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公開番号2023051625
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-11
出願番号2021175951
出願日2021-09-30
発明の名称ヘルメット
出願人個人,個人,個人,個人
代理人
主分類A42B 3/06 20060101AFI20230404BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】 全方向からの衝撃を緩和することができる安全なヘルメットを提供すること。
頭部を冷やし、汗の発生やムレを抑えた快適なヘルメットを提供すること。
【解決手段】 主軸によって回転可能に支持したヘルメット本体と、ヘルメット本体の内側に設けられて放射状に分割された板バネと、この板バネの内側に合成樹脂で袋状に成形したエアークッションを設けたもの。
前記エアークッションの下部に、保冷材を保持する保冷材保持部を形成し、この保冷材保持部を頭部に接触させるようにしたもの。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
主軸によって回転可能に支持したヘルメット本体と、ヘルメット本体の内側に設けられ、放射状に分割された板バネと、この板バネの内側に合成樹脂で袋状に成形したエアークッションとから構成したヘルメット。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記請求項1記載のヘルメットにおいて、
前記板バネの先端をヘルメットの内側に接触させたヘルメット。
【請求項3】
前記請求項1記載のヘルメットにおいて、
前記エアークッションの下部に、保冷材を保持する保冷材保持部を形成し、この保冷材保持部又は保冷材を頭部に接触させるようにしたヘルメット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はヘルメットに関し、落下物や構造物等から受ける衝撃を緩和することができるヘルメットに関し、衝撃を緩和し、頭部に衝撃が伝わらないようにした安全なヘルメットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【0002】
更に詳しくは、回転可能なヘルメット本体の内側に板バネとエアークッションを設け、両者の相乗効果によって衝撃を緩和するヘルメットに関するものである。
加えて、夏季など暑い環境内で使用する場合は、頭部を冷やし、熱中症を防止することができるヘルメットに関するものである。
【背景技術】
【0003】
従来、衝撃を緩和するヘルメットは存在している。
一般的に知られているのは、ヘルメットの裏側にスポンジやウレタンフォームを張り付け、スポンジやウレタンフォームの弾力によって衝撃を緩和しようとするものである。
スポンジやウレタンフォームは、その弾力の範囲内では衝撃力を緩和することができるが、それ以上圧縮されるとスポンジは固くなり、弾性効果が失われる。
スポンジやウレタンフォームが固くなると、ヘルメットの衝撃が頭部に直接伝わり、頭部を損傷する虞がある。又、横方向への衝撃に対しては緩衝できず、むち打ち症を発症する原因ともなっている。
【0004】
このように、スポンジやウレタンフォームを用いて衝撃を緩和するヘルメットは知られているが、極めて強い衝撃に対しては弾力効果がなくなり、安全とは言えないものである。
この問題に着目し、衝撃を緩和する発明が、次の公開特許公報で提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-350232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以下説明すると、前記公開特許公報に記載された発明は、ヘルメット本体2を四つのピースに分割し、このピース21を組み合わせてヘルメット本体2を構成し、このヘルメット本体2の内側に空間5を介して衝撃防止部材3を取り付けたものである。
【0006】
衝撃緩衝部材3は合成樹脂で形成され、天部31から放射状に8本の取付脚部32を形成し、取付脚部32をヘルメット本体2の周縁内側に取付ける(明細書の項目番号0011参照)、と記載されている。
【0007】
前記構成による効果として、「このヘルメット本体2と衝撃防止部材3との間に適度な空間5設け、着用者の頭部が直接にヘルメット本体2内面に接することを防止する」(項目番号0017参照)、と記載されている。
【0008】

このように、前掲の発明は、ヘルメット本体2と衝撃防止部材3との間に空間5を設けて衝撃が直接頭部に伝わないようにしたものであるが、衝撃防止部材3自体は弾性を有していないので、衝撃防止部材3のみによる衝撃効果は期待できない。
更に、強い衝撃によりヘルメットに凹みが生じて空間がなくなると、衝撃は直接頭部に伝わり、頭部を損傷することになる。
【0009】
又、緩衝防止部材3は、ヘルメット本体2の中央部に、締め付けネジ12とナット14とによって強固に回転しないように取り付けている。
そのため、ヘルメット本体2に衝撃が加わると、その衝撃は直接頭部に伝わるようになり、特に、ヘルメット本体2に横方向の衝撃が加わると、ヘルメット本体2と衝撃防止部材が一体になり、首に急激な回転力(ねじり)が加わり、損傷する虞を有する。
又、急激に前後の強い衝撃が加わると、頭部も急激に傾動し、むち打ち症を発症する虞を有している。
【0010】
本発明は、前記で述べた従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その主たる目的は、ヘルメットを回転可能に構成し、ヘルメットの内部に設けた板バネとエアークッションの相乗効果によって、上方や横方向(回転方向)の衝撃、すなわち全方向からの衝撃を緩和し、頭部の損傷とむち打ち症を防止することができる安全なヘルメットを提供することである。
(【0011】以降は省略されています)

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