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公開番号2025159636
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024062361
出願日2024-04-08
発明の名称保守点検装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 3/32 20060101AFI20251014BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】決められた期間に確実に保守点検を実施することができる保守点検装置を提供する。
【解決手段】保守点検装置は、プロセッサを備える。プロセッサは、複数の充放電器の各々の前回放電からの時間経過を記録する放電実績リストと、複数の充放電器の各々の利用可能状態を記録する充放電器状態リストと、に基づいて、複数の充放電器の中から保守点検対象の充放電器を選択し、保守点検対象の充放電器による充放電を実施後に、放電実績リストに前記保守点検対象の充放電器が試験用充放電を実施した結果に更新する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
VPPにおける保守点検を行う保守点検装置であって、
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
複数の充放電器の各々の前回放電からの時間経過を記録する放電実績リストと、前記複数の充放電器の各々の利用可能状態を記録する充放電器状態リストと、に基づいて、複数の充放電器の中から保守点検対象の充放電器を選択し、
前記保守点検対象の充放電器による充放電を実施後に、前記放電実績リストに前記保守点検対象の充放電器が試験用充放電を実施した結果に更新する、
保守点検装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
請求項1に記載の保守点検装置であって、
前記プロセッサは、
前記保守点検対象の充放電器が正常であるか否かを判定し、
前記保守点検対象の充放電器が正常である場合、前記放電実績リストに前記保守点検対象の充放電器が試験用充放電を実施した結果に更新する一方、
前記保守点検対象の充放電器が正常である場合、前記充放電器状態リストの状態を利用不可に変更するとともに、保守点検リストに前記保守点検対象の充放電器および放電試験実施日を記録する、
保守点検装置。
【請求項3】
請求項2に記載の保守点検装置であって、
前記プロセッサは、
前記保守点検対象の充放電器が放電した電力を充電するための電気自動車が選定できない場合、前記保守点検対象における充放電器が接続された受電端と同じ系統に配置された定置蓄電池に充電させる、
保守点検装置。
【請求項4】
請求項3に記載の保守点検装置であって、
前記プロセッサは、
前記保守点検対象における充放電器が接続された受電端において放電量および充電量が等しくなるように充放電を実施する、
保守点検装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、保守点検装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電力系統に接続される複数の蓄電池ユニットの保守および点検の計画を制御する技術が開示されている。この技術では、電力系統に接続された発電設備が発電する発電量を推定し、この推定した電力量に基づいて、複数の蓄電池ユニットの保守スケジュールを生成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-71463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、推定した発電設備の発電量に基づいて保守または点検スケジュールを生成しているため、発電量が少ない状態が継続した場合、保守または点検の機会が制限され、決められた期間に確実に実施できない虞があった。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、決められた期間に確実に保守点検を実施することができる保守点検装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る保守点検装置は、VPPにおける保守点検を行う保守点検装置であって、プロセッサを備え、前記プロセッサは、複数の充放電器の各々の前回放電からの時間経過を記録する放電実績リストと、前記複数の充放電器の各々の利用可能状態を記録する充放電器状態リストと、に基づいて、複数の充放電器の中から保守点検対象の充放電器を選択し、前記保守点検対象の充放電器による充放電を実施後に、前記放電実績リストに前記保守点検対象の充放電器が試験用充放電を実施した結果に更新する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、決められた期間に確実に保守点検を実施することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施の形態に係る保守点検システムが適用されるバーチャルパワープラントの概略構成図である。
図2は、保守点検装置の機能構成を示すブロック図である。
図3は、保守点検装置が備える放電実施リスト記録部が記録する放電実績リストの一例を示す図である。
図4は、保守点検装置が備える保守点検リスト記録部が記録する保守点検リストの一例を示す図である。
図5は、充保守点検装置が備える放電器状態リスト記録部が記録する充放電器状態リストの一例を示す図である。
図6は、一実施の形態に係る保守点検装置が実行する処理の概要を説明するフローチャートである。
図7は、更新後の充放電実績リストの一例を示す図である。
図8は、試験実施後の保守点検リストの一例を示す図である。
図9は、試験実施後の保守点検リストの一例を示す図である。
図10は、一実施の形態の変形例に係る保守点検装置が実行する処理の概要を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態に係る保守点検装置を備える保守点検システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記の実施の形態における構成要素は、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明において参照する各図は、本開示の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。即ち、本開示は、各図で例示された形状、大きさおよび位置関係のみに限定されるものではない。
【0010】
〔保守点検システムの構成〕
図1は、一実施の形態に係る保守点検システムが適用されるバーチャルパワープラント(VPP:Virtual Power Plant)の概略構成図である。図1に示す保守点検システム100は、発電所等で発電された電力を送電する電力系統に送電線を介して接続される受電端Aに接続される第1の受電グループ1、受電端Aに送電線を介して接続される受電端B1を含む第2の受電グループ2および受電端Aに送電線を介して接続される受電端B2を含む第3の受電グループ3を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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