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公開番号
2025138538
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024091667,2024037319
出願日
2024-06-05,2024-03-11
発明の名称
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物、及び酸発生剤
出願人
東京応化工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07C
309/24 20060101AFI20250917BHJP(有機化学)
要約
【課題】レジストパターンの形成において、感度を高められ、かつ、現像後の欠陥を低減できるレジスト組成物の提供。
【解決手段】酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、一般式(b01)~(b04)で表される化合物(B0)を含有する、レジスト組成物(式中、Ar
1
及びAr
2
は、芳香環を含む環式基である。Rb
21
~Rb
24
は、水素原子又は置換基を表す。Lb
31
及びLb
32
は、単結合又は直鎖状若しくは分岐鎖状の脂肪族炭化水素基を表す。Lb
41
及びLb
42
は、直鎖状若しくは分岐鎖状の脂肪族炭化水素基を表す。Lb
43
は、単結合又は芳香環若しくは脂肪族環を含む環式基を表す。mは1以上の整数であり、M1
m+
~M4
m+
はm価のカチオンを表す。ただし、-SO
3
-
はSO
3
Hと水素結合を形成する距離に位置している)。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(b01)で表される化合物(B01)、下記一般式(b02)で表される化合物(B02)、下記一般式(b03)で表される化合物(B03)及び下記一般式(b04)で表される化合物(B04)からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物。
TIFF
2025138538000089.tif
120
170
[前記一般式(b01)中、Ar
1
及びAr
2
は、それぞれ独立に、芳香環を含む環式基である。Lb
1
は、単結合又は2価の連結基を表す。ただし、Ar
1
とAr
2
とが縮合して縮合環を形成することはない。mは1以上の整数であり、M1
m+
はm価のカチオンを表す。
前記一般式(b02)中、Rb
21
~Rb
24
は、それぞれ独立に、水素原子又は置換基を表す。Rb
21
とRb
22
、Rb
22
とRb
23
又はRb
23
とRb
24
は相互に結合して芳香環を形成してもよい。mは1以上の整数であり、M2
m+
はm価のカチオンを表す。
前記一般式(b03)中、Lb
31
及びLb
32
は、それぞれ独立に単結合又は直鎖状若しくは分岐鎖状の脂肪族炭化水素基を表す。Rb
31
は、1価の有機基を表す。Rb
32
は、原子価が許容する限り、水素原子又は1価の有機基を表す。mは1以上の整数であり、M3
m+
はm価のカチオンを表す。
前記一般式(b04)中、Lb
41
及びLb
42
は、それぞれ独立に水素原子の一部が芳香族基で置換されてもよい直鎖状若しくは分岐鎖状の脂肪族炭化水素基を表す。Lb
43
は、単結合又は芳香環若しくは脂肪族環を含む環式基を表す。ただし、Lb
43
が単結合を表す場合、Lb
41
及びLb
42
は、それぞれ独立に水素原子の一部が芳香族基で置換された直鎖状若しくは分岐鎖状の脂肪族炭化水素基を表す。Lb
41
及びLb
42
は、Lb
43
と相互に結合して脂肪族環の一部を形成してもよい。mは1以上の整数であり、M4
m+
はm価のカチオンを表す。ただし、前記一般式(b01)~(b04)中、-SO
3
-
はSO
3
Hと水素結合を形成する距離に位置している。]
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
前記化合物(B01)及び前記化合物(B02)からなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の化合物を含む、酸発生剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物、及び酸発生剤に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体素子や液晶表示素子の製造においては、リソグラフィー技術の進歩により急速にパターンの微細化が進んでいる。微細化の手法としては、一般に、露光光源の短波長化(高エネルギー化)が行われている。
【0003】
レジスト材料には、これらの露光光源に対する感度、微細な寸法のパターンを再現できる解像性等のリソグラフィー特性が求められる。
このような要求を満たすレジスト材料として、従来、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分と、露光により酸を発生する酸発生剤成分と、を含有する化学増幅型レジスト組成物が用いられている。
【0004】
化学増幅型レジスト組成物においては、一般的に、リソグラフィー特性等の向上のために、特定の構成単位を有する樹脂が基材成分として用いられている。
また、レジストパターンの形成においては、露光により酸発生剤成分から発生する酸の挙動もリソグラフィー特性に大きな影響を与える一要素とされる。
化学増幅型レジスト組成物において使用される酸発生剤としては、これまで多種多様なものが提案されている。例えば、ヨードニウム塩やスルホニウム塩などのオニウム塩系酸発生剤、オキシムスルホネート系酸発生剤、ジアゾメタン系酸発生剤、ニトロベンジルスルホネート系酸発生剤、イミノスルホネート系酸発生剤、ジスルホン系酸発生剤などが知られている。
【0005】
例えば、特許文献1には、スルホ基に隣接する炭素原子にフッ素原子が導入された化合物をオニウム塩系酸発生剤として採用したレジスト組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5149236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
レジストパターンの微細化が進むなか、例えば、極端紫外線(EUV)や電子線(EB)によるリソグラフィーでは、数十nmの微細なパターン形成が目標とされる。このようなレジストパターンの微細化に伴い、感度の向上が課題となっている。
【0008】
また、さらなる環境意識の高まりにより、フルオロアルキルスルホン酸骨格を有する化合物の製造及び使用が規制される可能性がある。そのため、フルオロアルキルスルホン酸骨格を有さない酸発生剤の開発が望まれている。しかしながら、フルオロアルキルスルホン酸骨格を有さない化合物を酸発生剤として採用したレジスト組成物では、微細なレジストパターンの形成において必要な感度を得ることが難しい。
また、レジストパターンの微細化に伴い、現像後のレジストパターン上に生じる異物等の欠陥も課題となっている。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、レジストパターンの形成において、感度を高められ、かつ、現像後の欠陥を低減できるレジスト組成物、当該レジスト組成物を用いたレジストパターン形成方法、並びに、当該レジスト組成物に使用可能な化合物、前記化合物を含む酸発生剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の第1の態様は、露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、下記一般式(b01)で表される化合物(B01)、下記一般式(b02)で表される化合物(B02)、下記一般式(b03)で表される化合物(B03)及び下記一般式(b04)で表される化合物(B04)からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物(B0)を含有する、レジスト組成物である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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