TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024042063
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2024014148,2023203717
出願日2024-02-01,2023-07-03
発明の名称喫煙具用カートリッジ
出願人Future Technology株式会社
代理人
主分類A24D 1/20 20200101AFI20240319BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】誘導加熱式の喫煙具に用いられる喫煙具用カートリッジにおいて、複数のエアロゾル形成基材を安定して加熱する。
【解決手段】複数のエアロゾル形成基材10と、複数のエアロゾル形成基材10と同軸上に配置されるマウスピース30と、複数のエアロゾル形成基材およびマウスピース30を包む外装部材40とを備え、誘導加熱式の喫煙具に装着されて使用される喫煙具用カートリッジであって、第1磁性体を含む第1サセプタ20と、強磁性、常磁性または非磁性の金属材料からなるリング状の磁気誘導体80と、を備え、第1サセプタ20は、複数のエアロゾル形成基材10内に配置され、複数のエアロゾル形成基材10を加熱可能とし、磁気誘導体80は複数のエアロゾル形成基材10とマウスピース30との間に、喫煙具用カートリッジの中心軸と直交する姿勢で設置されている。
【選択図】図37
特許請求の範囲【請求項1】
複数のエアロゾル形成基材と、前記複数のエアロゾル形成基材と同軸上に配置されるマウスピースと、前記複数のエアロゾル形成基材および前記マウスピースを包む外装部材と、を備え、誘導加熱式の喫煙具に装着されて使用される喫煙具用カートリッジであって、
第1磁性体を含む第1サセプタと、
強磁性、常磁性または非磁性の金属材料からなるリング状の磁気誘導体と、を備え、
前記第1サセプタは、前記複数のエアロゾル形成基材内に配置され、前記複数のエアロゾル形成基材を加熱可能とし、
前記磁気誘導体は前記複数のエアロゾル形成基材と前記マウスピースとの間に、前記喫煙具用カートリッジの中心軸と直交する姿勢で設置されている、
ことを特徴とする、喫煙具用カートリッジ。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記磁気誘導体は、前記外装部材の内径とほぼ同じ大きさで、前記外装部材の内側に嵌合可能であり、前記エアロゾル形成基材の一端面に当接している、
ことを特徴とする、請求項1に記載の喫煙具用カートリッジ。
【請求項3】
複数のエアロゾル形成基材と、前記複数のエアロゾル形成基材と同軸上に配置されるマウスピースと、を備え、誘導加熱式の喫煙具に装着されて使用される喫煙具用カートリッジであって、
第1磁性体を含む第1サセプタと、
強磁性、常磁性または非磁性の金属材料からなるスプリング状の磁気誘導体と、を備え、
前記第1サセプタは、前記複数のエアロゾル形成基材内に配置され、前記複数のエアロゾル形成基材を加熱可能とし、
前記磁気誘導体は、前記複数のエアロゾル形成基材と前記マウスピースとの間に、その両端部を前記複数のエアロゾル形成基材と前記マウスピースに当接している、
ことを特徴とする、喫煙具用カートリッジ。
【請求項4】
複数のエアロゾル形成基材と、前記複数のエアロゾル形成基材と同軸上に配置されるマウスピースと、を備え、誘導加熱式の喫煙具に装着されて使用される喫煙具用カートリッジであって、
第1磁性体を含む第1サセプタを備え、
前記第1サセプタは、前記複数のエアロゾル形成基材内に配置され、前記複数のエアロゾル形成基材を加熱可能とし、
前記複数のエアロゾル形成基材と前記マウスピースとの間の領域に内部空間が形成され、
前記第一サセプタの一部は、前記内部空間に露出し、当該露出した部分には、丸穴や肉抜きが形成されている、
ことを特徴とする、喫煙具用カートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、喫煙具用カートリッジに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、火炎を用いることなく、タバコの成分を含むタバコカートリッジを加熱して、気
化したタバコ成分を吸引する方式のタバコ製品が広く知られている。また、嗜好の多様化
から、タバコ成分を含まない植物の芳香や味わいを、タバコ同様に火炎を用いずに楽しむ
ためのカートリッジも知られ始めている。このようなカートリッジ等は、加熱式の喫煙具
に装着されることで使用される。
【0003】
加熱式の喫煙具として、例えばブレード加熱式のものや誘導加熱式のものが知られてい
る。誘導加熱式の喫煙具に用いられるカートリッジの構成として、例えば特許文献1が公
知である。特許文献1に記載のタバコ製品では、エアロゾル形成体と、サセプタ粒子(第
1サセプタ)と、を含有するタバコシート(複数のエアロゾル形成基材)が棒状に折り畳
まれた状態でラッパーによって包まれている。このタバコ製品が誘導加熱式の喫煙具に装
着され、スイッチがオンされると、喫煙具に内蔵されたコイルに交流電流が流れることに
より、交流磁界が発生する。これにより、サセプタ粒子に誘導電流が流れてサセプタ粒子
が誘導加熱される。そして、サセプタ粒子からエアロゾル形成体に熱が伝達されることで
、エアロゾル形成体が加熱されてエアロゾルが生成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6165275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のタバコ製品では、誘導電流がサセプタ粒子に安定して流れないこと
に起因して、エアロゾル形成体を安定して加熱できない場合があった。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、その目的は、誘導加熱式の喫煙具
に用いられる喫煙具用カートリッジにおいて、複数のエアロゾル形成基材を安定して加熱
することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、複数のエアロゾル形成基材と、前記複
数のエアロゾル形成基材と同軸上に配置されるマウスピースと、を備え、誘導加熱式の喫
煙具に装着されて使用される喫煙具用カートリッジであって、第1磁性体を含む第1サセ
プタと、第2磁性体を含む第2サセプタと、を備え、前記第1サセプタは、前記複数のエ
アロゾル形成基材内に配置され、前記複数のエアロゾル形成基材を誘導加熱可能とし、前
記第2サセプタは、前記第1サセプタと離間しているか、または前記第1サセプタと接触
しており、
前記第2磁性体のキュリー温度は、前記第1磁性体のキュリー温度よりも高いことを特
徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、誘導加熱式の喫煙具に用いられる喫煙具用カートリッジにおいて、複
数のエアロゾル形成基材を安定して加熱することができる。なお、上記した以外の課題、
構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
図1のII-II線断面図。
図1に示す喫煙具用カートリッジが誘導加熱式の喫煙具に装着されたときの断面図。
第1実施形態の変形例1-1に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第1実施形態の変形例1-2に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第1実施形態の変形例1-3に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第2実施形態に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
図7のVIII-VIII線断面図。
図7に示す第1サセプタおよび第2サセプタの斜視図。
第2サセプタの別の例を示す斜視図。
(a)は第2実施形態の変形例2-1に係る喫煙具用カートリッジの断面図、(b)は(a)に示す第1サセプタおよび第2サセプタの平面図。
(a)は第2実施形態の変形例2-2に係る喫煙具用カートリッジの断面図、(b)は(a)に示す第1サセプタおよび第2サセプタの平面図。
第2実施形態の変形例2-3に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第2実施形態の変形例2-4に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第3実施形態に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
図15のXVI-XVI線断面図。
第1サセプタおよび第2サセプタの構成を説明する斜視図。
第1サセプタおよび第2サセプタの別の例を説明する斜視図。
第1サセプタおよび第2サセプタのさらに別の例を説明する斜視図。
第4実施形態に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
図20のXXI-XXI線断面図。
第4実施形態の変形例4-1に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第4実施形態の変形例4-2に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第5実施形態に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
図24のXXV-XXV線断面図。
第5実施形態の変形例5-1に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第5実施形態の変形例5-2に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第5実施形態の変形例5-3に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第6実施形態に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
図29のXXX-XXX線断面図。
第6実施形態の変形例6-1に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第6実施形態の変形例6-2に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第6実施形態の変形例6-3に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第6実施形態の変形例6-4に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
第7実施形態に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
図35に示す第1サセプタの平面図。
第8実施形態に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
図37に示す磁気誘導体の平面図。
第8実施形態の変形例8-1に係る喫煙具用カートリッジの断面図。
図39に示す磁気誘導体の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
液体組成物
18日前
個人
加熱式喫煙具用取り外し具
20日前
Future Technology株式会社
エアロゾル形成基材
21日前
Future Technology株式会社
エアロゾル形成基材とその製造方法、設置治具
1か月前
Future Technology株式会社
エアロゾル形成基材とその製造方法及び製造装置
11日前
Future Technology株式会社
エアロゾル吸引カートリッジのシール部材及びシール構造
4日前
日本たばこ産業株式会社
香味吸引器
6日前
Future Technology株式会社
芳香カートリッジ
6日前
Future Technology株式会社
喫煙具用カートリッジ
1か月前
Future Technology株式会社
電子タバコカートリッジ
1か月前
日本たばこ産業株式会社
加熱式たばこ、加熱式たばこ製品
17日前
日本たばこ産業株式会社
端末装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
13日前
日本たばこ産業株式会社
たばこ製品用の香味成分含有溶液の製造方法及び製造装置
19日前
アール・ジエイ・レイノルズ・タバコ・カンパニー
着脱式カートリッジ付喫煙品
1か月前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
エアロゾル発生物品
17日前
ジェイティー インターナショナル エスエイ
エアロゾル発生装置及びそのための加熱チャンバ
1か月前
ジェイティー インターナショナル エスエイ
エアロゾル発生装置及びそのための加熱チャンバ
27日前
深せん麦克韋爾科技有限公司
ハウジング及びアトマイザー
21日前
ジェイティー インターナショナル エスエイ
点灯式ステータスインジケータを備えるエアロゾル発生装置
13日前
ジェイティー インターナショナル エスエイ
点灯式ステータスインジケータを備えるエアロゾル発生装置
13日前
深せん麦克韋爾科技有限公司
エアロゾル生成装置とそのエアロゾル生成製品及びレセプター
27日前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
加熱被覆を有するエアロゾル発生装置
17日前
モドラル・ブランズ・インコーポレイテッド
複数相送達組成物及びそのような組成物を組み込んだ製品
13日前
深せん麦克韋爾科技有限公司
加熱アセンブリ及びエアロゾル発生装置
21日前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
自己診断を含むエアロゾル発生器具
6日前
深せん麦克韋爾科技有限公司
加熱モジュール及びエアロゾル発生装置
1か月前
アール・エイ・アイ・ストラテジック・ホールディングス・インコーポレイテッド
非加熱、非燃焼式喫煙物品
6日前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
保持機構を有するエアロゾル発生装置
1か月前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
エアロゾル発生システム用のヒーター組立品
27日前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
漏れが低減されたエアロゾル発生装置
6日前
深せん麦克韋爾科技有限公司
霧化アセンブリ、電子霧化装置及び検出方法
19日前
ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
喫煙品
6日前
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
エアロゾル発生システム用のカートリッジ
6日前
アール・エイ・アイ・ストラテジック・ホールディングス・インコーポレイテッド
視覚的表示を有するエアロゾル送達装置
6日前
ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
エアロゾル供給システム
27日前
ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
エアロゾル供給デバイス
1か月前
続きを見る