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公開番号2024040457
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2024020801,2022188240
出願日2024-02-15,2019-01-17
発明の名称エアロゾル生成制御装置、端末装置、管理装置、電力供給装置、情報処理方法及びプログラム
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/50 20200101AFI20240315BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】非燃焼型香味吸引器の電力残量低下に伴うユーザビリティの低下を防止する。
【解決手段】非燃焼型香味吸引器のエアロゾル生成制御装置が、電源と制御部と無線通信部とを有し、電源の電力残量を示すパラメータが所定の条件を満たした場合に、無線通信により外部の機器に所定の情報を送信する。当該情報を受信した機器が、電力供給装置を有するユーザとのマッチング等のサービスを提供することで、非燃焼型香味吸引器への電力供給を支援する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
エアロゾル生成基材にエアロゾルを生成させるエアロゾル生成部に供給される電力を蓄積する電源と、
前記電源の電力残量を示すパラメータが所定の条件を満たすか否かを判定する制御部と、
前記制御部により前記パラメータが前記所定の条件を満たしたと判定された場合に、当該エアロゾル生成制御装置への電力供給の実行をトリガするために、情報を送信する無線通信部と、
を有し、前記所定の条件を満たすことは、前記電力残量が所定の閾値未満であることを前記パラメータが示すことを含み、前記所定の閾値は、前記エアロゾル生成部への電力供給が制限されるか否かの閾値であることを特徴としたエアロゾル生成制御装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
請求項１に記載のエアロゾル生成制御装置であって、更に、
当該エアロゾル生成制御装置の位置情報を検出する位置検出部を有し、
前記情報は、前記位置検出部により検出された前記位置情報を含むことを特徴とした、エアロゾル生成制御装置。
【請求項３】
前記エアロゾル生成制御装置は、電力供給サービスの登録情報を記憶する記憶部を有し、
前記情報は、前記記憶部に記憶された前記電力供給サービスの登録情報を含むことを特徴とした、請求項１または２に記載のエアロゾル生成制御装置。
【請求項４】
前記無線通信部は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）又はＬＰＷＡ（Low Power Wide Area）による無線通信を行うことを特徴とした、請求項１～３のいずれか一項に記載のエアロゾル生成制御装置。
【請求項５】
前記制御部は、ユーザによる吸引動作が検出されたことをトリガとして、前記パラメータが前記所定の条件を満たすか否かを判定することを特徴とした、請求項１～４のいずれか一項に記載のエアロゾル生成制御装置。
【請求項６】
エアロゾル生成制御装置を動作させる情報処理方法であって、
エアロゾル生成基材にエアロゾルを生成させるエアロゾル生成部に供給される電力を蓄積する電源の電力残量を示すパラメータが所定の条件を満たすか否かを判定することと、
前記パラメータが前記所定の条件を満たしたと判定された場合に、前記エアロゾル生成制御装置への電力供給の実行をトリガするために、情報を送信することと、
を含み、
前記所定の条件を満たすことは、前記電力残量が所定の閾値未満であることを前記パラメータが示すことを含み、前記所定の閾値は、前記エアロゾル生成部への電力供給が制限されるか否かの閾値であることを特徴とした情報処理方法。
【請求項７】
前記エアロゾル生成制御装置は、電力供給サービスの登録情報を記憶する記憶部を有し、
前記情報は、前記記憶部に記憶された前記電力供給サービスの登録情報を含むことを特徴とした、請求項６に記載の情報処理方法。
【請求項８】
前記パラメータが前記所定の条件を満たすか否かを判定することが、ユーザによる前記エアロゾル生成制御装置に対する吸引動作が検出されたことをトリガとすることを特徴とした請求項５または６に記載の情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、エアロゾル生成制御装置、端末装置、管理装置、電力供給装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、吸引装置の一例として、燃焼を伴わない、香味を吸引するための非燃焼型香味吸引器が知られている。典型的な非燃焼型香味吸引器は、エアロゾルを発生するエアロゾル源と、燃焼を伴わずにエアロゾル源を加熱する熱源と、熱源に電力を供給する電源とを有する。ユーザは、加熱されたエアロゾル源から発生するエアロゾルを吸引する（パフとも称する）ことで、エアロゾルと共に香味を吸引することができる。
【０００３】
近年では、非燃焼型香味吸引器に通信機能を搭載して、他の装置との連携を図ることが試みられている。例えば、下記特許文献１では、非燃焼型香味吸引器の使用状況をサーバにアップロードして、ユーザの使用状況をトラックする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
国際公開第２０１６／１８７１２３号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
非燃焼型香味吸引器を用いたパフ動作は、熱源への電力供給があってはじめて成り立つので、電力残量はユーザビリティに大きな影響を及ぼし得る。例えば、非燃焼型香味器に十分な電力が残っていない場合、ユーザはパフ動作を行ってエアロゾルを吸引することが困難になる。このようなユーザビリティの低下の防止（例えば、予防又は回復）を容易にするための仕組みが、提供されることが望ましい。
【０００６】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、非燃焼型香味吸引器の電力残量低下に伴うユーザビリティの低下を防止することが可能な仕組みを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、エアロゾル生成基材にエアロゾルを生成させるエアロゾル生成部に供給される電力を蓄積する電源と、前記電源の電力残量を示すパラメータが所定の条件を満たすか否かを判定する制御部と、前記制御部により前記パラメータが前記所定の条件を満たしたと判定された場合に第１の情報を送信する無線通信部と、を有することを特徴としたエアロゾル生成制御装置が提供される。
【０００８】
前記所定の条件を満たすことは、前記電力残量が所定の閾値未満であることを前記パラメータが示すことを含んでもよい。
【０００９】
前記所定の閾値は、少なくとも１つの未使用の前記エアロゾル生成基材を使い切るのに十分な電力が前記電源に残っているか否かの閾値であってもよい。
【００１０】
前記エアロゾルは、香味源から発生する香味と共にユーザに吸引され、前記所定の閾値は、少なくとも１つの未使用の前記香味源を使い切るのに十分な電力が前記電源に残って
いるか否かの閾値であってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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