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公開番号
2025170334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-18
出願番号
2025137571,2022551045
出願日
2025-08-21,2021-03-24
発明の名称
遠心分離機及び遠心分離機を作動させる方法
出願人
ジーイーエー メカニカル イクイップメント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
B04B
15/00 20060101AFI20251111BHJP(物理的または化学的工程を行なうための遠心装置または機械)
要約
【課題】ロータ内又はロータ上の負荷への電力の十分な供給を簡単な方法で保証する。
【解決手段】回転可能なロータ(1)と動作中に静止しているアセンブリ(2)とを備え、回転可能なロータ(1)は1つ以上のベアリング装置(3)によって、静止しているアセンブリ内またはアセンブリ上に回転可能に取り付けられ、回転可能なロータ(1)は回転可能なドラム(10)と、ドラムを回転させるための駆動要素と、ロータ上またはロータ内に配置された1つ以上の電気的負荷(50)とを備えている。遠心分離器は少なくとも1つまたは複数の負荷に電力を供給するための少なくとも1つのバッテリ(51)が、ロータ上またはロータ内にさらに配置される。負荷はロータ内又はロータ上のデータメモリ(506)を備える。少なくとも1つのアクチュエータ(502)が少なくとも1つの負荷として配備される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転可能なロータ(1)と、動作中に静止しているアセンブリ(2)とを備え、回転可能なロータ(1)は、1つ以上のベアリング装置(3)によって、静止しているアセンブリ(2)内または静止しているアセンブリ(2)上に回転可能に取り付けられ、回転可能なロータ(1)は、回転可能なドラム(10)と、ドラム(10)を回転させるための駆動要素と、ロータ(1)上またはロータ(1)内に配置された1つ以上の電気的負荷(50)とを備えた遠心分離機において、
少なくとも1つの負荷または複数の負荷(50)に電力を供給するための少なくとも1つのバッテリ(51)が、ロータ(10)上またはロータ(10)内にさらに配置され、少なくとも1つのアクチュエータ(502)が、少なくとも1つの負荷(50)として配備された、遠心分離機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
バッテリ(51)又は複数のバッテリ(51)の1つが、再充電可能なバッテリとして構成されている、請求項1に記載の遠心分離機。
【請求項3】
バッテリ(51)又は複数のバッテリ(51)の1つが、非充電式バッテリとして構成されている、請求項1又は2に記載の遠心分離機。
【請求項4】
分離ディスクのスタックを有するディスクパックが、ドラムの中に配置される、請求項1乃至3の何れかに記載の遠心分離機。
【請求項5】
前記負荷(50)が、ロータ内又はロータ上のデータメモリ(506)から構成されている、請求項1乃至4の何れかに記載の遠心分離機。
【請求項6】
回転可能なロータ(1)と、動作中に静止しているアセンブリ(2)とを備え、回転可能なロータ(1)は、1つ以上のベアリング装置(3)によって、静止しているアセンブリ(2)内または静止しているアセンブリ(2)上に回転可能に取り付けられ、前記回転可能なロータ(1)は、回転可能なドラム(10)と、前記ドラム(10)を回転させるための駆動要素と、ロータ(1)上またはロータ(1)内に配置された、又は請求項1乃至5の何れかの遠心分離機内に配置された 1つ以上の電気的負荷(50)とを備えた遠心分離機において、
前記負荷(50)は、センサ(501)、アクチュエータ(502)及び/又はイニシエータ(503)及び/又は送信及び/又は受信ユニット(504)及び/又は前記ロータ内又はロータ上の制御ユニットのうちの1つ以上を備える、遠心分離機。
【請求項7】
電力を生成するための装置(52)を備え、該装置は、電力がロータ(1)に提供されるように構成され、再充電可能なバッテリ(51)を充電するための充電回路が設けられている、請求項1乃至6の何れかに記載の遠心分離機。
【請求項8】
前記装置(52)は、ロータ(1)の回転期間の一部でのみ電力を生成するように構成されている、請求項7に記載の遠心分離機。
【請求項9】
前記装置(52)は、ロータ(1)の完全な回転期間中に電力を生成するように構成されている、請求項7に記載の遠心分離機。
【請求項10】
ロータ(1)は負荷として、更にデータメモリ(505)及び/又は制御装置を備える、請求項1乃至9の何れかに記載の遠心分離機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前段部に従う遠心分離機と、請求項24の前段部に従う遠心分離機を作動させる方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
本発明による遠心分離機でもあるが、このような一般的な遠心分離機は、動作中に回転するか、又は作動中に回転可能なロータを有する。このロータは少なくとも1つの回転可能ドラムで構成され、その中で処理する懸濁液は別々の相に分離される。しかしながら、ロータはまた、駆動スピンドルのような他の要素を含んでもよい。ロータはまた、アクチュエータまたはエネルギ要求センサまたはイニシエータなど、少なくとも1つまたは複数の電気的消費要素(電気的な意味では負荷)を有し、従って該電気的消費要素は、作動中に回転するロータの他の要素または複数の要素と一緒に回転する。
【0003】
ヨーロッパ特許公開公報3415239号では、発電機アセンブリの回転可能なロータは、完全に磁界中にあって、連続的に電流を発生させることが提案されており、この電流は、アクチュエータおよびセンサによって使用されるために、コンデンサによって整流され、平滑化される。
【0004】
ヨーロッパ特許公開公報3533522号についても同様であり、トランスコアの静止側に一次コイルを、回転側に二次コイルを取り付けるようにトランスを構成することが提案されている。
【0005】
米国特許6,011,490号から、セパレータのフレーム上のステータ磁石を用いて局所磁場を発生させることも知られており、この局所磁場は、セパレータのドラム上のコイルを繰り返し通過する。誘導電流は整流され、平滑化され、電圧調整器によって制限される。このようにして、誘導電流はドラム内のセンサのような負荷によって使用され得る。
【0006】
米国特許5,529,566号では、デカンタシャフト上に発電機装置のロータを配置し、永久磁石の磁場中で回転させることが提案されている。発生する連続電流は、センサや信号送信機などの負荷で使用できるように調整される。
【0007】
本発明の目的は、ロータ内又はロータ上の負荷への電力の十分な供給を簡単な方法で保証することである。
【0008】
また、更なる展開例としてだけでなく、独立した発明としても考えられる解決策によれば、回転システムの外部からの電気負荷と情報を簡単な方法で交換することも可能である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によれば、本目的は、請求項1及び請求項24の主題事項によって解決される。請求項19乃至23の発明も創出される。
また、独立した発明でもある更なる展開例に従って、ロータの外側の場所で、負荷と情報を簡単な方法で交換することも可能である。
本発明は、請求項5の主題によってこの更なる目的を解決する。
【0010】
請求項1によれば、遠心分離機は、回転可能なロータと、作動時は静止しているアセンブリとを備え、回転可能なロータは、1つまたは複数のベアリング装置によって静止しているアセンブリ内または静止しているアセンブリ上に回転可能に取り付けられ、前記回転可能なロータは回転可能なドラムとドラムを回転させる要素と、ロータ上又はロータ内に配置された1以上の電気的負荷を有し、更に電力を少なくとも1つの負荷又は複数の負荷に供給する少なくとも1つのバッテリがロータ上又はロータ内に配置されている。バッテリは、直接、または中間要素を介して夫々の負荷に接続することができる。駆動要素は、駆動スピンドルまたはこの目的に適した別の要素であってもよい。少なくとも1つの負荷は、アクチュエータである。さらなる負荷が提供されてもよく、特に、さらなるアクチュエータまたは他の負荷が提供されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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