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公開番号2024080502
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193753
出願日2022-12-02
発明の名称電池モジュールの製造方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H01M 50/514 20210101AFI20240606BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】溶接位置にずれが生じることを抑える電池モジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】本開示に係る電池モジュールの製造方法は、表面に凹みが形成されたセル端子と、セル端子に溶接されるバスバとを準備するステップであって、バスバが、本体部と、本体部に形成された開口部とを有するステップと、セル端子の表面にバスバを設置するステップであって、セル端子の凹みの位置に開口部の位置が合うようにバスバが設置されるステップと、開口部、及び、開口部の位置から露出するセル端子を含む所定領域の画像を取得するステップと、画像の解析を行って、開口部の位置に対するセル端子の凹みの位置ずれを検出するステップと、を含むことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表面に凹みが形成されたセル端子と、前記セル端子に溶接されるバスバとを準備するステップであって、前記バスバが、本体部と、前記本体部に形成された開口部とを有するステップと、
前記セル端子の表面に前記バスバを設置するステップであって、前記セル端子の凹みの位置に前記開口部の位置が合うように前記バスバが設置されるステップと、
前記開口部、及び、前記開口部の位置から露出する前記セル端子を含む所定領域の画像を取得するステップと、
前記画像の解析を行って、前記開口部の位置に対する前記セル端子の凹みの位置のずれを検出するステップと、
を含むことを特徴とする電池モジュールの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池モジュールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には電池セルに備えられる端子の高さを判別する方法が開示されている。電池モジュールは、複数の電池セルで構成され、電池セルの有する端子同士を接続することで一つの電池モジュールとして機能する。電池セル同士を正確に接続する必要があり、端子位置を正確に特定する技術が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-116926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電池モジュールを構成する電池セル同士の端子接続は、通常、バスバを用いて行われる。ここで、端子とバスバを溶接する場合を考えると、端子に用いる部材によっては溶接位置にずれが生じ、溶接強度が保証できない虞がある。故に、端子とバスバを溶接する場合には、溶接位置にずれが生じないように端子とバスバの位置合わせを正しく行うことが求められる。
【0005】
本開示の目的の1つは、電池セルの端子にバスバを溶接する場合において、溶接位置にずれが生じることを抑える製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、電池モジュールの製造方法である。
電池モジュールの製造方法は、表面に凹みが形成されたセル端子と、セル端子に溶接されるバスバとを準備するステップであって、バスバが、本体部と、本体部に形成された開口部とを有するステップと、
セル端子の表面にバスバを設置するステップであって、セル端子の凹みの位置に開口部の位置が合うようにバスバが設置されるステップと、
開口部、及び、開口部の位置から露出するセル端子を含む所定領域の画像を取得するステップと、
画像の解析を行って、開口部の位置に対するセル端子の凹みの位置ずれを検出するステップと、
を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、バスバの開口部とこの開口部の位置から露出するセル端子を含む所定領域の画像データの解析により、この開口部の位置に対するセル端子の凹みの位置のずれが検出できる。そのため、例えば、位置ずれが検出されたときには、この位置ずれを修正してから溶接を行うことが可能となる。故に、本開示によれば、電池セルの端子にバスバを溶接する場合において、溶接位置にずれが生じるのを抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
端子とバスバの接続形態を示す概要図である。
本実施形態における凹凸の検出工程フローの概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、端子とバスバの接続形態を示す概要図である。
【0010】
図1(A)は、端子1の断面図である。本実施形態において端子1は、アルミニウム部材2及び銅部材3で構成される。さらに、アルミニウム部材2は、特徴箇所である凹み4を有し、凹み4と対向する面において銅部材3と接続されている。凹み4において、アルミニウム部材2は最も薄い。
(【0011】以降は省略されています)

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