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公開番号
2025157172
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2025056764
出願日
2025-03-28
発明の名称
端末及び通信方法
出願人
株式会社NTTドコモ
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04W
24/10 20090101AFI20251007BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】AP CSI-RSリソースのデフォルトビーム規則を、AP CLI SRS-RSRPリソース又はCLI-RSSIリソースに適切に適用させること。
【解決手段】端末は、非周期CSI-RSのデフォルトビームルールが、非周期CLI測定リソースのために再利用される場合において、非周期的CLI報告のためのトリガリングDCIを搬送する物理下りリンク制御チャネルの最後のシンボルと、非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースの最初のシンボルと、の間のスケジューリングオフセットが、指示されたTCI状態を適用するために必要な時間よりも小さい場合、非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースと同じシンボル内に、前記指示されたTCI状態を有する他の下りリンク信号が存在するならば、非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースによる信号を測定する際に、前記他の下りリンク信号のQCL仮定を適用することを想定する端末。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
非周期CSI-RS(Channel State Information ‐ Reference Signal)のデフォルトビームルールが、非周期CLI(Cross Link Interference)測定リソースのために再利用される場合において、
非周期的CLI報告のためのトリガリングDCI(Downlink Control Information)を搬送する物理下りリンク制御チャネルの最後のシンボルと、非周期的SRS-RSRP(Sounding Reference Signal ‐ Reference Signal Reception Power)測定リソース又はCLI-RSSI(Reference Signal Strength Indicator)測定リソースの最初のシンボルと、の間のスケジューリングオフセットが、指示されたTCI(Transmission Configuration Information)状態を適用するために必要な時間よりも小さい場合、
非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースと同じシンボル内に、前記指示されたTCI状態を有する他の下りリンク信号が存在するならば、
非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースによる信号を測定する際に、前記他の下りリンク信号のQCL(Quasi Co-Location)仮定を適用することを想定する制御部と、
非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースによる信号を受信する受信部と、
を有し、
前記制御部は、前記他の下りリンク信号が、周期的SRS-RSRP測定リソース、準周期的SRS-RSRP測定リソース、及び非周期SRS-RSRP測定リソース、による信号、又は、周期的CLI-RSSI測定リソース、準周期的CLI-RSSI測定リソース、及び非周期CLI-RSSI測定リソース、による信号を含むことを想定する、端末。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記トリガリングDCIを搬送する物理下りリンク制御チャネルと、前記非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースと、が同じサブキャリアスペーシングを有する場合、前記指示されたTCI状態を適用するために必要な時間が、自装置が報告した値に基づいて、定まることを想定する、
請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記制御部は、前記トリガリングDCIを搬送する物理下りリンク制御チャネルと、前記非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースと、が異なるサブキャリアスペーシングを有する場合、
前記指示されたTCI状態を適用するために必要な時間が、自装置が報告した値にオフセット値を加算した値に基づいて、定まることを想定する、
請求項1に記載の端末。
【請求項4】
非周期CSI-RS(Channel State Information ‐ Reference Signal)のデフォルトビームルールが、非周期CLI(Cross Link Interference)測定リソースのために再利用される場合において、
非周期的CLI報告のためのトリガリングDCI(Downlink Control Information)を搬送する物理下りリンク制御チャネルの最後のシンボルと、非周期的SRS-RSRP(Sounding Reference Signal ‐ Reference Signal Reception Power)測定リソース又はCLI-RSSI(Reference Signal Strength Indicator)測定リソースの最初のシンボルと、の間のスケジューリングオフセットが、指示されたTCI(Transmission Configuration Information)状態を適用するために必要な時間よりも小さい場合、
非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースと同じシンボル内に、前記指示されたTCI状態を有する他の下りリンク信号が存在するならば、
非周期的CSI-RSを受信する際に、前記他の下りリンク信号のQCL(Quasi Co-Location)仮定を適用することを想定する制御部と、
非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースによる信号を受信する受信部と、
を有し、
前記制御部は、前記他の下りリンク信号が、周期的SRS-RSRP測定リソース、準周期的SRS-RSRP測定リソース、及び非周期SRS-RSRP測定リソース、による信号、又は、周期的CLI-RSSI測定リソース、準周期的CLI-RSSI測定リソース、及び非周期CLI-RSSI測定リソース、による信号を含むことを想定する、端末。
【請求項5】
非周期CSI-RS(Channel State Information ‐ Reference Signal)のデフォルトビームルールが、非周期CLI(Cross Link Interference)測定リソースのために再利用される場合において、
非周期的CLI報告のためのトリガリングDCI(Downlink Control Information)を搬送する物理下りリンク制御チャネルの最後のシンボルと、非周期的SRS-RSRP(Sounding Reference Signal ‐ Reference Signal Reception Power)測定リソース又はCLI-RSSI(Reference Signal Strength Indicator)測定リソースの最初のシンボルと、の間のスケジューリングオフセットが、指示されたTCI(Transmission Configuration Information)状態を適用するために必要な時間よりも小さい場合、
非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースと同じシンボル内に、前記指示されたTCI状態を有する他の下りリンク信号が存在するならば、
非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースによる信号を測定する際に、前記他の下りリンク信号のQCL(Quasi Co-Location)仮定を適用することを想定するステップと、
非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースによる信号を受信するステップと、
前記他の下りリンク信号が、周期的SRS-RSRP測定リソース、準周期的SRS-RSRP測定リソース、及び非周期SRS-RSRP測定リソース、による信号、又は、周期的CLI-RSSI測定リソース、準周期的CLI-RSSI測定リソース、及び非周期CLI-RSSI測定リソース、による信号を含むことを想定するステップと、
を有する端末が実行する通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「NR」という。)の検討が進んでいる。5Gでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術及びネットワークアーキテクチャの検討が行われている(例えば、非特許文献1及び非特許文献2)。
【0003】
Release 18において、時分割複信(TDD)のバンドを構成する複数のサブバンドを利用することにより、下りリンク(DL)と上りリンク(UL)との同時使用を可能にする複信方式の拡張が議論されている。このような拡張された複信方式は、Subband non-overlapping Full Duplex(SBFD)と呼ばれている。
【0004】
SBFDと動的/フレキシブルTDDの導入により、基地局(以下、gNodeB(gNB)ともいう)/端末(以下、ユーザ装置(UE)ともいう)からのDL/UL送信が同時に可能になった。
【0005】
一方で、複信方式の拡張により、Cross Link Interference(CLI)が発生することになった。また、セル毎にDL送信、UL送信のタイミングが異なるダイナミックTDDにおいてもCLIが発生する。
【0006】
これらの通信方式では、CLI対策のため、端末が、CLI measurementを行い、基地局に、L1(Layer 1)ベースのCLI measurementの結果報告(以下、「L1-CLI report」という)を行う。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
3GPP TS 38.300 V18.4.0(2024-12)
3GPP TS 38.401 V18.4.0(2024-12)
3GPP TS 38.214 V18.4.0(2024-09)
3GPP TS 38.306 V18.6.0(2025-03)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
3GPPにおいて、「非周期的(Aperiodic(AP) CLIレポートをトリガーするDCIを含むPDCCHの最後のシンボル」と、「非周期的SRS-RSRP測定リソース又はCLI-RSSI測定リソースの最初のシンボル」との間のスケジューリングオフセットが、端末が報告した閾値(beamSwitchTiming)よりも小さい場合において、以下の2つの案が議論されている。
【0009】
(Alt.1)端末は、AP CLIをトリガーするDCIを含むPDCCHの最後のシンボルと、非周期的CLI SRS-RSRP又はCLI-RSSIリソースの最初のシンボルとの間のスケジューリングオフセットが、端末が報告した閾値beamSwitchTimingよりも小さく設定されることを想定しない。
【0010】
(Alt.2)既存仕様(非特許文献3)で定義されているAP CSI-RSリソースのデフォルトビーム規則を、AP CLI SRS-RSRP又はCLI-RSSIリソースに適用する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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