TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025162074
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065183
出願日
2024-04-15
発明の名称
上階床下地用パネル及び該上階床下地用パネルを使用した防音・断熱工法
出願人
個人
代理人
個人
主分類
E04F
15/02 20060101AFI20251020BHJP(建築物)
要約
【課題】防音効果及び断熱効果を有する上階床は現場作業が面倒である。
【解決手段】発泡樹脂製で断熱効果を有するパネル本体1の上面に根太材2、2が組み込まれ、パネル本体1の上面における根太材2、2以外の部位に凹部3、3…を形成し、該凹部3、3…内に防音板4、4…を嵌め込んだ上階床下地用パネルの裏面に接着剤Cを塗布して、上階床下地Bの上面に載置することを繰り返して、複数枚の上階床下地用パネルを敷き詰め、各上階床下地用パネルを接着剤Cで上階床下地Bの上面に固定し、上階床下地用パネル上に床仕上げ材Dを敷き詰めることによって、通常の上階床下地B上に複数枚の上階床下地用パネルを接着剤Cで固定するだけで、上階床Fの防音・断熱下地Eを完成可能とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
発泡樹脂製で断熱効果を有するパネル本体の上面に根太材が組み込まれ、前記パネル本体の上面における前記根太材以外の部位に凹部を形成し、該凹部内に防音板を嵌め込んだことを特徴とする上階床下地用パネル。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
裏面に接着剤が塗布された請求項1記載の上階床下地用パネルを上階床下地の上面に載置することを繰り返して、複数枚の上階床下地用パネルを前記上階床下地上に敷き詰めて、各上階床下地用パネルを前記接着剤で前記上階床下地の上面に固定する工程と、この工程で構築された防音・断熱下地上に前記上階床下地用パネル上に床仕上げ材を敷き詰める工程とを有していることを特徴とする上階床の防音・断熱工法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
木造多層建築物における2階以上の階(以降、上階と称する)の床に使用する下地用パネル及び該上階床下地用パネルを使用した防音・断熱工法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、上階床にあっては、根太の間に、一般的にはウレタン製、発泡スチロール製などの厚みのある吸音材を敷き詰め、その上に敷き詰めた下地板の上に遮音マットなどを敷設し、該遮音マットの上に床仕上げ材敷き詰める構造のものが見受けられる(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
又、上記吸音材の代わりに、防音性を具備し、且つ断熱性に優れた発泡ポリエチレンフォーム(例えば、非特許文献2参照)を使用することで、防音効果及び断熱効果を有した上階床を構築可能としている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
「株式会社ゆい工房」のウェブサイトの「二世帯住宅におすすめ、床の防音リノベ」のページ(https://www.suisainagai.jp/release/15910.html(2024年3月28日最終閲覧))
「富士ゴム産業株式会社」のウェブサイトの「発泡ポリエチレンフォーム P0010 | 素材から探す」のページ(https://www.fujigomu.co.jp/simulation/material/polyethylene/p0010_6.php(2024年3月28日最終閲覧))
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来技術にあっては、根太の間の寸法に揃えるべく材料を現場でカットする作業や、遮音マットなどを敷設する作業が必要となるなど、解決せねばならない課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記従来技術に基づく、防音効果及び断熱効果を有する上階床は現場作業が面倒である課題に鑑み、発泡樹脂製で断熱効果を有するパネル本体の上面に根太材が組み込まれ、前記パネル本体の上面における前記根太材以外の部位に凹部を形成し、該凹部内に防音板を嵌め込んだ上階床下地用パネルの裏面に接着剤を塗布した上で、上階床下地の上面に載置すること繰り返して、複数枚の上階床下地用パネルを上階床下地上に敷き詰め、各上階床下地用パネルを接着剤で上階床下地の上面に固定し、上階床下地用パネル上に床仕上げ材を敷き詰めることによって、通常の床下地上に複数枚の上階床下地用パネルを接着剤で固定するだけで、上階床の防音・断熱下地を完成可能にして、上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
要するに本発明は、発泡樹脂製で断熱効果を有するパネル本体の上面に根太材が組み込まれ、前記パネル本体の上面における前記根太材以外の部位に凹部を形成し、該凹部内に防音板を嵌め込んでいるので、かかる上階床下地用パネルだけで防音効果及び断熱効果を上階床に具備させることが出来、而もパネル本体の上面側に防音板があることから、音の発生源から近くなるため、拡散前に効率よく音を吸音することが出来る。
【0008】
裏面に接着剤が塗布された請求項1記載の上階床下地用パネルを上階床下地の上面に載置することを繰り返して、複数枚の上階床下地用パネルを前記上階床下地上に敷き詰め、各上階床下地用パネルを前記接着剤で前記上階床下地の上面に固定する工程と、この工程で構築された防音・断熱下地上に前記上階床下地用パネル上に床仕上げ材を敷き詰める工程とを有しているので、防音効果及び断熱効果を具備させた上階床を簡単に構築することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る上階床下地用パネルの斜視図である。
図1(a)の上階床下地用パネルの中央横断面図である。
図1(a)の上階床下地用パネルを使用した上階床の壁付近の断面図である。
図1(a)の上階床下地用パネルを使用した上階床の框付近の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る上階床下地用パネルは、図1(a)及び図1(b)に示す様に、上階床下地B上に複数個敷き詰めることで上階床に防音・断熱効果を具備させるもので、例えば発泡スチロールの様な発泡樹脂製で断熱効果を有する、相じゃくり加工されたパネル本体1の上面に複数本の、具体的には2本の根太材2、2が組み込まれ、該根太材2、2の上面とパネル本体1の上面は面一とし、パネル本体1の上面における根太材2、2以外の部位に凹部3、3…を形成し、該凹部3、3…内に、ウレタン、フェルトなどの様な防音機能を有する材質からなる板状の防音材4、4…が嵌め込まれ、該防音板4、4…の上面とパネル本体1の上面は面一としている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
接合構造
1か月前
個人
タッチミー
1か月前
個人
屋台
1か月前
個人
野良猫ハウス
2か月前
個人
転落防止用手摺
2か月前
個人
安心補助てすり
16日前
個人
フェンス
2か月前
積水樹脂株式会社
柵体
1か月前
個人
ベンリナアングル
1か月前
個人
地下型マンション
4か月前
ニチハ株式会社
建築板
2か月前
個人
居住車両用駐車場
2か月前
個人
筋交自動設定装置
1か月前
個人
熱抵抗多層断熱建材
2か月前
個人
鋼管結合資材
4か月前
個人
補強部材
2か月前
個人
柵
3か月前
個人
防災建築物
22日前
個人
身体用シェルター
1か月前
鹿島建設株式会社
壁体
2か月前
成友建設株式会社
建物
2か月前
個人
循環流水式屋根融雪装置
4か月前
株式会社シンケン
住宅
17日前
個人
身体用シェルター
1か月前
株式会社大林組
接合構造
12日前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
インターマン株式会社
天井構造
2か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
株式会社熊谷組
吊り治具
1か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
株式会社熊谷組
床構成材
1か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
三協立山株式会社
構造体
1日前
三協立山株式会社
構造体
17日前
続きを見る
他の特許を見る