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公開番号2025155747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024206544,2024056400
出願日2024-11-27,2024-03-29
発明の名称プログラム
出願人株式会社バンダイ
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A63F 13/69 20140101AFI20251002BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】公平性と興趣性を担保したゲームを実現する。
【解決手段】プログラムは、第1種類のゲームと第2種類のゲームを含むゲームを実行するコンピュータに、ゲームの実行にあたり、第1種類のゲームに使用されるゲーム要素に関する第1情報と、プレイヤに関する第2情報とを取得する取得処理と、ゲームを実行する実行処理と、ゲームのプレイ結果に応じて第1情報及び第2情報の少なくともいずれかを変更する変更処理と、を実行させるプログラムであって、第1情報は、第1種類のゲームの進行を決定するために用いられる情報であり、第2情報は、第1種類のゲームにおいて発生するイベントを決定するために用いられる情報であり、変更処理は、第2種類のゲームのプレイ結果に応じて第1情報及び第2情報を変更し、実行処理は、第1情報及び第2情報に基づいて、第1種類のゲームの進行を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
第１種類のゲームと第２種類のゲームを含むゲームを実行するコンピュータに、
前記ゲームの実行にあたり、前記第１種類のゲームに使用されるゲーム要素に関する第１情報と、プレイヤの前記ゲームにおける階級に基づいて初期値が定まる第２情報とを取得する取得処理と、
前記ゲームを実行する実行処理と、
前記ゲームのプレイ結果に応じて前記第１情報及び前記第２情報の少なくともいずれかを変更する変更処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記第１情報は、前記第１種類のゲームの進行を決定するために用いられる情報であり、
前記第２情報は、前記第１種類のゲームにおいて発生するイベントの発生頻度を定める情報であり、
前記変更処理は、前記第２種類のゲームのプレイ結果に応じて前記第１情報及び前記第２情報を変更し、
前記実行処理は、前記第１情報及び前記第２情報に基づいて、前記第１種類のゲームの進行を制御する、プログラム。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記変更処理は、前記第２種類のゲームのプレイ結果に応じて、前記第１情報を前記第１種類のゲームの進行を有利な状態に変更するか否かを異ならせる、請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記第２種類のゲームは、対戦相手との間で操作入力の評価に優劣をつけるゲームであり、
前記変更処理は、前記第２種類のゲームのプレイ結果においてプレイヤが優勢であることを条件として、前記第１情報を前記第１種類のゲームの進行を有利な状態に変更する、請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
前記変更処理は、前記第２種類のゲームのプレイ結果に応じて、前記第２情報を前記第１種類のゲームの進行を有利ならしめるイベントの発生頻度を高くする状態に変更するか否かを異ならせる、請求項１乃至３のいずれか１項に記載のプログラム。
【請求項５】
前記変更処理は、前記第２種類のゲームのプレイ結果においてプレイヤが優勢であることを条件として、前記第２情報を前記第１種類のゲームの進行を有利ならしめるイベントの発生頻度を高くする状態に変更する、請求項４に記載のプログラム。
【請求項６】
前記変更処理は、前記第２種類のゲームのプレイ結果の評価値に対応する分だけ、前記第２情報を前記第１種類のゲームの進行を有利ならしめるイベントの発生頻度を高くする状態に変更する、請求項４に記載のプログラム。
【請求項７】
前記実行処理は、前記第２情報に基づいて、前記第１種類のゲームの実行中における第１イベント及び第２イベントの発生を制御し、
前記第２イベントは、発生した場合に前記第１種類のゲームの進行を有利ならしめる度合いが、前記第１イベントよりも高く設定されたイベントである、
請求項４に記載のプログラム。
【請求項８】
前記実行処理は、前記第２情報により定められる前記第２イベントの発生頻度に基づいた抽選処理で当選した場合に、前記第２イベントを発生させる、請求項７に記載のプログラム。
【請求項９】
前記実行処理は、前記第１種類のゲームの実行中に前記第２種類のゲームを開始する、請求項１に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記実行処理は、前記第１種類のゲームの実行中に前記第２種類のゲームを複数回実行する、請求項９に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム及びゲーム装置に関し、特に電子ゲームに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
抽選によって決定したゲーム媒体の種類に応じて難易度の異なるゲームを実行し、ゲームの結果に応じて当該ゲーム媒体を提供する情報処理装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２４－０２７４８３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、ゲーム媒体を使用してプレイヤ同士が対戦するような対戦ゲームにおいて、特許文献１のようなゲーム媒体の種類に応じてゲームの進行の有利不利が確定するような構成は、特定の種類のゲーム媒体を所有しているプレイヤの優位が確定してしまい、ゲームの公平性が担保されない可能性があった。
【０００５】
本発明は、公平性と興趣性を担保したゲームを実現するプログラム及びゲーム装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様のプログラムは、第１種類のゲームと第２種類のゲームを含むゲームを実行するコンピュータに、ゲームの実行にあたり、第１種類のゲームに使用されるゲーム要素に関する第１情報と、プレイヤに関する第２情報とを取得する取得処理と、ゲームを実行する実行処理と、ゲームのプレイ結果に応じて第１情報及び第２情報の少なくともいずれかを変更する変更処理と、を実行させるプログラムであって、第１情報は、第１種類のゲームの進行を決定するために用いられる情報であり、第２情報は、第１種類のゲームにおいて発生するイベントを決定するために用いられる情報であり、変更処理は、第２種類のゲームのプレイ結果に応じて第１情報及び第２情報を変更し、実行処理は、第１情報及び第２情報に基づいて、第１種類のゲームの進行を制御する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、公平性と興趣性を担保したゲームを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態及び変形例に係るゲーム装置１００のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るゲーム装置１００の外観構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る載置部２００に設けられる載置領域を説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係る補助ゲームに係る表示を説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係るゲーム装置１００において実行される対戦行動処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［実施形態］
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【００１０】
以下に説明する一実施形態は、ゲーム装置の一例としての、表示部と、ゲーム媒体を載置可能な載置部とを備えるゲーム装置に、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、表示部と載置部とを備える任意の機器に適用可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

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