TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024022734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-21
出願番号2022126035
出願日2022-08-08
発明の名称砂蓄熱式風力発電装置。
出願人個人
代理人
主分類F03D 9/18 20160101AFI20240214BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】
砂容器内に砂ベース材と風洞を有し、風車と、風力発電機とを備え、
前記風洞内の上昇気流によって風力発電を行う砂蓄熱式風力発電装置を提供することにある。
【解決手段】
前記砂蓄熱式風力発電装置は、砂容器内に風洞の周囲に前記砂ベース材を配置し、風車と、風力発電機とを備え、太陽光照射加熱等により前記砂ベース材において蓄熱を可能とし、前記風洞内の空気の温度上昇により、前記風洞内の空気の内外温度差と、前記風洞の開口部の位置の高低差と、前記風洞の開口部の実効面積とに関係する空気量の上昇気流が流れ、前記風車の駆動に作用し、前記風車により駆動される前記風力発電機にて発電を可能とすることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
砂利、砂類を含む砂ベース材と、
上部開口部と下部開口部を有する風洞と、
前記風洞の側壁の周囲に配置され、前記砂ベース材を収納した砂容器と、
風流入口を有すると共に、前記風洞に接続された風洞前室と、
前記風洞内又は前記風洞前室内に設置された風車と、
前記風車に接続されて駆動される風力発電機と、を備え、
前記砂ベース材は、太陽光照射加熱、電力加熱、又は温水加熱のうち少なくともいずれかにより加熱されて熱エネルギーとして蓄熱され、前記風洞内の空気の温度上昇による上昇気流が生じるように構成れており、前記上昇気流により前記風車を駆動し、前記風車と連動し駆動される前記風力発電機により発電を行うことを特徴とする砂蓄熱式風力発電装置。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記砂容器は、上面から観た外形形状が略円形、略楕円形、略半円形、略三日月形半円形、略三角形、略四角形、又は多角形の形状を有することを特徴とする請求項1に記載の砂蓄熱式風力発電装置。
【請求項3】
前記風洞内には、軸流タービン型風車が設置され、前記風洞前室内には、垂直軸型風車が設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の砂蓄熱式風力発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、砂容器内に熱エネルギーを蓄熱する砂ベース材と風洞を有し、
外部より前記砂容器内の前記砂ベース材に蓄熱を可能とし、前記風洞内の空気の温度上昇による上昇気流によって、風車の駆動に作用し、前記風車により駆動される風力発電機にて、発電を行うことを特徴とする、砂蓄熱式風力発電装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載には、円形平板状の車板から複数の羽根平が延出した形状をなした回転羽根であり、回転羽根の厚さは全体が均一で、各羽根平の回転方向の前縁には、風下方向が開口し、断面が弧状に形成された曲板部材が取り付けられていることを特徴とする軸流タービン風車の回転羽根。と記載されている。
【0003】
また、特許文献2に記載には、翼への気流W2と翼の第9線分に対応する面との間に負角βをもたせるように翼を取付けることにより、ベルヌーイの定理により説明される揚力に、さらに負角βによる負の圧力を加えることができる。従って、大きなトルクを得ることができ、風車効率を増大できる。と記載されている。
【0004】
また、特許文献3に記載には、同心円軸上に回転軸を有する揚力型風車と抗力型風車を備えた垂直軸型風車に関する。さらに言えば、揚力型風車と抗力型風車を備えており、マグナス効果に加え、表面効果も利用することで高トルクを生み出すことができるため、小型であるにも拘わらず高い回転効率を実現することができる垂直軸型風車に関する。と記載されている。
【0005】
また、特許文献4に記載には、回転始動時又は微風時にはサボニウス翼の特性を利用し、且つ、風速の大小に拘わらずダリウス翼及びサボニウス翼の回転エネルギを効率的に電気エネルギに変換させ得る風力発電装置。と記載されている。
【0006】
また、特許文献5に記載には、本発明に係る風力発電機は、風のエネルギーを回転に変換するプロペラと、励磁電流を流すことで磁石になる電磁石を有する電磁石型発電機と、励磁電流を制御する励磁電流制御部と、電磁石型発電機の電力を蓄える蓄電部とを備え、励磁電流制御部は、出力電圧が充電電圧未満になると、励磁電流を流すように制御する。と記載されている。
【0007】
また、特許文献6に記載には、基礎面から延直方向に立設した筒状部材にて構成された風洞と、前記筒状部材の周壁から法線方向に延出した複数の集風板と、前記集風板相互間及び筒状部材の上端開口を閉塞する天板と、前記筒状部材の周壁に設けられて前記集風板によって集約された風を前記風洞内に導く複数の風取込口と、前記風取込口に設けられて筒状部材外部から筒状部材内部への風の流通のみを許容し、内部から外部への流通を規制する逆流防止手段と、隣接する集風板間に設けられて集風板によって集約された風を下方に向けてガイドする複数のガイド板と、前記風洞の一端部から吹き出す風によって駆動されるタービンと、前記タービンにより駆動される発電機とを備えていることを特徴とする風力発電装置。と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2012―241705公報
特開平06-159922公報
特開2018-021476公報
特開2007―40239公報
特開2018-207628公報
再表2008/0756766公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5は、風車に関係する発明であり、風洞との流体の作用に基づく、風力発電方法の記述はありません。
【0010】
特許文献6は、延直方向に立設した風洞と、前記筒状部材の周壁に設けられて前記集風板によって集約された風を前記風洞内に導く複数の風取込口と、隣接する集風板間に設けられて集風板によって集約された風によって駆動されるタービンにより駆動される風力発電装置であって、複数の風取込口をもつ風洞の構成は複雑であり、外部の風の影響(風塵等)を直接受け、建設費・維持費は高く、メンテナンス作業も困難と想定される。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
回転器
28日前
個人
縦型風力発電
1か月前
個人
浮体型水車発電装置
1か月前
個人
バッテリー充電装置
8日前
個人
浮力と重力を用いた発電装置
1か月前
個人
発電方法および発電システム
1か月前
個人
水車羽根構造体、及び水車羽根構造
17日前
株式会社リコー
発電装置
21日前
個人
浮力発電装置および浮力発電方法
7日前
株式会社プロスパイラ
推進装置
14日前
個人
箱形風車型羽根車を用いた大型風力発電システム
22日前
株式会社日本海洋発電
水流発電装置
1か月前
株式会社IHI
水流発電装置
8日前
有限会社スタジオ・シオン
遠心偏移慣性力推進エンジン
1か月前
株式会社リコー
水力発電装置の製造方法
17日前
中国電力株式会社
保持装置
14日前
何乃繊維株式会社
浸透圧発電システムおよび浸透圧発電方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
風車用ブレード
1か月前
株式会社グローバルエナジー
強風中の風車の回転速度制御方法
1か月前
株式会社大林組
回転体設置方法およびブレードリフトアップ装置
7日前
株式会社落雷抑制システムズ
落雷抑制型風力発電設備、及び風力発電用風車
1か月前
鹿島建設株式会社
浮体への風車の搭載方法および浮体への風車の搭載システム
1か月前
エイシントラスト株式会社
風力太陽光ハイブリッド発電装置、電気利用自動車
1か月前
zenmotor株式会社
発電装置および発電方法
23日前
関西電力株式会社
風力発電設備の点検方法および無人航空機
1か月前
中国電力株式会社
複数の冷却水減圧装置間の冷却水共用機構
1か月前
株式会社大林組
回転体設置方法
今日
ナブテスコ株式会社
風力発電装置制御システム及びブレード風検出装置
1か月前
ランドシー エーエス
海流タービン
1か月前
株式会社東芝
ガイドベーンおよび水力機械
1か月前
鹿島建設株式会社
浮体式洋上風力発電用下部構造、及び浮体式洋上風力発電用下部構造の施工方法
8日前
株式会社大林組
ブレードリフトアップ装置
7日前
株式会社東芝
水力機械およびその運転モード切替方法
1か月前
株式会社東芝
水力機械用の軸受装置及び水力機械
1か月前
ゼネラル エレクトリック レノバブレス エスパーニャ, エセ.エレ.
風力タービン用ドライブトレインアセンブリ
2日前
株式会社落雷抑制システムズ
落雷抑制型風力発電設備
1か月前
続きを見る