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公開番号2024054210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2024016147,2022082013
出願日2024-02-06,2019-03-13
発明の名称端末装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/65 20200101AFI20240409BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】ユーザに新たな吸引体験を提供することが可能な仕組みを提案する。
【解決手段】ユーザが吸引装置を用いた吸引を行っている位置を示す情報を含む吸引情報を送信し、前記吸引情報に基づいて生成されたバーチャル空間を定義するバーチャル空間情報を受信する通信部と、受信された前記バーチャル空間情報により定義される前記バーチャル空間を出力部により出力させる制御部と、を備える端末装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
香味成分が付与されたエアロゾルを生成する吸引装置との間で情報を送受信可能な端末装置であって、
前記端末装置は、
実空間の実オブジェクトに対応する仮想オブジェクトが配置され、当該実空間に対応して生成されたバーチャル空間を定義するバーチャル空間情報を受信する通信部と、
受信された前記バーチャル空間情報により定義される前記バーチャル空間を出力部により出力させる制御部と、を備え、
前記バーチャル空間情報は、前記実空間における前記吸引装置を用いた吸引が許可されない吸引禁止位置に対応するバーチャル空間における位置に、吸引禁止位置を示す仮想オブジェクトが配置される、
端末装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記バーチャル空間は、前記吸引禁止位置に対応するバーチャル空間における位置に所定の地形を出現させる地形変化が加えられた、更新されたバーチャル空間である、
請求項１に記載の端末装置。
【請求項３】
前記バーチャル空間は、
前記実空間における前記端末装置の現在位置に対応する当該バーチャル空間における位置に、当該端末装置のユーザに対応するアバタが配置される、
請求項１又は２に記載の端末装置。
【請求項４】
前記バーチャル空間は、
前記吸引禁止位置に対応するバーチャル空間における位置に、前記吸引禁止位置を示す仮想オブジェクトに代えて、吸引禁止を示し、前記アバタが通過できない又は当該アバタが触れるとダメージを負う仮想オブジェクトが配置される、
請求項３に記載の端末装置。
【請求項５】
前記バーチャル空間は、
前記吸引禁止位置に対応するバーチャル空間における位置において、前記アバタが実行可能な行動が制限される、
請求項３又は４に記載の端末装置。
【請求項６】
前記バーチャル空間は、
前記吸引禁止位置に対応するバーチャル空間における位置において、前記アバタの外観が変化する、
請求項３乃至５のいずれか１項に記載の端末装置。
【請求項７】
前記バーチャル空間は、
ユーザが前記吸引装置を用いた吸引を行っている位置が前記吸引禁止位置である場合、前記ユーザのポイントが減算されることを通知する情報、又は、当該吸引装置を用いた吸引を行わないよう警告する情報を含む、
請求項１乃至６のいずれか１項に記載の端末装置。
【請求項８】
前記バーチャル空間は、
前記吸引装置を用いた吸引が許可された位置である吸引許可位置に、吸引許可位置を示す仮想オブジェクトが配置される、
請求項１乃至７のいずれか１項に記載の端末装置。
【請求項９】
前記バーチャル空間は、前記吸引許可位置に対応するバーチャル空間における位置に所定の地形を出現させる地形変化が加えられた、更新されたバーチャル空間である、
請求項８に記載の端末装置。
【請求項１０】
前記バーチャル空間は、
ユーザが前記吸引装置を用いた吸引を行っている位置が前記吸引許可位置である場合、前記ユーザに利益が与えられることを示す情報を含む、
請求項８又は９に記載の端末装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、端末装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
電子タバコやネブライザなど、ユーザに吸引される香味成分が付与された気体を生成する吸引装置が普及している。例えば、吸引装置には、エアロゾルを生成するためのエアロゾル源やエアロゾルに香味成分を付与するための香味源などの、香味成分が付与された気体の生成に寄与する基材が装着される。そして、基材に蓄積された内容物が、香味成分が付与された気体の生成の度に消費される。ユーザは、吸引装置により生成された、香味成分が付与された気体を吸引する（以下、パフとも称する）ことで、気体と共に香味を味わうことができる。
【０００３】
吸引装置を用いた吸引体験の質を向上させるために、吸引装置の使用に連携した情報をユーザに提供することが検討されている。例えば、下記特許文献１では、非着火式の吸引装置に、着火された様子や副流煙の様子を示す仮想オブジェクトを重畳して表示することで、あたかも着火式タバコを吸引しているかのような感覚をユーザに与えるＡＲ（Augmented Reality）技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
国際公開第２００７／０１０４１１号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、上記特許文献１において提案された技術は、吸引装置により提供される吸引体験を、以前から存在していた着火式タバコにより提供される吸引体験に似せるものに過ぎなかった。つまり、上記特許文献１において提案された技術は、以前と同様の吸引体験を提供するものに過ぎず、ユーザに対し新たな吸引体験を提供しているとは言い難い。
【０００６】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ユーザに新たな吸引体験を提供することが可能な仕組みを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザが吸引装置を用いた吸引を行っている位置を示す情報を含む吸引情報を送信し、前記吸引情報に基づいて生成されたバーチャル空間を定義するバーチャル空間情報を受信する通信部と、受信された前記バーチャル空間情報により定義される前記バーチャル空間を出力部により出力させる制御部と、を備える端末装置が提供される。
【０００８】
前記バーチャル空間情報は、前記吸引装置を用いた吸引に関する規制情報を含んでもよい。
【０００９】
前記規制情報は、前記吸引装置の種類によって異なってもよい。
【００１０】
前記規制情報は、香味成分が付与された気体の生成のために前記吸引装置が消費する内容物が蓄積された基材の種類によって異なってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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