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公開番号2024036596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2024017013,2022534579
出願日2024-02-07,2020-07-09
発明の名称エアロゾル生成装置の本体ユニット、エアロゾル生成装置、及び、非燃焼式吸引器
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/40 20200101AFI20240308BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】ユーザによる装置の分解を防ぐことを目的とする。
【解決手段】本発明の一態様に係るエアロゾル生成装置の本体ユニットは、第1主面部と、前記第1主面部に対向する第2主面部と、を有する外装ケースと、前記外装ケースに収容された収容部品と、を備え、前記外装ケースは、前記第1主面部と、前記第1主面部の周縁に設けられた第1周壁部と、を有する第1ケースと、前記第2主面部と、前記第2主面部の周縁に設けられた第2周壁部と、を有する第2ケースと、を備え、前記第1周壁部と前記第2周壁部とを接続する第1接続部と、前記第1主面部と前記第2主面部のいずれか一方の対向面に、前記収容部品を接続する第2接続部と、前記第1主面部と前記第2主面部の他方の対向面に、前記収容部品を接続する第3接続部と、を有する。
【選択図】図29
特許請求の範囲【請求項１】
第１主面部と、前記第１主面部に対向する第２主面部と、を有する外装ケースと、
前記外装ケースに収容された収容部品と、を備え、
前記外装ケースは、
前記第１主面部と、前記第１主面部の周縁に設けられた第１周壁部と、を有する第１ケースと、
前記第２主面部と、前記第２主面部の周縁に設けられた第２周壁部と、を有する第２ケースと、を備え、
前記第１周壁部と前記第２周壁部とを接続する第１接続部と、
前記第１主面部と前記第２主面部のいずれか一方の対向面に、前記収容部品を接続する第２接続部と、
前記第１主面部と前記第２主面部の他方の対向面に、前記収容部品を接続する第３接続部と、を有する、エアロゾル生成装置の本体ユニット。
続きを表示（約 860 文字）【請求項２】
前記第１接続部の接続方式は、爪嵌合を含む、請求項１に記載のエアロゾル生成装置の本体ユニット。
【請求項３】
前記第２接続部及び前記第３接続部の少なくともいずれか一方の接続方式は、溶着を含む、請求項１または２に記載のエアロゾル生成装置の本体ユニット。
【請求項４】
前記第２接続部及び前記第３接続部の他方の接続方式は、ねじ止めを含む、請求項３に記載のエアロゾル生成装置の本体ユニット。
【請求項５】
前記第１接続部、前記第２接続部、前記第３接続部の少なくとも一つは、接続方式の数が異なる、請求項１～４のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の本体ユニット。
【請求項６】
前記収容部品は、前記外装ケースの内部に設けられた部品の少なくとも一部を保持するホルダーを含む、請求項１～５のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置の本体ユニット。
【請求項７】
前記ホルダーは、
メインプレートと、
前記メインプレートの板面に交差する方向に延びるメインプレート交差部と、を有する、請求項６に記載のエアロゾル生成装置の本体ユニット。
【請求項８】
前記メインプレート交差部は、前記メインプレートの板面に直交する方向の少なくとも一方側に延びている、請求項７に記載のエアロゾル生成装置の本体ユニット。
【請求項９】
前記第１主面部と前記第２主面部の少なくともいずれか一方の対向面には、前記メインプレート交差部が接続されるケース側突起部が形成されている、請求項７または８に記載のエアロゾル生成装置の本体ユニット。
【請求項１０】
請求項１～９のいずれか一項に記載の本体ユニットと、
エアロゾル源を収容すると共に、前記本体ユニットのカートリッジ収容部に対し挿抜可能に挿入されたカートリッジと、を備える、エアロゾル生成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、エアロゾル生成装置の本体ユニット、エアロゾル生成装置、及び、非燃焼式吸引器に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、エアロゾルを吸引し、香味を味わう非燃焼式吸引器が知られている。この種の非燃焼式吸引器としては、例えば、エアロゾル源を収容するカートリッジと、カートリッジを挿抜可能に収容するエアロゾル生成装置の本体ユニットと、本体ユニットで霧化させたエアロゾルに香味を付与する香味源容器と、を備えたものがある。
【０００３】
例えば、下記特許文献１には、本体ユニットの外装ケース（ハウジング）が、第１ケース（第１の外側部分）と、第２ケース（第２の外側部分）と、に分解できるものが開示されている。第２ケースは、第１ケースに嵌合する嵌合片（戻り止め部）を備えている（特許文献１の図２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１９－２２５１０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上述した従来技術では、第１ケースと第２ケースが嵌合しているのみであり、ユーザが外装ケースを簡単に分解できるため、安全性について課題があった。
【０００６】
本発明は、ユーザによる装置の分解を防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るエアロゾル生成装置の本体ユニットは、第１主面部と、前記第１主面部に対向する第２主面部と、を有する外装ケースと、前記外装ケースに収容された収容部品と、を備え、前記外装ケースは、前記第１主面部と、前記第１主面部の周縁に設けられた第１周壁部と、を有する第１ケースと、前記第２主面部と、前記第２主面部の周縁に設けられた第２周壁部と、を有する第２ケースと、を備え、前記第１周壁部と前記第２周壁部とを接続する第１接続部と、前記第１主面部と前記第２主面部のいずれか一方の対向面に、前記収容部品を接続する第２接続部と、前記第１主面部と前記第２主面部の他方の対向面に、前記収容部品を接続する第３接続部と、を有する。
本態様によれば、外装ケースの内側で第１主面部と第２主面部とが接続されているため、ユーザによる分解を防ぐことができる。また、外装ケースの内側で第１主面部と第２主面部とが接続されているため、外装ケースの外側の第１周壁部及び第２周壁部における強接続が不要となり、第１周壁部及び第２周壁部における厚みを小さくすることができる。
【０００８】
上記エアロゾル生成装置の本体ユニットにおいては、前記第１接続部の接続方式は、爪嵌合を含んでもよい。
本態様によれば、外装ケースの外側が爪嵌合で接続されるため、外装ケースの仮止め等が可能となり、その後の組み立て工程が容易になる。また、爪嵌合であれば、道具を用いず反復的（可逆的）且つ容易に外装ケースを組み立てることができる。
【０００９】
上記エアロゾル生成装置の本体ユニットにおいては、前記第２接続部及び前記第３接続部の少なくともいずれか一方の接続方式は、溶着を含んでもよい。
本態様によれば、外装ケースの内側が溶着によって永続的（非可逆的）に接続されるため、ユーザによる分解を防ぐことができる。仮に、外装ケースを分解しても、非可逆的接続であるため、ユーザによる再組み立ては困難になる。
【００１０】
上記エアロゾル生成装置の本体ユニットにおいては、前記第２接続部及び前記第３接続部の他方の接続方式は、ねじ止めを含んでもよい。
本態様によれば、収容部品がねじ止めで反復的（可逆的）に外装ケースに取り付けられるため、組み立てが容易になる。
（【００１１】以降は省略されています）

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