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公開番号2024061197
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168980
出願日2022-10-21
発明の名称植毛鉤針取付治具
出願人株式会社カネカ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A41G 3/00 20060101AFI20240425BHJP(衣類)
要約【課題】植毛鉤針を精度良く自動植毛装置に取り付けることができる植毛鉤針取付治具を提供する。
【解決手段】植毛鉤針20により植毛ネットの目に毛髪材を結びつける自動植毛装置の針固定部15に、植毛鉤針20を取り付けるための植毛鉤針取付治具300である。植毛鉤針取付治具300は、針固定部15に装着される装着部310と、装着部310が針固定部15に装着された状態で、植毛鉤針20の先端部21に当接して位置を規制する当接部320と、を備える。
【選択図】図25
特許請求の範囲【請求項1】
植毛鉤針により植毛ネットの目に毛髪材を結びつける自動植毛装置の針固定部に、前記植毛鉤針を取り付けるための植毛鉤針取付治具であって、
前記針固定部に装着される装着部と、
前記装着部が前記針固定部に装着された状態で、前記植毛鉤針の先端部に当接して位置を規制する当接部と、
を備える、植毛鉤針取付治具。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記針固定部は、当該針固定部に締結部品を締結することにより前記植毛鉤針を固定するものであり、
前記装着部は、当該装着部が前記針固定部に装着された状態で、前記締結部品を締結可能に露出させる隙間を有する、請求項1に記載の植毛鉤針取付治具。
【請求項3】
前記当接部は、前記装着部が前記針固定部に装着された状態で、前記植毛鉤針の先端部に対して鉛直方向から当接する鉛直規制面を有する、請求項1または2に記載の植毛鉤針取付治具。
【請求項4】
前記鉛直規制面は、前記植毛鉤針の先端部に対して鉛直下方から当接する、請求項3に記載の植毛鉤針取付治具。
【請求項5】
前記当接部は、前記装着部が前記針固定部に装着された状態で、前記植毛鉤針の先端部に対して水平方向かつ前記植毛鉤針の長手方向に対して垂直な方向から当接する第1水平規制面を有する、請求項1に記載の植毛鉤針取付治具。
【請求項6】
前記当接部は、前記装着部が前記針固定部に装着された状態で、前記植毛鉤針の先端部に対して水平方向かつ前記植毛鉤針の長手方向に対して平行な方向から当接する第2水平規制面を有する、請求項1に記載の植毛鉤針取付治具。
【請求項7】
前記装着部は、前記針固定部の鉛直上方に載置されて当該針固定部に装着され、
前記植毛鉤針取付治具の重心が、前記装着部にある、請求項1に記載の植毛鉤針取付治具。
【請求項8】
前記装着部は、前記針固定部に嵌合する形状である、請求項1に記載の植毛鉤針取付治具。
【請求項9】
前記装着部が、前記針固定部を挟持する2つの部材で構成されている、請求項1に記載の植毛鉤針取付治具。
【請求項10】
前記当接部が、前記植毛鉤針の前記先端部を挟持する2つの部材で構成されている、請求項1に記載の植毛鉤針取付治具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪材を植毛ネットに植毛する自動植毛装置において、植毛鉤針を自動植毛装置に取り付けるために用いられる植毛鉤針取付治具に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、毛髪材を植毛ネットに結び付けて植毛する自動植毛装置が提案されている。この自動植毛装置では、毛髪材を植毛ネットの目の横糸に結び付けて植毛する植毛鉤針を有しており、毛髪材が植毛鉤針の先端部に保持された状態で植毛ネットの目を出入りすることによって、毛髪材が植毛ネットの目に結び付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6533350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような自動植毛装置において使用される植毛ネットの目は、例えば1mm以下と非常に小さく、植毛鉤針の先端部はそれよりももっと小さくする必要がある。また、植毛鉤針は、自動植毛装置に取り付けられる根元部から先端部にかけて数cm程度の長さが必要である。そのため、植毛鉤針を自動植毛装置に取り付ける際に僅かでも傾くと、植毛ネットの狙った目に植毛鉤針の先端部を通すことができないだけでなく、植毛ネットが破れたり、植毛鉤針の先端部が折れたり曲がったりするなどの問題が生じる。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、植毛鉤針を精度良く自動植毛装置に取り付けることができる植毛鉤針取付治具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、以下に開示する植毛鉤針取付治具は、植毛鉤針により植毛ネットの目に毛髪材を結びつける自動植毛装置の針固定部に、前記植毛鉤針を取り付けるための植毛鉤針取付治具であって、前記針固定部に装着される装着部と、前記装着部が前記針固定部に装着された状態で、前記植毛鉤針の先端部に当接して位置を規制する当接部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
上記の植毛鉤針取付治具によれば、装着部が針固定部に装着された状態で、当接部に植毛鉤針の先端部の位置が規制されるため、針固定部に対する植毛鉤針の先端部の相対的な位置を一定にしながら植毛鉤針を針固定部に取り付けることができる。したがって、植毛鉤針を精度良く自動植毛装置に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、自動植毛装置120の構造を奥行方向に見た模式図である。
図2は、自動植毛装置120の構造を後方から見た模式図である。
図3は、自動植毛装置120の第1動作から第4動作を示す図であって、自動植毛装置120の構造を奥行方向に見た模式図である。
図4は、図3の一部を拡大した拡大図である。
図5は、自動植毛装置120の第1動作から第4動作を示す図であって、自動植毛装置120の構造を後方から見た模式図である。
図6は、自動植毛装置120の第5動作を示す図である。
図7は、自動植毛装置120の第6動作及び第7動作を示す図である。
図8は、図7の一部を拡大した拡大図である。
図9は、自動植毛装置120の第8動作及び第9動作を示す図である。
図10は、図9の一部を拡大した拡大図である。
図11は、自動植毛装置120の第10動作を示す図である。
図12は、図11の一部を拡大した拡大図である。
図13は、自動植毛装置120の第11動作を示す図である。
図14は、自動植毛装置120の第12動作及び第13動作を示す図である。
図15は、図14の一部を拡大した拡大図である。
図16は、自動植毛装置120の第14動作を示す図である。
図17は、図16の一部を拡大した拡大図である。
図18は、自動植毛装置120の第15動作を示す図である。
図19は、図18の一部を拡大した拡大図である。
図20は、自動植毛装置120の第16動作から第18動作を示す図である。
図21Aは、引出鉤針30側から見た結び目100cを示す図である。
図21Bは、植毛鉤針20側から見た結び目100cを示す図である。
図22は、植毛鉤針20及び針固定部15の構成を示す斜視図である。
図23は、植毛鉤針20が取り付けられた状態の針固定部15の構成を示す斜視図である。
図24は、植毛鉤針取付治具300の構成を示す斜視図である。
図25は、植毛鉤針取付治具300の使用状態を示す斜視図である。
図26は、植毛鉤針良否判別治具の構成を示す斜視図である。
図27は、植毛鉤針良否判別治具の使用状態を示す斜視図である。
図28は、植毛鉤針良否判別治具の使用状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。また、以下の説明において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、その繰り返しの説明は省略する。また、実施形態および変形例に記載された各構成は、適宜組み合わされてもよいし、変更されてもよい。また、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、構成の一部が省略されたりしている。
【0010】
<<自動植毛装置の構成例及び動作例>>
最初に、本発明の実施形態に係る自動植毛装置の基本的な構成及び動作について図面を参照して説明する。なお、ここでは、本発明の要部を説明する前提として、自動植毛装置の基本的な構成及び動作のそれぞれの一例を説明するに過ぎない。本発明の要部の構成及び動作と矛盾を生じない限りにおいて、ここで説明する自動植毛装置の構成及び動作とは異なる構成及び動作を採用することは当然に可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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