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公開番号2024083697
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197643
出願日2022-12-12
発明の名称横型ブラインドの解体方法及び切断部材
出願人立川ブラインド工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 9/382 20060101AFI20240617BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】横型ブラインドを容易に解体できる解体方法を提供する。
【解決手段】ヘッドボックスから吊下支持される複数本のラダーコード12にスラット13を各段の縦糸12a間に設けた横糸12bにて支持し、ヘッドボックスから縦糸に近接させて昇降コード15を垂下し、ラダーコード12を介してスラット13を回動可能とするとともに、昇降コード15を昇降してスラット13を昇降可能とし、スラット13が長手方向の縁部であって、縦糸12aが垂下する位置に切欠部を備えた横型ブラインドを解体する解体方法であって、昇降コード15の端部15aに、横糸12bに係合可能な形状を有した切断部材30を取り付け、昇降コード15を下方に引っ張って、切断部材30で横糸12bを切断する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ヘッドボックスから吊下支持される複数本のラダーコードにスラットをそれぞれの前記ラダーコードの各段に2本の縦糸間に設けた横糸で支持し、
前記ヘッドボックスから前記縦糸に近接させて昇降コードを垂下し、前記ラダーコードを介して前記スラットを回動可能とするとともに、前記昇降コードを昇降して前記スラットを昇降可能とし、
前記スラットが長手方向の縁部であって、前記縦糸が垂下する位置に切欠部を備えた横型ブラインドを解体する解体方法であって、
前記昇降コードの端部に、前記横糸に係合可能な形状を有した切断部材を取り付け、
前記昇降コードを下方に引っ張って、前記切断部材で前記横糸を切断する
解体方法。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記ラダーコードの各段は、複数の横糸で構成され、
前記昇降コードは、前記横糸の間を挿通している
請求項1に記載の解体方法。
【請求項3】
前記ラダーコードの各段は、複数の横糸を交差することで複数の空間を構成し、1つの空間にスラットを挿通し、他の空間に前記昇降コードが挿通されている
請求項1に記載の解体方法。
【請求項4】
前記切断部材を、前記ラダーコードの最上段を構成する前記横糸より上側に位置する前記昇降コードの端部に取り付ける
請求項1に記載の解体方法。
【請求項5】
請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の横型ブラインドを解体する解体方法で使用する切断部材であって、
前記昇降コードの端部が取り付けられる取付部と、前記横糸を切断する刃部と、を備える
切断部材。
【請求項6】
前記横糸が進入して係合し、前記刃部が構成される係合部を備える
請求項5に記載の切断部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドボックスからラダーコード及び昇降コードを介して多数段のスラットを吊下支持する横型ブラインドを解体する解体方法及び横型ブラインドの解体で使用する切断部材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
横型ブラインドは、ヘッドボックスから吊下支持される複数本のラダーコードにスラットが支持されている。そして、スラットは、操作装置で操作することにより、ラダーコードを介して各スラットを同位相で回動操作可能である。また、ラダーコードの下端にはボトムレールが取り付けられているとともに、ボトムレールには、ヘッドボックスから垂下される昇降コードの下端が取り付けられている。そして、操作装置の操作により昇降コードを昇降することにより、ボトムレールを昇降してスラットを昇降できる。
【0003】
横型ブラインドの中には、複数本の昇降コードを、スラットに挿通するのではなく、スラットの前方及び後方に吊下支持して、ボトムレールを昇降可能としたものがある。このような横型ブラインドでは、各スラットに昇降コードを挿通するための挿通孔を設ける必要がないので、その挿通孔からの光漏れが生じることはなく、高遮蔽である。特許文献1では、ラダーコードの交差した横糸間にスラットを挿通し、スラットの切欠部に横糸の交差部を係合させて、ラダーコードに対するスラットの長手方向のずれを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-108794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の横型ブラインドは、各スラットが、スラットの切欠部に横糸の交差部が係合することで、スラットの長手方向にずれにくくなっている分、解体時には、ラダーコードからスラットを引き抜きにくい。このため、この種の横型ブラインドにあっては、解体作業効率の向上が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための横型ブラインドは、ヘッドボックスから吊下支持される複数本のラダーコードにスラットをそれぞれのラダーコードの各段に2本の縦糸間に設けた横糸で支持し、前記ヘッドボックスから前記縦糸に近接させて昇降コードを垂下し、前記ラダーコードを介してスラットを回動可能とするとともに、前記昇降コードを昇降して前記スラットを昇降可能とし、前記スラットが長手方向の縁部であって、前記縦糸が垂下する位置に切欠部を備えた横型ブラインドである。そして、このような横型ブラインドを解体する解体方法は、前記昇降コードの端部に、前記横糸に係合可能な形状を有した切断部材を取り付け、前記昇降コードを下方に引っ張って、前記切断部材で前記横糸を切断するものである。
【0007】
上記解体方法に適した横型ブラインドは、前記ラダーコードの各段は、複数の横糸で構成され、前記昇降コードが前記横糸の間を挿通するように構成されていてもよい。
更に、上記解体方法に適した横型ブラインドは、前記ラダーコードの各段において、複数の横糸を交差することで複数の空間を構成し、1つの空間にスラットを挿通し、他の空間に前記昇降コードを挿通して構成されていてもよい。
【0008】
上記解体方法において、前記切断部材を、前記ラダーコードの最上段を構成する前記横糸より上側に位置する昇降コードの端部に取り付けるようにしてもよい。
また、上記解体方法に使用する切断部材は、前記昇降コードの端部が取り付けられる取付部と、前記横糸を切断する刃部と、を備える。
【0009】
上記切断部材において、前記横糸が進入して係合し、前記刃部が構成される係合部を備えるようにしてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、横型ブラインドを容易に解体できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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