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公開番号
2025150780
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051848
出願日
2024-03-27
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム
出願人
ソフトバンク株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06N
20/00 20190101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】個人情報が保護された学習データを効率的に収集すること。
【解決手段】情報処理装置は、秘匿化部と、データ制御部とを備える。秘匿化部は、被写体の特定画像情報を含む画像の全体に対して特定画像情報の秘匿化処理を行う。データ制御部は、秘匿化処理を行った後の秘匿化画像を、被写体を含む入力画像が入力されると被写体の位置情報を出力する機械学習モデルの学習に用いる学習データとして保存させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体の特定画像情報を含む画像の全体に対して前記特定画像情報の秘匿化処理を行う秘匿化部と、
前記秘匿化処理を行った後の秘匿化画像を、被写体を含む入力画像が入力されると前記被写体の位置情報を出力する機械学習モデルの学習に用いる学習データとして保存させるデータ制御部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記秘匿化部は、前記画像に含まれる被写体のうち、前記特定画像情報の領域が最も大きく映り込んでいる被写体のサイズに基づいて、前記秘匿化処理で用いる秘匿化の度合いを決定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記秘匿化部は、前記画像に含まれる被写体のうち、前記特定画像情報の領域が最も大きく映り込んでいる被写体を前記画像ごとに判別し、判別した被写体のサイズに応じて、前記秘匿化の度合いを前記画像ごとに決定する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記秘匿化部は、複数の異なる前記画像それぞれに含まれる被写体の間で、前記特定画像情報の領域が最も大きく映り込んでいる被写体を判別し、判別した被写体のサイズに応じて、複数の異なる前記画像の間で一律の前記秘匿化の度合いを決定する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記秘匿化部は、前記被写体のサイズに応じて、前記秘匿化の度合いを動的に変更する
請求項3または4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記秘匿化部は、前記画像に含まれる被写体について推定される最大の映り込みサイズに応じて、前記秘匿化の度合いを決定する
請求項3または4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記秘匿化部は、前記秘匿化の度合いに応じた圧縮率で前記特定画像情報を含む画像の全体を不可逆的に圧縮し、圧縮した前記画像を復元することで、前記特定画像情報を含む画像の全体を秘匿化する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
被写体の特定画像情報を含む画像の全体に対して前記特定画像情報の秘匿化処理を行う秘匿化部と、
前記秘匿化処理を行った後の秘匿化画像を、被写体を含む入力画像が入力されると前記被写体の位置情報を出力する機械学習モデルの学習に用いる学習データとして保存させるデータ制御部と、
を含む情報処理方法。
【請求項9】
情報処理装置が実行する情報処理プログラムであって、
被写体の特定画像情報を含む画像の全体に対して前記特定画像情報の秘匿化処理を行う秘匿化手順と、
前記秘匿化処理を行った後の秘匿化画像を、被写体を含む入力画像が入力されると前記被写体の位置情報を出力する機械学習モデルの学習に用いる学習データとして保存させるデータ制御手順と、
を前記情報処理装置に実行させる情報処理プログラム。
【請求項10】
請求項1に記載の情報処理装置と、前記学習データに基づいて被写体の特定画像情報を含む入力画像が入力されると前記被写体の位置情報を出力するように機械学習モデルを学習する学習装置とを含む情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
被写体の特定画像情報を含む画像の全体に対して前記特定画像情報の秘匿化処理を行う秘匿化部と、
前記秘匿化処理を行った後の秘匿化画像と、前記画像に含まれる被写体の位置情報とを対応付けた情報を、前記学習データとして保存するよう前記学習装置に送信するデータ制御部と、
を備える、
情報処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
撮影画像から個人情報を保護する秘匿化が必要な特定部位を含む物体または特定部位を検知し、検知した物体または特定部位に対して秘匿化を行う技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-64718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、画像から特定の被写体を検出する物体検出モデルの学習データとして、カメラによる撮影画像が用いられる場合がある。このように、撮影画像を商業利用目的で解析する場合は、個人情報やプライバシーの観点で撮影画像に含まれる一部の画像情報(例えば、人物の顔や車のナンバー等。以下「特定画像情報」という。)を秘匿化することが求められる。
【0005】
ここで、物体検出モデルのタスクは、入力画像から特定の被写体を検出する、具体的には、入力画像中における特定の被写体の位置情報(座標情報)を予測するというものである。
【0006】
このため、物体検出モデルの学習に用いられる撮影画像では、特定の被写体が撮影画像内のどこに存在するかという位置情報が重要な情報であり、特定画像情報が含まれている必要は無い。すなわち、特定の被写体としての最低限の情報だけを残すように秘匿化された撮影画像を用いても正解としての位置情報が含まれていれば、物体検出モデルは、秘匿化された画像が入力されてもそのような画像から特定の被写体を適切に検出できるよう学習できる可能性がある。
【0007】
以上によれば、物体検出モデルの学習に用いられる撮影画像においては、特定画像情報を検知して、検知した特定画像情報に対して秘匿化する必要は無く、撮影画像の全体を秘匿化すれば、学習データの収集を効率化できる。
【0008】
しかしながら、上記の従来技術では、カメラによる撮影画像に含まれる人物の顔や、車のナンバーといった個人情報やプライバシーに関わる特定部位のみ秘匿化されている。このように、個人情報やプライバシーを保護する観点では、特定画像情報のみ秘匿化するという考えに行き着く一方で、本発明は、例えば、秘匿化された画像からでも特定の被写体を検出できるよう、特定の被写体としての最低限の情報だけを含む学習データを収集するという点に重点が置かれており従来技術とは課題が異なる。
【0009】
本発明では、特定画像情報が保護された学習データを効率的に収集できる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明に係る一形態の情報処理装置は、被写体の特定画像情報を含む画像の全体に対して前記特定画像情報の秘匿化処理を行う秘匿化部と、前記秘匿化処理を行った後の秘匿化画像を、被写体を含む入力画像が入力されると前記被写体の位置情報を出力する機械学習モデルの学習に用いる学習データとして保存させるデータ制御部と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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