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公開番号2025152162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053932
出願日2024-03-28
発明の名称情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人日鉄ソリューションズ株式会社,日本製鉄株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/06 20230101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約【課題】端末装置に関する棚卸し作業において、作業負担を軽減し、かつ対象の端末装置の有無を確実に確認できるようにする。
【解決手段】ネットワークに接続可能な端末装置に関する棚卸し作業を行う情報処理システムは、管理対象の端末装置に対する、端末装置の有無を確認するための確認要求を発行する発行手段と、ネットワークを介して、確認要求に応じた端末装置からのアクセスを受け付ける受付手段と、受付手段にてアクセスを受け付けた端末装置の識別子を記録する記録手段と、記録手段により記録された端末装置の識別子に基づいて、端末装置に関する管理台帳の情報を更新する管理手段とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
ネットワークに接続可能な端末装置に関する棚卸し作業を行う情報処理システムであって、
管理対象の前記端末装置に対する、当該端末装置の有無を確認するための確認要求を発行する発行手段と、
前記ネットワークを介して、前記確認要求に応じた前記端末装置からのアクセスを受け付ける受付手段と、
前記受付手段にてアクセスを受け付けた前記端末装置の識別子を記録する記録手段と、
前記記録手段により記録された前記端末装置の識別子に基づいて、前記端末装置に関する管理台帳の情報を更新する管理手段とを有することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
前記ネットワークは閉域網であり、
前記端末装置の識別子は、前記端末装置に付与された前記閉域網でのアドレス情報であることを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項３】
前記アドレス情報は、前記端末装置に付与された固定のＩＰアドレスであることを特徴とする請求項２に記載の情報処理システム。
【請求項４】
前記発行手段が発行する前記確認要求は、アクセス先を示す２次元コードを含み、
前記確認要求に応じた前記端末装置からのアクセスは、前記端末装置が前記確認要求の２次元コードを撮影した画像から取得したアクセス先情報に基づいて行われることを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項５】
前記発行手段が発行する前記確認要求は、アクセス先を示すＵＲＬ（ＵｎｉｆｏｒｍＲｅｓｏｕｒｃｅＬｏｃａｔｏｒ）を含み、
前記確認要求に応じた前記端末装置からのアクセスは、前記確認要求に含まれるＵＲＬに基づいて行われることを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項６】
第１の装置が前記発行手段及び前記管理手段を有し、
前記第１の装置とは異なる第２の装置が、前記受付手段及び前記記録手段を有し、
前記第２の装置は、記録された前記端末装置の識別子を含むログ情報を前記第１の装置から取得する取得手段をさらに有することを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項７】
前記管理台帳の情報に基づいて、前記棚卸し作業の進捗状況を解析する解析手段を有することを特徴とする請求項１に記載の情報処理システム。
【請求項８】
ネットワークに接続可能な端末装置に関する棚卸し作業を行う情報処理装置であって、
管理対象の前記端末装置に対する、当該端末装置の有無を確認するための確認要求を発行する発行手段と、
前記ネットワークを介して前記確認要求に応じたアクセスを行った前記端末装置の識別子を含むログ情報を取得する取得手段と、
取得された前記ログ情報に含まれる前記端末装置の識別子に基づいて、前記端末装置に関する管理台帳の情報を更新する管理手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項９】
ネットワークに接続可能な端末装置に関する棚卸し作業を行う情報処理方法であって、
管理対象の前記端末装置に対する、当該端末装置の有無を確認するための確認要求を発行する発行工程と、
前記ネットワークを介して、前記確認要求に応じた前記端末装置からのアクセスを受け付ける受付工程と、
前記受付工程にてアクセスを受け付けた前記端末装置の識別子を記録する記録工程と、
前記記録工程にて記録された前記端末装置の識別子に基づいて、前記端末装置に関する管理台帳の情報を更新する管理工程とを有することを特徴とする情報処理方法。
【請求項１０】
ネットワークに接続可能な端末装置に関する棚卸し作業を行う情報処理システムのコンピュータに、
管理対象の前記端末装置に対する、当該端末装置の有無を確認するための確認要求を発行する発行ステップと、
前記ネットワークを介して、前記確認要求に応じた前記端末装置からのアクセスを受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにてアクセスを受け付けた前記端末装置の識別子を記録する記録ステップと、
前記記録ステップにて記録された前記端末装置の識別子に基づいて、前記端末装置に関する管理台帳の情報を更新する管理ステップとを実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、端末装置の管理業務を支援する情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
企業等の組織で使用されている端末装置の管理は、紛失や盗難といった情報セキュリティ事故の観点から重要である。従来、そのような端末装置に関する棚卸し作業では、作業担当者が、使用者からの回答や実際の物品確認の結果等に基づいて、端末装置を管理するための管理台帳の作成および情報の更新や確認を行っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第５５５５８０２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来行われていた端末装置に関する棚卸し作業では、対象の端末装置の有無の確認が不十分であったり、端末装置の確認作業完了までに多大な時間を要したり、、作業担当者にかかる負担が大きいといった課題があった。そこで、本発明は、端末装置に関する棚卸し作業において、端末装置の確認作業に要する負荷及び時間等を含む作業負担を軽減し、かつ対象の端末装置の有無を確実に確認できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明に係る情報処理システムは、ネットワークに接続可能な端末装置に関する棚卸し作業を行う情報処理システムであって、管理対象の前記端末装置に対する、当該端末装置の有無を確認するための確認要求を発行する発行手段と、前記ネットワークを介して、前記確認要求に応じた前記端末装置からのアクセスを受け付ける受付手段と、前記受付手段にてアクセスを受け付けた前記端末装置の識別子を記録する記録手段と、前記記録手段により記録された前記端末装置の識別子に基づいて、前記端末装置に関する管理台帳の情報を更新する管理手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、端末装置に関する棚卸し作業において、作業負担を軽減し、かつ対象の端末装置の有無を確実に確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
情報処理システムの構成例を示す図である。
情報処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。
情報処理システムの機能構成の例を示す図である。
管理台帳ファイルを説明する図である。
情報処理システムの処理例を説明する図である。
棚卸しに関する確認要求の例を説明する図である。
アクセスログを説明する図である。
進捗状況の出力例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【０００９】
図１は、本発明の一実施形態における情報処理システムの構成例を示す図である。本実施形態における情報処理システム１００は、１以上の管理対象の端末装置（管理対象端末装置）に関する棚卸し作業を行い端末装置の管理業務を支援する情報処理システムである。本実施形態における情報処理システム１００は、管理者端末装置１０１と、サーバ装置１０２と、１以上の管理対象端末装置１０３と、１以上の利用者端末装置１０４とを含む。
【００１０】
管理者端末装置１０１と、サーバ装置１０２と、管理対象端末装置１０３と、利用者端末装置１０４とは、ネットワークＮＷを介して互いに情報を送受信可能に接続されている。ここで、ネットワークＮＷは、公衆網ではなく、限られた情報処理装置（利用者）のみが使用可能な通信網、いわゆる閉域網である。すなわち、管理者端末装置１０１と、サーバ装置１０２と、管理対象端末装置１０３と、利用者端末装置１０４とは、インターネット等の公衆網とは分離して構成された閉域網に接続されている。なお、管理者端末装置１０１とサーバ装置１０２との間での情報の送受信、及び管理者端末装置１０１と利用者端末装置１０４との間での情報の送受信は、公衆網を介して行うようにしてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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