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公開番号2024048415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154297
出願日2022-09-28
発明の名称加熱式喫煙具用取り外し具
出願人個人,個人
代理人個人
主分類A24F 40/85 20200101AFI20240402BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】加熱式喫煙具の収容部に中折れして残ったヒートスティックの取り除き作業の操作性を向上させる取り外し具を提供すること。
【解決手段】取り外し具10は、加熱式喫煙具20の収容部6内に中折れして残った ヒートスティック30の取り外し具10であって、前記収容部6内に中折れして残った前記 ヒートスティック30の長軸方向に形成される中空部8aに挿入可能な棒状部2と、前記棒状部2の一方の端に形成された折曲部1と、前記棒状部2の他方の端に延在する把持部3とを備え、前記折曲部1を、前記収容部6に残った前記 ヒートスティック30の前記中空部8aに挿入し、前記折曲部1の先端を、前記ヒートスティック30の内周壁に差し込み、次いで前記取り外し具10を引くことに よって前記 ヒートスティック30を前記収容部6から取り出し可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
加熱式喫煙具の収容部内に中折れして残った ヒートスティックの取り外し具であって、
前記収容部内に中折れして残った前記ヒートスティックの長軸方向に形成される中空部に挿入可能な棒状部と、
前記棒状部の一方の端に形成された折曲部と、
前記棒状部の他方の端に延在する把持部と、を備え、
前記折曲部を、前記収容部に残った前記ヒートスティックの前記中空部に挿入し、
前記折曲部の先端を、前記ヒートスティックの内周壁に差し込み、次いで前記取り外し具を引くことに よって前記ヒートスティックを前記収容部から取り出し可能である取り外し具。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記取り外し具は、耐熱性材料からなり、
前記折曲部の先端は、円みを帯びて形成され、
前記棒状部と前記折曲部との内角は90°以下である
請求項1に記載の取り外し具。
【請求項3】
前記棒状部は、前記把持部の端を起点とし、少なくとも1つの棒状部を形成し、
前記折曲部は、先端に突起を備え、
前記棒状部は、長軸方向に交差する方向に弾性力を有する弾性部材で構成され、
前記棒状部は、前記折曲部を前記中空部への挿入に伴って弾性変形するとともに、弾性復帰力により前記折曲部の先端を、前記連結部の内周壁に差し込み、次いで前記取り外し具を引くことによって、前記ヒートスティックを前記収容部から取り出し可能である
請求項2に記載の取り外し具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱式喫煙具の収容部に中折れして残ったタバコのフィルターを取り外す道具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
加熱式タバコは、専用のタバコ(以下、「ヒートスティック」と記載)を加熱して気化したタバコ成分を吸引することで、従来の紙巻タバコに直接火を付ける燃焼タバコと同様の味わいを得るものである。ヒートスティックを加熱式喫煙具に固定した状態で、ヒートスティックの口元側の部分は、吸引できるように加熱式喫煙具の収容部分から突出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6000451号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、加熱式喫煙具の収容部分から突出しているヒートスティックの口元側の部分が折れて取れる場合がる。この場合、加熱式喫煙具の収容部分に残ったヒートスティックを取り除くことは容易ではない。
【0005】
図4(a)に示すように、引用文献1の加熱式喫煙具20は、収容部6にヒートスティック30が収容固定されている。収容部6は、加熱部分を含む。ユーザーの口元側に位置する20mm程度のフィルター部7は、ヒートスティック30を収容した状態で開口6aから突出している。
【0006】
ヒートスティック30を収容部6に挿入設置した状態で加熱式喫煙具20をユーザーが持ち歩く場合がある。ヒートスティック30を加熱式喫煙具20に挿入した状態では、フィルター部7が家具等の固い物にぶつかると、フィルター部7が折れる場合がある。
【0007】
図4(b)に示すように、収容部6に収容されたヒートスティック30が、フィルター部7と連結部8の繋ぎ目で折れてフィルター部7が取れると、連結部8の長軸方向に貫通した中空部8aが現れる。ヒートスティック30が収容部6の開口6aで折れる場合、収容部6に残ったヒートスティック30は収容部6の開口6aから突出する高さが少ない場合が多い。
【0008】
そのため、収容部6に残ったヒートスティック30を、道具を使わず手で取り出すことは容易ではない。また、収容部6は、加熱時には温度が上昇し、使用直後にはまだ余熱がある場合があるため、手で取り出そうとする場合、火傷に注意して行う必要がある。さらに、ヒートスティック30のフィルター部7が折れて収容部6にヒートスティック30が詰まっている場合には、新たにヒートスティック30を挿入できない。
【0009】
本発明の目的は、加熱式喫煙具の収容部に中折れして残ったヒートスティックの取り除き作業の操作性を向上させる取り外し具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決する本発明の取り外し具は、 加熱式喫煙具の収容部内に中折れして残った ヒートスティックの取り外し具であって、前記収容部内に中折れして残った前記ヒートスティックの長軸方向に形成される中空部に挿入可能な棒状部と、前記棒状部の一方の端に形成された折曲部と、前記棒状部の他方の端に延在する把持部と、を備え、前記折曲部を、前記収容部に残った前記ヒートスティックの前記中空部に挿入し、前記折曲部の先端を、前記ヒートスティックの内周壁に差し込み、次いで前記取り外し具を引くことに よって前記ヒートスティックを前記収容部から取り出し可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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