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公開番号2024057931
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164928
出願日2022-10-13
発明の名称情報処理装置及びプログラム
出願人日本放送協会,株式会社TDAI Lab,国立大学法人 東京大学
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 16/95 20190101AFI20240418BHJP(計算;計数)
要約【課題】Webメディアのユーザーに対して、意見の多様性・情報の信頼性などに気付くきっかけを与える。
【解決手段】情報処理装置1は、所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部12と、投稿から情報を抽出する情報抽出部13と、情報を分析する情報分析部14と、分析結果に基づいて、トピックについてメッセージが必要か否かを判定するメッセージ要否判定部16と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、
前記投稿からインタラクション情報を含む情報を抽出する情報抽出部と、
前記投稿をノード表示し、前記インタラクション情報に基づいて、繋がりがあるノードをエッジで結んだ第1ネットワークを作成する情報分析部と、
前記第1ネットワークの分断度に基づいて、前記トピックについてメッセージが必要か否かを判定するメッセージ要否判定部と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、
前記投稿から投稿文を含む情報を抽出する情報抽出部と、
前記投稿をノード表示し、前記投稿文をベクトルに変換し、ベクトルが近傍するノードをエッジで結んだ第2ネットワークを作成する情報分析部と、
前記第2ネットワークの分断度に基づいて、前記トピックについてメッセージが必要か否かを判定するメッセージ要否判定部と、
を備える、情報処理装置。
【請求項3】
所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、
前記投稿から拡散情報を含む情報を抽出する情報抽出部と、
前記拡散情報に基づいて、所定の割合の投稿が上位何%のユーザーによって投稿、又は所定の割合の投稿が上位何%の投稿によって占有されているかを示す拡散率を算出する情報分析部と、
前記拡散率に基づいて、前記トピックについてメッセージが必要か否かを判定するメッセージ要否判定部と、
を備える、情報処理装置。
【請求項4】
所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、
前記投稿からフォロワー数を含む情報を抽出する情報抽出部と、
前記フォロワー数が所定数未満の投稿が全体の何%を占めているかを示す低信頼率を算出する情報分析部と、
前記低信頼率に基づいて、前記トピックについてメッセージが必要か否かを判定するメッセージ要否判定部と、
を備える、情報処理装置。
【請求項5】
所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、
前記投稿からインタラクション情報を含む情報を抽出する情報抽出部と、
前記投稿をノード表示し、前記インタラクション情報に基づいて、繋がりがあるノードをエッジで結んだ第1ネットワークを作成する情報分析部と、
前記第1ネットワークの分断度が閾値以上である場合には、前記トピックについて意見の分断が発生していることを示すメッセージを作成するメッセージ作成部と、
を備える、情報処理装置。
【請求項6】
所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、
前記投稿から投稿文を含む情報を抽出する情報抽出部と、
前記投稿をノード表示し、前記投稿文をベクトルに変換し、ベクトルが近傍するノードをエッジで結んだ第2ネットワークを作成する情報分析部と、
前記第2ネットワークの分断度が閾値以上である場合には、前記トピックについて意見の分断が発生していることを示すメッセージを作成するメッセージ作成部と、
を備える、情報処理装置。
【請求項7】
所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、
前記投稿から拡散情報を含む情報を抽出する情報抽出部と、
前記拡散情報に基づいて、所定の割合の投稿上位何%のユーザー又は投稿によって拡散されているかを示す拡散率を算出する情報分析部と、
前記拡散率が閾値以上である場合には、前記トピックについて少数のユーザー又は投稿による意見が目立っていることを示すメッセージを作成するメッセージ作成部と、
を備える、情報処理装置。
【請求項8】
所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、
前記投稿からフォロワー数を含む情報を抽出する情報抽出部と、
前記フォロワー数が所定数未満の投稿が全体の何%を占めているかを示す低信頼率を算出するする情報分析部と、
前記低信頼率が閾値以上である場合には、前記トピックについて見せかけのトレンドが発生している可能性があることを示すメッセージを作成するメッセージ作成部と、
を備える、情報処理装置。
【請求項9】
前記トピックを検索クエリとして、過去に出稿した記事、又はこれから出稿予定の記事を記憶する記事記憶部から、該トピックを含む記事を取得する記事取得部と、
前記記事取得部によって取得された記事に、前記メッセージを付与するメッセージ付与部と、
を備える、請求項5から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第1ネットワークをクラスタリングし、クラスタ化ネットワークを作成する第1クラスタリング部と、
前記クラスタ化ネットワークの図形を含む可視化情報を作成する可視化情報作成部と、
前記記事取得部によって取得された記事に、前記メッセージに前記可視化情報を階層化して付与する可視化情報付与部と、
を備える、請求項5に従属する請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インターネットの普及により、言論空間は爆発的に膨張し、情報が双方向・リアルタイム・無制限に交錯する時代へ突入している。これら情報過多の解決のため、視聴回数に基づくソーシャルトレンドや、個人の趣向に合わせたレコメンドなどが普及している。
【0003】
しかし、近年では、偏った情報しか見られない(フィルターバブル)、類似した情報ばかり見て偏る(エコーチェンバー)などの影響を強く受けると、フェイクニュースに引っ掛かったり、社会的分断が起きたりすることが問題視されている。
【0004】
そこで、コンテンツに関連するコンテンツ関連情報に基づいて、コンテンツがフェイクニースに関する条件を満たすかどうかを判定し、判定結果に基づいて、コンテンツがフェイクニースに該当するかの判断材料となるフェイク見解情報を端末装置に提供する情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-164591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の技術により、個々のニュースがフェイクニースに該当するか否かを判定することは可能である。しかし、従来の技術では、Webメディアで話題となっているトピックに対して意見の多様性・情報の信頼性などの傾向を判定することは行っておらず、フィルターバブル、エコーチェンバーなどの影響を受けているユーザーに対して、意見の多様性・情報の信頼性などに気付くきっかけを与えることは困難であった。
【0007】
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、Webメディアのユーザーに対して、意見の多様性・情報の信頼性といったトピックの傾向に気付くきっかけを与えることが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、一実施形態に係る情報処理装置は、所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、前記投稿からインタラクション情報を含む情報を抽出する情報抽出部と、前記投稿をノード表示し、前記インタラクション情報に基づいて、繋がりがあるノードをエッジで結んだ第1ネットワークを作成する情報分析部と、前記第1ネットワークの分断度に基づいて、前記トピックについてメッセージが必要か否かを判定するメッセージ要否判定部と、を備える。
【0009】
また、一実施形態に係る情報処理装置は、所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、前記投稿から投稿文を含む情報を抽出する情報抽出部と、前記投稿をノード表示し、前記投稿文をベクトルに変換し、ベクトルが近傍するノードをエッジで結んだ第2ネットワークを作成する情報分析部と、前記第2ネットワークの分断度に基づいて、前記トピックについてメッセージが必要か否かを判定するメッセージ要否判定部と、を備える。
【0010】
また、一実施形態に係る情報処理装置は、所定のトピックに関する投稿をWebメディアから収集する投稿収集部と、前記投稿から拡散情報を含む情報を抽出する情報抽出部と、前記拡散情報に基づいて、所定の割合の投稿が上位何%のユーザーによって投稿、又は所定の割合の投稿が上位何%の投稿によって占有されているかを示す拡散率を算出する情報分析部と、前記拡散率に基づいて、前記トピックについてメッセージが必要か否かを判定するメッセージ要否判定部メッセージ要否判定部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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