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公開番号2024045304
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2024008893,2022509633
出願日2024-01-24,2020-08-13
発明の名称エアロゾル供給システム
出願人ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド,Nicoventures Trading Limited
代理人個人,個人,個人
主分類A24F 40/40 20200101AFI20240326BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】新規なエアロゾル供給システムのためのカートリッジを提供する。
【解決手段】カートリッジ(2、200)及びコントロールユニット(4)を備えるエアロゾル供給システム(1)のためのカートリッジ(2、200)であって、システムは、エアロゾル化可能材料を気化させるための気化器を備える。カートリッジ(2、200)は、空気入口(50)からエアロゾル生成領域を介して出口(60)まで延びる空気チャネルと、エアロゾル化可能材料(207)を収容するためのリザーバ(31)と、を備える。カートリッジは、エアロゾル化可能材料レベル観察手段(205)を更に備える。エアロゾル化可能材料レベル観察手段(205)は、カートリッジ(2、200)の面(301、302)に配置された輪郭面(300)を備えることができ、輪郭面(300)との光の相互作用によって、エアロゾル化可能材料レベル(207)の可視性を改善する。
【選択図】 図12A
特許請求の範囲【請求項1】
カートリッジ及びコントロールユニットを備えるエアロゾル供給システムのためのカートリッジであって、
前記システムが、エアロゾル化可能材料を気化させるための気化器を備え、
前記カートリッジが、
前記カートリッジのための空気入口からエアロゾル生成領域を介して出口まで延びる空気チャネルと、
エアロゾル化のためのエアロゾル化可能材料を収容するためのリザーバと、を備え、
前記カートリッジが、前記リザーバ内のエアロゾル化可能材料のレベルをユーザが観察するのを可能にするためのエアロゾル化可能材料レベル観察手段を更に備える、カートリッジ。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記エアロゾル化可能材料レベル観察手段が、前記カートリッジの面に配置された少なくとも1つの輪郭面を備える、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
第1の面と、第2の面と、第1の側面及び第2の側面と、を備え、
前記両側面が、前記第1の面と前記第2の面との間に配置されている、請求項2に記載のカートリッジ。
【請求項4】
前記輪郭面が、前記両側面の少なくとも一方に配置されている、請求項3に記載のカートリッジ。
【請求項5】
前記輪郭面が、前記両側面の双方に配置されている、請求項4に記載のカートリッジ。
【請求項6】
前記輪郭面が、前記第1の面に配置されている、請求項3~5のいずれか一項に記載のカートリッジ。
【請求項7】
前記輪郭面が、前記第2の面に配置されている、請求項3~6のいずれか一項に記載のカートリッジ。
【請求項8】
前記輪郭面が、前記出口の近位に配置されている、請求項2~7のいずれか一項に記載のカートリッジ。
【請求項9】
前記輪郭面が、前記リザーバに配置されている、請求項2~8のいずれか一項に記載のカートリッジ。
【請求項10】
前記リザーバが、長軸及び短軸を含む楕円形断面を備え、
前記輪郭面が、前記長軸との前記楕円形断面の交差部に配置されている、請求項9に記載のカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ニコチン送達システム(例えば、電子タバコ及び同種のもの)などのエアロゾル供給システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
電子タバコ(eシガレット)などの電子エアロゾル供給システムは、一般に、ニコチンを典型的に含む製剤を収容する原料液体のリザーバやタバコベース製品などの固形物などのエアロゾル前駆体材料を収容し、それからエアロゾルが、ユーザによる吸引のために、例えば、熱蒸発を介して、生成される。したがって、エアロゾル供給システムは、典型的に気化器、例えば、前駆体材料の一部を気化させてエアロゾル供給システムを通る空気チャネルのエアロゾル生成領域にエアロゾルを生成するために配置される加熱要素を備えるであろう。ユーザがデバイスに対して吸引し、電力が気化器に供給されると、空気は、デバイスの中に、1つ又は複数の入口穴を通して、空気チャネルに沿って、エアロゾル生成領域まで引かれ、そこにおいて空気は、気化した前駆体材料と混合して凝縮エアロゾルを形成する。エアロゾル生成領域を通して引かれる空気は、空気チャネルに沿ってマウスピース開口まで連続し、幾らかのエアロゾルをそれと一緒に運び、ユーザによる吸引のためにマウスピース開口を通って出る。
【0003】
モジュール式のアセンブリを備えることはエアロゾル供給システムにとって一般的であり、多くの場合、2つの主要な機能部分、即ち、コントロールユニット及び使い捨て可能/交換可能なカートリッジ部分を有する。典型的には、カートリッジ部分は、消耗型エアロゾル前駆体材料及び気化器(アトマイザ)を備え、他方、コントロールユニット部分は、再充電可能バッテリー、デバイス制御回路、賦活センサ、及びユーザインターフェース特徴部など、より長い寿命アイテムを備えるであろう。コントロールユニットは、再使用可能な部分又はバッテリーセクションと呼ばれることもあり、交換可能なカートリッジは、使い捨て可能な部分又はカートマイザと呼ばれることもある。
【0004】
コントロールユニット及びカートリッジは、例えば、ねじ山、バヨネット、ラッチ又は摩擦嵌合固定を用いて、使用のためのインターフェースで互いに機械式に結合される。カートリッジのエアロゾル前駆体材料が使い果たされたとき、又は、ユーザが違ったエアロゾル前駆体材料を有する違ったカートリッジに切り換えるのを希望するとき、カートリッジは、コントロールユニットから取り外されることがあり、交換カートリッジは、デバイスに対してそれの定位置に取り付けられることがある。
【0005】
液体エアロゾル前駆体(eリキッド)を収容するカートリッジの潜在的な欠点は、漏れの危険性である。eシガレットカートリッジは、典型的には、エアロゾル化可能材料リザーバから、空気入口からカートリッジ用エアロゾル出口に接続する空気経路/チャネルに配置される気化器に、エアロゾル化可能材料を引くための機構、例えば、毛管ウィック、を有する。エアロゾル化可能材料リザーバからカートリッジを通って開いた空気チャネルの中への流体輸送経路が存在するという理由で、カートリッジから漏れるエアロゾル化可能材料の対応する危険性が存在する。漏れは、自身の手や他のアイテムにeリキッドが達することを望まないのが自然なエンドユーザの視点からと、同じく信頼性の視点からと、の双方で望ましくないが、その理由は、コントロールユニットに接続されたカートリッジの端部からの漏れが、例えば、腐食のせいで、コントロールユニットを損傷する可能性がある、からである。漏れの危険性を減少させるためのいくつかのアプローチは、例えば、空気チャネルに進入するウィックをしっかりクランプすることによって、気化器へのエアロゾル化可能材料の流れを制限することを含むことがある。通常の使用では、ウィックによって取り上げられるエアロゾル化可能材料は、気化器の冷却(即ち、理想的な動作温度)を保つのに十分であるが、取り上げられるエアロゾル化可能材料が不十分である(例えば、リザーバのエアロゾル化可能材料が低く動く)とき、これは、いくつかのシナリオでは、過熱と望ましくない香味を生じさせる可能性がある。
【0006】
様々なアプローチは、本明細書で説明されており、上で議論された課題のいくつかを扱うか又は和らげるのに役立つことを目的とする。
【発明の概要】
【0007】
いくつかの実施形態の第1の態様によれば、カートリッジ及びコントロールユニットを備えるエアロゾル供給システムのためのカートリッジが提供され、
システムが、エアロゾル化可能材料を気化させるための気化器を備え、
カートリッジが、
カートリッジのための空気入口からエアロゾル生成領域を介して出口まで延びる空気チャネルと、
エアロゾル化のためのエアロゾル化可能材料を収容するためのリザーバと、を備え、
カートリッジが、リザーバ内のエアロゾル化可能材料のレベルをユーザが観察するのを可能にするためのエアロゾル化可能材料レベル観察手段を更に備える。
【0008】
いくつかの実施形態の第2の態様によれば、第1の態様からのカートリッジ及びコントロールユニットを備えるエアロゾル供給システムが提供され、
コントロールユニットが、カートリッジをコントロールユニットに解除可能に結合するようにカートリッジと協働的に係合するために配置されたインターフェースを含むカートリッジ受容セクションを備え、
コントロールユニットが、電源及び制御回路を更に備える。
【0009】
本発明の様々な態様に関連して上で説明された本発明の特徴及び態様が、本発明の実施形態に等しく適用可能であり、また、本明細書で説明される特定の組合せだけでなく、必要に応じて、本発明の他の態様によれば、本発明の実施形態と組合せできることが理解されるであろう。
【0010】
本発明の実施形態は、次に、添付の図面を参照して、例を単なる手段として、説明されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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