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公開番号2024019705
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-09
出願番号2023220245,2021027194
出願日2023-12-27,2021-02-24
発明の名称リスト機器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04G 21/00 20100101AFI20240202BHJP(時計)
要約【課題】操作性に優れたリスト機器を提供する。
【解決手段】リスト機器としての腕時計100が、第1の操作検出部としての操作ボタン11と、第1の操作検出部とは異なる第2の操作検出部としての動作検出部21と、第1の操作検出部を露出させる第1位置と第1の操作検出部を被覆する第2位置とを取り得るカバー部材としてのベゼル3と、第1の操作検出部及び第2の操作検出部による入力を受け付ける制御部としてのCPU41と、を有し、CPU41は、ベゼル3が第2位置にある場合に、動作検出部21による入力を有効にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力操作を検出する第1の操作検出部と、
前記第1の操作検出部とは異なり、入力操作を検出する第2の操作検出部と、
前記第1の操作検出部を露出させる第1位置と前記第1の操作検出部を被覆する第2位置とを取り得るカバー部材と、
前記第1の操作検出部及び前記第2の操作検出部により検出された入力操作を受け付ける制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記カバー部材が前記第2位置にある場合に、前記第2の操作検出部により検出された入力操作を有効にすることを特徴とするリスト機器。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記第2の操作検出部は、前記リスト機器の加速度を検出する加速度センサを含み、
前記制御部は、前記カバー部材が前記第2位置にある場合に、前記加速度センサによって検出された前記加速度に応じて入力を受け付けることを特徴とする請求項1に記載のリスト機器。
【請求項3】
前記第2の操作検出部は、タッチパネルを含み、
前記制御部は、前記カバー部材が前記第2位置にある場合に、前記タッチパネルによる入力操作を有効にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリスト機器。
【請求項4】
前記カバー部材は、少なくともある角度分回転可能に設けられたベゼルであり、
前記ベゼルは、回転することにより前記第1位置と前記第2位置とを取り得るように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のリスト機器。
【請求項5】
前記第1の操作検出部は、第1のボタンと第2のボタンを含み、
前記第1のボタンと前記第2のボタンは、前記カバー部材が前記第2位置となることにより、ともに前記カバー部材により被覆されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のリスト機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リスト機器に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、腕時計等のリスト機器は、操作ボタン等の操作・入力部を備えて、ユーザがこれを操作することで各種の機能を実行させたり、表示画面の切り替えやモード切り替え等を行うことができるようになっている。
しかし、操作ボタン等の操作・入力部はユーザが入力操作しやすいようにリスト機器の外表面に現れるように設けられる。このため、意図せずにユーザが操作ボタン等に触れたり、外部の物が接触する等により誤って操作されてしまい、意図しないモード切り替え等が行われてしまうことがある。
また、外部の物が接触する等により操作ボタン等に衝撃が加わり、破損するおそれもある。
【0003】
この点、操作の必要のないときには操作ボタン等を隠して操作できないようにするロック装置を設けることが考えられる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、ロック装置として回転可能なベゼルを備え、ベセルを回転させることにより、操作ボタンを隠した保護状態とする構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-292139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、操作ボタン等の操作・入力部の保護に効果的である反面、保護状態としたのちにユーザがリスト機器を操作したい場合には、一旦操作ボタン等を露出させなければならず、手間であるとの問題があった。
【0006】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、操作性に優れたリスト機器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明に係るリスト機器は、
入力操作を検出する第1の操作検出部と、
前記第1の操作検出部とは異なり、入力操作を検出する第2の操作検出部と、
前記第1の操作検出部を露出させる第1位置と前記第1の操作検出部を被覆する第2位置とを取り得るカバー部材と、
前記第1の操作検出部及び前記第2の操作検出部により検出された入力操作を受け付ける制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記カバー部材が前記第2位置にある場合に、前記第2の操作検出部により検出された入力操作を有効にすることを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、操作性に優れたリスト機器を実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は、本実施形態におけるカバー部材を備える腕時計の正面図であり、(b)は、(a)に示す腕時計の側面図である。
(a)は、本実施形態におけるカバー部材を備える腕時計の正面図であり、(b)は、(a)に示す腕時計の側面図である。
本実施形態における腕時計の制御構成を示す要部ブロック図である。
表示画面の一変形例を示す時計本体の模式的な正面図であり、(a)は、カバー部材が第1位置にある場合の表示画面例を示し、(b)は、カバー部材が第2位置にある場合の表示画面例を示している。
表示画面の一変形例を示す時計本体の模式的な正面図であり、(a)は、カバー部材が第1位置にある場合の表示画面例を示し、(b)は、カバー部材が第2位置にある場合の表示画面例を示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1(a)、図1(b)~図3を参照しつつ、本発明に係るリスト機器の一実施形態について説明する。本実施形態では、リスト機器が腕時計である場合を例示する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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