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公開番号2024022112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022125472
出願日2022-08-05
発明の名称水位検知装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類G01F 23/62 20060101AFI20240208BHJP(測定;試験)
要約【課題】水位を検知する磁気センサ素子の不具合を判定することができる水位検知装置を提供する。
【解決手段】水位検知装置200は、フロート201と、複数の磁気センサ素子230と、不具合判定部261とを備える。フロート201は、磁石202を有し、水位の変動に対応して水深方向に昇降する。複数の磁気センサ素子230は、水深方向に複数並んで配置され、磁石202の磁気を検知する。不具合判定部261は、複数の磁気センサ素子230それぞれの検知結果に基づき、複数の磁気センサ素子230の不具合を判定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
磁石を有し、水位の変動に対応して水深方向に昇降するフロートと、
前記水深方向に複数並んで配置され、前記磁石の磁気を検知する複数の磁気センサ素子と、
前記複数の磁気センサ素子それぞれの検知結果に基づき、前記複数の磁気センサ素子の不具合を判定する不具合判定部と
を備える、水位検知装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記不具合判定部は、前記磁気センサ素子が3つ以上並んで配置されている場合、隣接していない磁気センサ素子どうしのON、OFFに基づいて前記複数の磁気センサ素子の不具合を判定する、請求項1に記載の水位検知装置。
【請求項3】
前記不具合判定部は、前記3つ以上並んで配置された磁気センサ素子のうち、少なくとも1つがONの状態で、隣接していない磁気センサ素子がONとなった場合、前記少なくとも1つの磁気センサ素子に不具合があると判定する、請求項2に記載の水位検知装置。
【請求項4】
前記不具合判定部は、前記複数並んで配置された磁気センサ素子が、連続して所定数より多くONとなった場合、前記ONとなった磁気センサ素子に不具合があると判定する、請求項1に記載の水位検知装置。
【請求項5】
前記不具合判定部は、前記水位が上昇している場合、前記複数の磁気センサ素子の内少なくとも1つがONとなった後、前記少なくとも1つの磁気センサ素子と隣接していない磁気センサ素子が第1所定時間内にONとなったとき、前記少なくとも1つの磁気センサ素子と、前記ONとなった磁気センサ素子との間の磁気センサ素子に不具合があると判定する、請求項1に記載の水位検知装置。
【請求項6】
前記不具合判定部は、前記水位が下降している場合、最下位磁気センサ素子の1つ上に配置されている磁気センサ素子がONとなってから第2所定時間内に、前記最下位磁気センサ素子がONとならないとき、前記最下位磁気センサ素子に不具合があると判定する、請求項1に記載の水位検知装置。
【請求項7】
前記不具合判定部は、前記水位が上昇しており、最上位磁気センサ素子の手前の2つの磁気センサ素子間の水位上昇速度が所定速度より早い場合であって、前記最上位磁気センサ素子がONとならないとき、前記最上位磁気センサ素子に不具合があると判定する、請求項1に記載の水位検知装置。
【請求項8】
前記不具合判定部は、前記水位が上昇しており、最上位磁気センサ素子の手前の2つの磁気センサ素子間の水位上昇速度が所定速度より遅い場合、前記最上位磁気センサ素子がONとならなくても、前記最上位磁気センサ素子に不具合があると判定しない、請求項1に記載の水位検知装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水位検知装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
マグネットを有するフロートと、磁気感応スイッチ群を備える液面検出装置が知られている。このような液面検出装置は、フロートの変位に伴い、磁気感応スイッチ群の検出状況の組み合わせが変化することに基づいて液面レベルを検出する。特許文献1に記載された液面検出装置は、従来の構成に加えて合成抵抗に電流を流し、合成抵抗の電流量によって液面レベルを検出する。その結果、液面レベル低下時の不感帯をなくすとともに回路の簡素化を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3533457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の液面検出装置及び特許文献1の液面検出装置でも、磁気感応スイッチ群の不具合の検知までは困難である。
【0005】
本発明の目的は、水位を検知する磁気センサ素子の不具合を判定することができる水位検知装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面によれば、水位検知装置は、フロートと、複数の磁気センサ素子と、不具合判定部とを備える。前記フロートは、磁石を有し、水位の変動に対応して水深方向に昇降する。前記複数の磁気センサ素子は、前記水深方向に複数並んで配置され、前記磁石の磁気を検知する。前記不具合判定部は、前記複数の磁気センサ素子それぞれの検知結果に基づき、前記複数の磁気センサ素子の不具合を判定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る水位検知装置によれば、水位を検知する磁気センサ素子の不具合を判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の水位検知装置を備えた加湿機の外観図である。
図1に示す加湿機のトレイの断面構造を示す図である。
水位検知装置の縦断面を示す図である。
水位検知装置のブロック図である。
磁気センサ素子のON及びOFFと、水位との関係を示す図である。
磁気センサ素子の1つが常時ONとなる不具合の判定を説明する図である。
磁気センサ素子が連続して所定数より多くONとなった場合の不具合の判定を説明する図である。
磁気センサ素子の1つが常時OFFとなる不具合の判定を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して詳しい説明は繰り返さない。
【0010】
本実施形態に係る水位検知装置200は、加湿機、除湿機などの機器に設けられ、機器内部に貯められた水の水位を検知する。また、水位検知装置200は、後述する水位を検知するための磁気センサ素子230の不具合を、検知結果に基づき判定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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