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公開番号2024087049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-28
出願番号2024071431,2022078497
出願日2024-04-25,2017-10-17
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 76/15 20180101AFI20240621BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 外部端末と無線通信によるデータのやりとりを行う場合における、ユーザの利便性を高めるための仕組みを提供することを目的とする。
【解決手段】 無線ネットワークインタフェース122を有するMFP101は、無線インタネットワークフェースを介したダイレクト無線通信としてWi-Fi Direct(登録商標)に準拠する無線通信を使用するか、Wi-Fi Directに準拠しない無線通信を使用するかを設定することができる。また、MFP101は、外部装置とMFP101との間でネットワーク通信を確立するための接続情報を、無線インタフェースを使用する無線通信とは異なる方法で外部装置に提供する。MFP101は、ダイレクト無線通信としてWi-Fi Direct(登録商標)に準拠する無線通信を使用する場合と、そうでない場合とで異なる接続情報を提供する。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置であって、
無線ネットワークインタフェースと、
前記無線ネットワークインタフェースを介したダイレクト無線通信としてWi-Fi Direct(登録商標)に準拠するダイレクト無線通信を使用するか、前記Wi-FiDirectに準拠しないダイレクト無線通信を使用するかを設定する第1の設定手段と、
外部装置と前記情報処理装置との間でネットワーク通信を確立するための接続情報を、
前記無線ネットワークインタフェースを使用する無線通信とは異なる方法で外部装置に提供する提供手段と、を有し
前記提供手段は、前記第1の設定手段による設定に少なくとも基づいて、ダイレクト無線通信として前記Wi-Fi Directに準拠するダイレクト無線通信を使用する場合と、前記Wi-Fi Directに準拠しないダイレクト無線通信を使用する場合とで異なる接続情報を提供するよう制御することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記無線ネットワークインタフェースを使用する無線通信は、IEEE802.11に準拠する無線通信であり、
前記提供手段は、前記無線ネットワークインタフェースを使用するネットワーク通信とは異なる近距離無線通信で前記接続情報を外部装置に提供することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記近距離無線通信には、ISO/IEC21481またはISO/IEC18092に準拠するNFC通信、又はBluetooth(登録商標) Low Energyに準拠するBluetooth LE通信の少なくとも1つが含まれていることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
操作部を更に備え、
前記提供手段は、更に、前記操作部上に前記接続情報を含む二次元コードを前記操作部上に表示し、前記二次元コードを外部装置に読み取らせることで、前記接続情報を外部装置に提供することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
Wi-Fi Directの動作モードとしてAutonomous Goモードを有効にするか否かを設定する第2の設定手段を更に備え、
前記提供手段は、更に、前記第2の設定手段によりAutonomous Goモードが有効に設定されている場合と、前記Autonomous Goモードが有効に設定されていない場合とで、異なる接続情報を提供することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記提供手段は、前記第1の設定手段により、Wi-Fi Direct(登録商標)に準拠する無線通信を使用することが設定されていること、及び前記前記第2の設定手段によりAutonomous Goモードが有効に設定されていることに少なくとも従って、前記通信を確立するための接続情報として、少なくとも前記情報処理装置のソフトウェアアクセスポイントに接続するためのSSID(Service Set Identifier)とパスワード、及び、Wi-Fi Directで使用するデバイス名称を少なくとも含む接続情報を提供し、
前記第1の設定手段により、Wi-Fi Direct(登録商標)に準拠する無線通信を使用することが設定されていること、及び前記前記第2の設定手段によりAutonomous Goモードが有効に設定されていないことに少なくとも従って、前記SSIDと前記パスワードを含まず、前記デバイス名称を含む接続情報を提供することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記無線ネットワークインタフェースを介したダイレクト無線通信の使用を許可するか否かを設定する第3の設定手段を更に備え、
前記第3の設定手段によって、前記ダイレクト無線通信の使用を許可しないことが設定されていることに従って、前記提供手段は、前記情報処理装置に対して割り当てられているIPアドレスを含み、前記SSIDと前記パスワード、前記デバイス名称を含まない接続情報を提供することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
ユーザ操作に応じて前記ダイレクト無線通信を使用するか否かを設定する第4の設定手段を更に備え、
前記第3の設定手段によって前記ダイレクト無線通信の使用を許可することが設定されている場合であっても、前記第4の設定手段によって、前記ダイレクト無線通信を使用しないことが設定されている場合、前記提供手段は、前記情報処理装置に対して割り当てられているIPアドレスを含み、前記SSIDと前記パスワード、前記デバイス名称を含まない接続情報を提供することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記情報処理装置は、印刷装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記提供手段は、前記無線ネットワークインタフェースに関する設定、又は動作モードが変更されたことに従って、当該設定、及び当該動作モードに基づいて、前記Bluetooth LE通信で使用するGATTサーバのキャラクタリスティックを書き換え、前記Bluetooth LE通信を介して前記外部装置が取得可能な接続情報を異ならせることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外部端末と通信可能な情報処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年の情報処理装置は、IEEE802.11に準拠する無線通信機能を備えるものが増えている。IEEE802.11に準拠する無線通信機能を備える情報処理装置は、アクセスポイントを介してPCやモバイル端末等の外部装置からデータを受信し、受信したデータに基づく処理を実行する。
【0003】
また情報処理装置の中には、外部のアクセスポイントなどの中継装置を介さずに外部装置との間で無線通信を行う(以下、ダイレクト無線通信と呼ぶ)ことができるものも存在する。
【0004】
また、情報処理装置において、NFC(Near Field Communication)のような近距離無線機能を備えるものがある。近距離無線通信は、IEEE802.11に準拠する無線通信へハンドオーバする目的で使用されることがある(特許文献1)。特許文献1の情報処理装置は、Wi-Fi Direct(登録商標)ネットワークで使用されるべき設定(SSIDや暗号化方式、パスワードなど)を外部端末に送信する。接続設定を受信した外部端末は、情報処理装置との間でダイレクト無線通信を確立し、情報処理装置にダイレクト無線通信を使用してデータを送信できる状態に遷移する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-69720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、情報処理装置と外部端末との間でダイレクト無線通信を確立する際に、複数の方式のうちのいずれか1つを採用することが考えられる。情報処理装置がソフトウェアアクセスポイントとして動作し、外部端末が当該ソフトウェアアクセスポイントに接続することでダイレクト無線通信を確立する方法がある。また、Wi-Fi Directに準拠するダイレクト無線通信を確立する方法もある。Wi-Fi Directでは、1つのグループを構成する複数台の無線通信装置のなかの1台をアクセスポイントとして動作させ、他の無線通信装置はアクセスポイントとP2Pで無線通信を行う。アクセスポイントとして動作させる無線通信装置は、グループオーナー(GO)と呼ばれ、他の無線通信装置はクライアントと呼ばれる。GOは、グループオーナーネゴシエーションにより決定される。また、情報処理装置に対して安定して複数の通信端末を接続できるよう、情報処理装置が必ずGOとなるよう振る舞わせることも考えられる。これらの、いずれの方式を採用するかを、情報処理装置の設定や動作モードによって異ならせることが考えられる。
【0007】
また、外部端末にNFCやBluetooth(登録商標) LEのような近距離無線通信でダイレクト無線通信を確立するために使用する接続情報を送信し、ダイレクト無線通信へのハンドオーバを行う場合がある。また、接続情報を含むQRコード(登録商標)を情報処理装置の操作部に表示し、当該QRコードを外部端末に読み込ませることでダイレクト無線通信を確立するために使用する接続情報を送信する場合がある。
【0008】
しかしながら、従来、情報処理装置の設定や動作モードに応じてNFCやBleetooth LEのような近距離無線通信で通信端末に送信する接続情報を適切に書き換えるといった制御については考えられていなかった。従って、外部端末が近距離無線通信で取得した接続情報を使用してダイレクト無線通信を確立しようとする際に、情報処理装置のダイレクト無線通信の動作モードによっては、通信端末から送信される接続要求を正しく処理できない恐れがあった。
【0009】
本発明は、上記の問題点の少なくとも1つを鑑みなされたものである。本発明は、外部端末と無線通信によるデータのやりとりを行う場合における、ユーザの利便性を高めるための仕組みを提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明の別の目的は、情報処理装置の無線通信に関する設定やステータスに基づき、近距離無線通信を使用して外部端末に提供する接続情報を適切に異ならせる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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