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公開番号
2025147482
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047746
出願日
2024-03-25
発明の名称
運用管理装置、運用管理方法、及び運用管理プログラム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
主分類
G06F
11/07 20060101AFI20250930BHJP(計算;計数)
要約
【課題】影響を受ける可能性のあるユーザを適切に推定できるようにする。
【解決手段】API(Application Programming Interface)を介して外部サービス14に処理を要求するサービス12を提供するシステム11の運用を管理する運用管理装置15において、記憶装置は、APIを介して外部サービスに処理を実行させるテストデータと、ユーザがサービス12により利用している外部サービス14、外部サービス14とユーザが利用するAPIとの対応関係と、を記憶し、プロセッサは、外部サービス側に障害が発生しているか否かを検出し、障害を検出した場合に、テストデータを用い、障害が発生していた際に使用されていたAPIを介して外部サービス側の障害が再現されるか否かを確認し、外部サービス側の障害が再現される場合に、外部サービス及び使用されていたAPIを使用するユーザを特定するように構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
API(Application Programming Interface)を介して1以上の呼出先サービスに処理を要求する提供サービスを複数のユーザに提供するシステムの運用を管理する運用管理装置であって、
1以上のプロセッサと、記憶装置とを有し、
前記記憶装置は、前記APIを介して前記呼出先サービスに処理を実行させるテストデータと、ユーザが前記提供サービスにより利用している呼出先サービスと、呼出先サービスとユーザが利用するAPIとの対応関係と、を記憶し、
前記プロセッサは、
所定のユーザに対する前記提供サービスにおける前記呼出先サービス側に障害が発生しているか否かを検出し、
前記呼出先サービス側の障害を検出した場合に、前記テストデータを用い、障害が発生していた際に使用されていたAPIを介して前記呼出先サービス側の障害が再現されるか否かを確認する確認テストを実行し、
確認テストの結果、前記呼出先サービス側の障害が再現される場合に、前記呼出先サービス及び前記使用されていたAPIを使用するユーザを特定する
運用管理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記呼出先サービスは、前記システムの管理主体とは異なる第三者が提供する外部サービスである
請求項1に記載の運用管理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記ユーザが提供サービスにより利用している呼出先サービスを変更したことを検知し、検知した変更先の呼出先サービスを前記ユーザが利用している呼出先サービスとして前記記憶装置に記憶させる
請求項1に記載の運用管理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記特定したユーザを特定可能に表示させる
請求項1に記載の運用管理装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記特定したユーザについて、前記呼出先サービス側の障害が発生したユーザである影響ユーザと、それ以外のユーザとを識別可能に表示させる
請求項4に記載の運用管理装置。
【請求項6】
前記記憶装置は、
APIによる呼出先サービスへの操作種別を記憶し、
前記プロセッサは、
前記使用されていたAPIによる操作種別を特定し、前記使用されていたAPIを特定する情報を前記特定した操作種別に応じた表示態様により、前記ユーザと対応させて表示させる
請求項1に記載の運用管理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
呼出先サービスへの操作種別が更新系操作及び削除系操作であるAPIを特定する情報を、参照系操作及び作成系操作であるAPIを特定する情報よりも強調して表示させる
請求項6に記載の運用管理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記特定したユーザに、障害の発生に関する情報を通知する
請求項1に記載の運用管理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記障害が発生した呼出先サービスについて、前記確認テストが所定期間内に行われている場合に、確認テストを実行せずに、前記所定期間内における前記確認テストの結果を用いる
請求項1に記載の運用管理装置。
【請求項10】
API(Application Programming Interface)を介して1以上の呼出先サービスに処理を要求する提供サービスを複数のユーザに提供するシステムの運用を管理する運用管理装置による運用管理方法であって、
前記運用管理装置は、
前記APIを介して前記呼出先サービスに処理を実行させるテストデータと、ユーザが前記提供サービスにより利用している呼出先サービスと、呼出先サービスとユーザが利用するAPIとの対応関係と、を記憶しており、
所定のユーザに対する前記提供サービスにおける前記呼出先サービス側に障害が発生しているか否かを検出し、
前記呼出先サービス側の障害を検出した場合に、前記テストデータを用い、障害が発生していた際に使用されていたAPIを介して前記呼出先サービス側の障害が再現されるか否かを確認する確認テストを実行し、
確認テストの結果、前記呼出先サービス側の障害が再現される場合に、前記呼出先サービス及び前記使用されていたAPIを使用するユーザを特定する
運用管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、API(Application Programming Interface)を介してサービスに処理を要求する提供サービスを複数のユーザに提供するシステムの運用管理技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
パブリッククラウドや、マイクロサービスと呼ばれる小さなサービスを組み合わせることにより短期間でシステムを更新し、さらに更新を継続するクラウドネイティブアプリケーションが普及してきている。これにより、安定したIT(Internet Technology)インフラの上で開発したアプリケーションを、安定稼働を続ける限り更新せず使用し続ける従来の運用から、OSS(Open Source Software)や商用のSaaS(Software as a Service)を積極的に組み込み、新しい顧客要望の実現だけでなく不具合対処のために頻繁にシステムを局所的に更新し続ける運用にトレンドが移りつつある。
【0003】
クラウドネイティブアプリケーションでは、重要なマイクロサービスを冗長構成や自動スケーリングによりサービスの異常終了のような故障やその原因のひとつである高負荷に耐えうる仕組みが提供されているが、コードの不良によりサービスが異常な挙動を取る場合は早期に原因を突き止め、自社で対処可能な原因であれば対処し、自社では対処不可能な商用SaaSが原因であれば自社が原因でない障害が発生していることを把握したうえで利用者へ通知することが求められる。
【0004】
特許文献1には、SNS(Social Network Service)に投稿された他社が提供するサービスの障害情報に関する投稿と自社システムの障害の関連とを学習することにより、他社が提供するサービスが自社システムに与える影響を予測する技術が開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、ユーザごとに利用するサービスとアクセス履歴情報およびサービスごとの障害履歴を保持し、サービス障害発生時に推定したサービス復旧時刻までに当該サービスを利用しないと思われるユーザへ障害情報を通知しないことで不要な通知を抑制する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-140308号公報
特開2018-46422号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1では、SNSに障害情報が投稿されるシステムには適用されるが、そうではないシステムには適用することができない。また、他社が提供するサービスに障害が起きたことを検知できる場合があるが、その障害がサービス利用者全体に影響するものなのか、あるいはサービス内の特定の機能を利用する一部のユーザのみに影響するものかについては考慮されていない。
【0008】
また、特許文献2では、障害復旧推定時刻までに障害が発生しているサービスを利用するかどうかという観点から障害情報を通知すべきユーザを絞り込んでいるが、サービスで利用している一部のサービスに障害が発生した場合に、どのユーザに影響が及ぶかについては何ら考慮されていない。
【0009】
本開示は、上記事情に鑑みなされたものであり、その目的は、ユーザに提供されているサービスから処理が要求されるサービスに障害が発生した場合に、影響を受ける可能性のあるユーザを適切に推定することのできる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、一観点に係る運用管理装置は、API(Application Programming Interface)を介して1以上の呼出先サービスに処理を要求する提供サービスを複数のユーザに提供するシステムの運用を管理する運用管理装置であって、前記運用管理装置は、1以上のプロセッサと、記憶装置とを有し、前記記憶装置は、前記APIを介して前記呼出先サービスに処理を実行させるテストデータと、ユーザが前記提供サービスにより利用している呼出先サービスと、呼出先サービスとユーザが利用するAPIとの対応関係と、を記憶し、前記プロセッサは、所定のユーザに対する前記提供サービスにおける前記呼出先サービス側に障害が発生しているか否かを検出し、前記呼出先サービス側の障害を検出した場合に、前記テストデータを用い、障害が発生していた際に使用されていたAPIを介して前記呼出先サービス側の障害が再現されるか否かを確認する確認テストを実行し、確認テストの結果、前記呼出先サービス側の障害が再現される場合に、前記呼出先サービス及び前記使用されていたAPIを使用するユーザを特定する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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