EGRクーラーの上流側の箇所から分岐して前記EGRクーラーの下流側の箇所に合流するバイパス通路と、
を備え、
前記バイパス通路を形成するパイプ部材の内面に酸化触媒の層が形成されている、
EGRシステム。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記バイパス通路が分岐する前記箇所に流路の接続状態を切り替えるスイッチングバルブが設けられ、
前記バイパス通路のうち、少なくとも、前記スイッチングバルブに近い側の端部から前記バイパス通路の全長の中間部までの領域に、前記酸化触媒の層が形成されている、
請求項1に記載のEGRシステム。
【請求項3】
前記酸化触媒の層は、前記パイプ部材の内面のうち、前記パイプ部材の端部に隣接する端部近傍領域を除く領域に形成されている、
請求項1に記載のEGRシステム。
【請求項4】
前記パイプ部材の端部には、前記バイパス通路を形成する部材に固定されるフランジ部が形成されている、
請求項3に記載のEGRシステム。
【請求項5】
前記パイプ部材は、
所定の第1方向に沿って延在し前記排気ガスが前記第1方向に沿って流れる第1延在部と、
前記第1方向に対して傾斜した第2方向に沿って延在し前記排気ガスが前記第2方向に沿って流れる第2延在部と
を有し、
前記第1延在部と前記第2延在部との間が屈曲部として形成されており、
前記第1方向及び前記第2方向に平行な面で前記第1延在部及び第2延在部を切断した断面で見た場合に、
前記屈曲部において、前記第1延在部と前記第2延在部とがなす角度が180°を超える側の前記内面に形成された前記酸化触媒の層の厚みが、前記第1延在部と前記第2延在部とがなす角度が180°未満となる側の前記酸化触媒の層の厚みよりも厚い、
請求項1に記載のEGRシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、EGRシステムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
排出ガス中の窒素酸化物(NOx)の排出を低減する手段として排出ガスを吸気に再循環させるEGR(Exhaust Gas Recirculation)システムが知られている。EGRシステムは、混合気中の酸素濃度を低下させることで燃焼温度を低下させ、NOxの生成を抑制する。EGRシステムを流れるガスの温度を低下させることでガス密度が高まってNOx生成抑制の効果が増加するため、ガスを冷却するEGRクーラーが設けられる。
【0003】
特許文献1には、EGR管から分岐する管の内部においてハニカム担体に改質触媒が設けられた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-096347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の技術では、EGRシステム内を流れるガスを効率的に浄化するという点で改善の余地があった。
【0006】
そこで、本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、EGRシステムを流れるガスを効率的に浄化することが可能なEGRシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態のEGRシステムは、エンジンから排出された排気ガスを前記エンジンの吸気側へ環流させるEGR通路と、前記EGR通路の一部に設けられ、前記EGR通路を流れる排気ガスを冷却するEGRクーラーと、前記EGR通路のうち前記EGRクーラーの上流側の箇所から分岐して前記EGRクーラーの下流側の箇所に合流するバイパス通路と、を備え、前記バイパス通路を形成するパイプ部材の内面に酸化触媒の層が形成されている。
【0008】
前記バイパス通路が分岐する前記箇所に流路の接続状態を切り替えるスイッチングバルブが設けられ、前記バイパス通路のうち、少なくとも、前記スイッチングバルブに近い側の端部から前記バイパス通路の全長の中間部までの領域に、前記酸化触媒の層が形成されていてもよい。
【0009】
前記酸化触媒の層は、前記パイプ部材の内面のうち、前記パイプ部材の端部に隣接する端部近傍領域を除く領域に形成されていてもよい。
【0010】
前記パイプ部材の端部には、前記バイパス通路を形成する部材に固定されるフランジ部が形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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