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公開番号2024035004
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022163542
出願日2022-08-31
発明の名称浮体型水車発電装置
出願人個人
代理人
主分類F03B 13/12 20060101AFI20240306BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】従来の浮遊式水流発電装置は、プロペラ式であり、浅い川での実施は問題がある。
【解決手段】毎日の海流の流れが筒状水車を回転させ、取り付けた水車軸から第1プーリーに回転が伝達され、第1プーリーから第2プーリーにベルト状で連結され、第2プーリーを取り付けている伝達軸が、上部の板枠材の上面に配置された発電機の軸と増速機の軸に連結されて回転が発電機の軸に伝達され、安定した電力に変換できることを提供できる、及び本発明は、浅い水流であっても筒状水車が浮いて回転できれば安定した発電は可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
海面に浮かせる筒状と、
前記筒状の外周面に等間隔で両端にかけて取り付けられた長羽根と
前記筒状の内部を平行して両端が円板で密閉された中央から外部に水平に貫通して出っ張って固定して取り付けられた水車軸とを備えた筒状水車と、
前記筒状水車の両端に板枠材を立ち上げて内側上部を水平に取り付けて立設した前記板枠材と、
前記板枠材が両端に立ち上がった間に前記筒状水車を回転可能にする前記水車軸の取り付け位置に軸受を介在して一方の前記板枠材の外側に前記水車軸が出っ張った部分に取り付けられた等1プーリーと、
前記板枠材の内側上部に水平に取り付けられた前記板枠材の上面に発電機と増速機が配置された部分と、
前記発電機の軸と前記増速機の軸を連結させた伝達軸が前記第1プーリーを取り付けた上部位置に回転可能に前記板枠材を貫通させた前記伝達軸の出っ張った部分に取り付けた第2プーリーと、
前記第1プーリーと前記第2プーリーを接続して前記水車軸の回転運動を伝達するベルト状と、
前記板枠材が両端に立ち上がった下端に、同じ長さに設けられた浮キ枠材の中間が水平に前後に向けて平行して取り付けられた前記浮き枠材の両端の上面には保持材が前記筒状水車の両側に間隔を取って平行して取り付けられ、内部に空間をを有する前記浮き枠材と前記保持材とを装備した浮体型水車が設けられ、
前記浮体型水車を海面の設置位置に保持するため前記保持材から海底に配置された固定材にロープ状で繋がれて
前記浮体型水車が海面の設置位置に設置され、
海流を受けて回転する前記筒状水車の回転運動が前記水車軸に連係する前記発電機軸に回転が伝達され前記発電機の発電を可能にしたことを特徴とする浮体型水車発電装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記筒状水車の外周面の両端にかけて複数の前記長羽根に保持板を有して等間隔に取り付けた前記筒状水車を浮かせ海流を受けて回転するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の浮体型水車発電装置。
【請求項3】
前記筒状水車の内部に空間部を設けて長手方向の両端に前記円板を取り付けた、前記円板の中央を外側に前記水車軸が貫通して出っ張って固定して取り付けられ、前記筒状水車の外周面を密閉して海面に浮くようにして設けたことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の浮体型水車発電装置。
【請求項4】
前記浮き枠材の内部に空間部を設け軽く周りが密閉された前記浮き枠材を浮くように設けたことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の浮体型水車発電装置。
【請求項5】
前記浮体型水車を海面の設置位置に保持して浮かせ、海流を受けて前記筒状水車と連係する部分が時計回りに回転駆動するように装備した前記浮体型水車を設けたことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の浮体型水車発電装置。
【請求項6】
前記浮体型水車の前方側の前記保持材には、海底の前記固定材に繋いだ前記ロープ状を通して前記係止具を有して取り付ける前記軸穴が前記保持材中央に設けたことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の浮体型水車発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水の流れるエネルギーを電力に変換する発電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の水流発電装置は、海中に浮遊した状態のポッド浮体が海底のシンカーに取り付けた係留索に連結された浮遊式水流発電装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開令和2020-94552
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の浮遊式水流発電装置では、川の浅いとこでは使えない。
【0005】
本発明は、上記の問題を解決するため潮流、海流、川の流れであっても、実施が容易であり、常に安定した高い発電を発電を可能であることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、本発明は上記の目的を達成するため海面に浮かせる筒状と、前記筒状の外周面に等間隔で両端にかけて取り付けられた長羽根と、前記筒状の内部を平行して円板で密閉された両端の中央から外部に貫通して出っ張って固定して取り付けられた水車軸とを備えた筒状水車と、前記筒状水車の両端に板枠材を立ち上げて内側上部を水平に取り付けて立設した前記板枠材と、前記板枠材が両端に立ち上がった間に前記筒状水車を回転可能にする前記水車軸の取り付け位置に軸受を介在して一方の前記板枠材の外側に前記水車軸が出っ張っ部分に取り付けられた第1プーリーと、前記板枠材の内側上部に水平に取り付けられた前記板枠材の上面に発電機と増速機が配置された部分と、前記発電機の軸と前記増速機の軸を連結させた伝達軸が前記第1プーリーを取り付けた上部位置に回転可能に前記板枠材を貫通させた前記伝達軸の出っ張った部分に取り付けた第2プーリーと、前記第1プーリーと前記第2プーリーを接続して前記水車軸の回転運動を伝達するベルト状と、前記板枠材が両端に立ち上がった下端に、同じ長さに設けられた浮き枠材の中間が水平に前後に向けて平行して取り付けられた前記浮き枠材の両端の上面には保持材が前記筒状水車の両側に間隔を取って平行して取り付けられた内部に空間を有する前記浮き枠材と前記保持材とを装備した浮体型水車が設けられ、前記浮体型水車を海面の設置位置に保持するため前記保持材から海底に配置された固定材にロープ状で繋がれ、前記浮体型水車が海面の設置位置に設置され、海流を受けて回転する前記筒状水車の回転運動が、前記水車軸に連係する前記発電機軸に回転が伝達され前記発電機の発電を可能にしたものである。
【発明の効果】
【0007】
上述したように浮体型水車は、浅い川であっても筒状水車が浮いて回転できれば安定した発電が発揮できるものである。
【0008】
また、筒状水車を長く大きく軽くして浮体型水車を設けることで高い発電力が可て能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の屋根を除いた浮体型水車の実施形態を示す斜視図。
本発明の筒状水車を上から見た平面図
本発明の筒状水車の図2におけるB-B線断面図。
本発明の浮体型水車の図1におけるA-A線断面図。
本発明の浮体型水車を一方の端から見た実施形態を示す立面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図1~図5に基づいて説明します。
(【0011】以降は省略されています)

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