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公開番号
2025158351
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024060821
出願日
2024-04-04
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20251009BHJP(計算;計数)
要約
【課題】施設及び最終目的地の混雑状況等を考慮した移動計画の立案をする技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、1以上の施設、施設夫々における最小滞在時間、最終目的地、及び最終目的地への到着時刻を含むユーザ入力情報を取得し、1以上の施設を経由して最終目的地に到達するまでの移動計画を生成し、出力する。移動計画を生成することは、取得したユーザ入力情報に含まれる1以上の施設の立ち寄り順序及び走行ルートを決定すること、第1データベースにアクセスすることで、1以上の施設夫々及び決定された走行ルートの周辺におけるプローブデータの統計情報を抽出すること、第2データベースにアクセスすることで、1以上の施設夫々の施設データを抽出すること、並びに抽出されたプローブデータの統計情報及び施設データに応じて、1以上の施設夫々における滞在時間を決定することにより構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
制御部を備える情報処理装置であって、
前記制御部は、
1以上の施設、前記1以上の施設における最小滞在時間、最終目的地、及び前記最終目的地への到着時刻を含むユーザ入力情報を取得すること、
前記1以上の施設を経由して前記最終目的地に到達するまでの移動計画を生成すること、並びに
生成された前記移動計画を出力すること、
を実行するように構成され、
前記移動計画を生成することは、
取得された前記ユーザ入力情報に含まれる1以上の施設の立ち寄り順序及び走行ルートを決定すること、
車両及び歩行者端末から収集されたプローブデータの統計情報を保持する第1データベースにアクセスすることで、前記1以上の施設夫々及び決定された前記走行ルートの周辺における前記プローブデータの統計情報を抽出すること、
施設データを保持する第2データベースにアクセスすることで、前記1以上の施設夫々の施設データを抽出すること、並びに
抽出された前記プローブデータの統計情報及び前記施設データに応じて、前記1以上の施設夫々における滞在時間を決定すること、
により構成される、
情報処理装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記プローブデータの統計情報を抽出することは、前記1以上の施設のうち最初に立ち寄る施設について、最新の前記プローブデータの統計情報を抽出することを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、生成された前記移動計画に従ってユーザが移動している間において、前記1以上の施設のうちの次に立ち寄る予定の施設及び当該施設までの走行ルートにおける、最新のプローブデータの統計情報により当該ユーザの移動が前記移動計画から乖離すると判定される場合、前記移動計画を再生成することを更に実行するように構成される、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ユーザ入力情報は、前記1以上の施設夫々に対する滞在希望度を更に含み、
前記1以上の施設夫々における前記滞在時間を決定することは、制約条件を満たしながら目的関数を最大化する最適化問題を解くことにより構成され、
前記目的関数は、前記1以上の施設夫々における前記滞在時間を変数として、前記1以上の施設夫々における前記滞在時間に当該施設への前記滞在希望度に応じた重みを掛けた値である滞在価値を合計することで合計滞在価値を算出するように構成され、
前記制約条件は、
前記1以上の施設夫々において最小滞在時間より長い時間滞在すること、
前記1以上の施設夫々における前記滞在時間が当該施設における営業時間内に収まること、及び
前記最終目的地への到着時刻に間に合うこと、
を含む、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記移動計画の生成において前記1以上の施設夫々における前記滞在時間を変動させても前記制約条件を満たすことができない場合、前記移動計画を生成することは、前記滞在希望度が最小の施設を除外し、残りの施設を経由して前記最終目的地に到達するまでの移
動計画を生成することにより構成される、
請求項4に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、外出情報管理装置が提案されている。提案されている外出情報管理装置は、外出の対象となりうる外出候補地に関する情報を管理して、ユーザが提示する主要な要件に基づいて外出に関する外出計画を作成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-73184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の一つは、施設及び最終目的地の混雑状況等を考慮した移動計画の立案をする技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1態様に係る情報処理装置は、制御部を備える。前記制御部は、1以上の施設、前記1以上の施設における最小滞在時間、最終目的地、及び前記最終目的地への到着時刻を含むユーザ入力情報を取得すること、前記1以上の施設を経由して前記最終目的地に到達するまでの移動計画を生成すること、並びに生成された前記移動計画を出力することを実行するように構成され、前記移動計画を生成することは、取得された前記ユーザ入力情報に含まれる1以上の施設の立ち寄り順序及び走行ルートを決定すること、車両及び歩行者端末から収集されたプローブデータの統計情報を保持する第1データベースにアクセスすることで、前記1以上の施設夫々及び決定された前記走行ルートの周辺における前記プローブデータの統計情報を抽出すること、施設データを保持する第2データベースにアクセスすることで、前記1以上の施設夫々の施設データを抽出すること、並びに抽出された前記プローブデータの統計情報及び前記施設データに応じて、前記1以上の施設夫々における滞在時間を決定することにより構成される。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、施設及び最終目的地の混雑状況等を考慮した移動計画の立案をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示が適用される場面の一例を模式的に示す。
図2は、本実施形態に係るプローブデータ40及び施設データ50に含まれる各種情報の一例を模式的に示す。
図3は、本実施形態において生成される移動計画の一例を模式的に示す。
図4は、本実施形態に係るサーバによる、移動計画の生成に関する処理手順の一例を示す。
図5は、本実施形態に係るサーバによる、施設夫々における滞在時間を決定するための最適化問題を解くときの処理手順の一例を示す。
図6は、本実施形態に係るサーバによる、移動計画の再生成に関する処理手順の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
例えば、特許文献1等の従来のシステムは、ユーザが提示する滞在予定時間等の情報に加え、あらかじめ記憶手段に保持されている滞在候補地と交通手段の情報を基に外出計画を生成する。これにより、滞在時間も考慮した、滞在予定地と移動経路の情報である推奨外出計画が作成され、ユーザによる旅行計画(外出計画)の作業時間を削減することができる。しかしながら、本件発明者は、従来のシステムには次のような問題点があることを見出した。すなわち、従来のシステムでは、当該時間帯における走行ルートの混雑状況、施設及び駐車場の混雑状況、入出庫にかかる時間等を考慮した詳細な計画は立てることができない。実際の周遊では、滞在候補地の施設及び駐車場の混雑により、想定以上の滞在時間を要してしまうことがあり得る。この場合、滞在予定時間の短縮、外出計画の修正作業等で、ユーザの旅行の体験価値が低下する虞がある。
【0009】
これに対して、本開示の第1態様に係る情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、1以上の施設、1以上の施設における最小滞在時間、最終目的地、及び最終目的地への到着時刻を含むユーザ入力情報を取得すること、1以上の施設を経由して最終目的地に到達するまでの移動計画を生成すること、並びに生成された移動計画を出力することを実行するように構成され、移動計画を生成することは、取得されたユーザ入力情報に含まれる1以上の施設の立ち寄り順序及び走行ルートを決定すること、車両及び歩行者端末から収集されたプローブデータの統計情報を保持する第1データベースにアクセスすることで、1以上の施設夫々及び決定された走行ルートの周辺におけるプローブデータの統計情報を抽出すること、施設データを保持する第2データベースにアクセスすることで、1以上の施設夫々の施設データを抽出すること、並びに抽出されたプローブデータの統計情報及び施設データに応じて、1以上の施設夫々における滞在時間を決定することにより構成される。当該構成によれば、当該施設の混雑状況、当該施設の駐車場での入出庫にかかる時間、当該施設での待ち時間等の当該時間帯における状況を考慮した詳細な計画を生成することができる。そのため、最適な移動計画を提供し、ユーザの旅行の体験価値を向上させることが期待できる。
【0010】
上記態様に係る情報処理装置の別の形態として、本開示の一側面は、以上の各構成要素の全部又はその一部を実現する情報処理方法であってもよいし、プログラムであってもよいし、このようなプログラムを記憶した、コンピュータ等の機械が読み取り可能な記憶媒体であってもよい。ここで、機械が読み取り可能な記憶媒体とは、プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、又は、化学的作用によって蓄積する媒体である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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