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公開番号2025147039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2025130166,2021159957
出願日2025-08-04,2021-09-29
発明の名称眼科装置
出願人株式会社トプコン
代理人弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類A61B 3/10 20060101AFI20250926BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】被検眼に対して実施される測定モードと測定項目が設定されると、表示画面を見たとき設定されている測定状態を一目で認識することができる眼科装置を提供すること。
【解決手段】眼科装置1は、複合測定ヘッド12と、XYZ駆動機構・駆動回路16と、モニタ部40と、主制御部17と、を備える。モニタ部40は、前眼部像Gfを表示する前眼部像表示領域411と、操作ボタンを表示する操作ボタン表示領域412とが設定されたタッチパネル式の表示画面41を有する。主制御部17は、表示画面41へのタップ操作を含む入力情報に基づいて装置各部を制御する。モニタ部40は、表示画面41に測定状態を表示する測定ステータス表示部413を有する。制御部17は、被検眼Eに対して実施する測定モードと測定項目が設定されると、設定された測定モードと測定項目を測定ステータス表示部413に表示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
被検眼の対面位置に配置され、光学系を介して前眼部像を観察しつつ複数の測定項目の測定を行う測定ヘッドと、
前記測定ヘッドを駆動する駆動機構と、
タッチパネル式の表示画面を有するモニタ部と、
前記表示画面へのタッチ操作を含む入力情報に基づいて装置各部を制御する制御部と、
を備え、
前記表示画面には、測定状態を表示する測定ステータス表示部が設けられ、
前記測定ステータス表示部には、複数の前記測定項目に対応する複数の測定アイコンが表示され、
前記制御部は、
前記測定項目が設定された場合に該当する前記測定アイコンを点灯表示し、
測定中の測定項目に対応する前記測定アイコンを、測定が実施されていない前記測定アイコンよりも視認性が高い高視認表示にし、
測定中であって測定回数が規定回数に達していない場合は、前記規定回数に達していない前記測定アイコンに付加したマークを点灯表示する
ことを特徴とする眼科装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
請求項1に記載された眼科装置において、
前記測定ステータス表示部に表示される前記測定アイコンは、右眼及び左眼の各測定項目に対応し、標準設定された各測定項目の測定順番に合わせて左から順に並べて表示される
ことを特徴とする眼科装置。
【請求項3】
請求項1に記載された眼科装置において、
前記制御部は、複数の前記測定項目が一部のみ設定されている場合、未設定の前記測定アイコンを消灯又はブラックアウト表示し、設定済みの前記測定アイコンを左寄せで表示する
ことを特徴とする眼科装置。
【請求項4】
請求項1に記載された眼科装置において、
前記制御部は、測定中の前記測定項目に対応する前記測定アイコンに対して、アンダーライン表示、外枠表示、又は点滅表示のいずれかを選択的に適用する
ことを特徴とする眼科装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科装置に関する。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光学系を介して前眼部像を観察しつつ測定を行う測定ヘッドと、測定ヘッドを上下左右前後に駆動する駆動機構と、前眼部像を提示可能なタッチパネル式の表示画面を有するモニタ部と、を備える眼科装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-78524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来装置は、モニタ部の表示画面に、前眼部像等の表示領域と、操作ボタンの表示領域とが設けられている。操作ボタンの表示領域には、測定モードボタンと、Rボタンと、Lボタンと、を有する。そして、測定モードボタンは、R/K測定モードを選択するのに用い、Rボタンは右眼を選択するのに用い、Lボタンは左眼を選択するのに用いる。なお、R/K測定モードとは、レフ(眼球屈折度)/ケラト(角膜曲率半径)測定モードのことをいう。
【0005】
このように、モニタ部の表示画面に有する測定モードボタンにより測定モード(R/K測定モード等)を選択し、測定画面で測定項目(レフ測定、ケラト測定等)を選択するだけであり、測定状態を表示するステータス表示部を有していない。このため、被検眼に対して実施が設定されている測定状態(測定モード、測定項目、等)に関しては、検者が表示画面に表示される測定項目毎の測定回数を見て判断するしかなく、表示画面を見たときに測定状態を一目で認識することができない、という課題があった。
【0006】
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、被検眼に対して実施される測定モードと測定項目が設定されると、表示画面を見たとき設定されている測定状態を一目で認識することができる眼科装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の眼科装置は、測定ヘッドと、駆動機構と、モニタ部と、制御部と、を備える。前記測定ヘッドは、被検眼の対面位置に配置され、光学系を介して前眼部像を観察しつつ複数の測定項目の測定を行う。前記駆動機構は、前記測定ヘッドを駆動する。前記モニタ部は、タッチパネル式の表示画面を有する。前記制御部は、前記表示画面へのタッチ操作を含む入力情報に基づいて装置各部を制御する。前記表示画面には、測定状態を表示する測定ステータス表示部が設けられる。前記測定ステータス表示部には、複数の前記測定項目に対応する複数の測定アイコンが表示される。前記制御部は、前記測定項目が設定された場合に該当する前記測定アイコンを点灯表示し、測定中の前記測定項目に対応する前記測定アイコンを、測定が実施されていない前記測定アイコンよりも視認性が高い高視認表示にし、測定中であって測定回数が規定回数に達していない場合は、前記規定回数に達していない前記測定アイコンに付加したマークを点灯表示する。
【発明の効果】
【0008】
このように、被検眼に対して実施する測定モードと測定項目が設定されると、設定された測定モードと測定項目が測定ステータス表示部に表示される。この結果、被検眼に対して実施される測定モードと測定項目が設定されると、表示画面を見たとき設定されている測定状態を一目で認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る眼科装置の検者側から視た外観を示す斜視図である。
実施例1に係る眼科装置の被検者側から視た外観を示す斜視図である。
実施例1に係る眼科装置において複合測定ヘッドのうちT/P測定ヘッドによる測定状況を示す側面図である。
実施例1に係る眼科装置において制御系を示すブロック構成図である。
モニタ部の表示画面に表示される基本表示態様を示す図である。
測定ステータス表示部に標準測定順として予め設定されている右眼測定スタートによる測定順に測定種アイテムを並べた表示例1を示す図である。
測定ステータス表示部に測定順として任意に設定した左眼測定スタートによる測定順に測定種アイテムを並べた表示例2を示す図である。
測定ステータス表示部に測定順として任意に設定した右眼測定→左眼測定による測定順に測定種アイテムを並べた表示例3を示す図である。
測定ステータス表示部への表示アイテムがアイコンのみによる測定種アイテム例1を示す図である。
測定ステータス表示部への表示アイテムが英文字による測定種アイテム例2を示す図である。
測定ステータス表示部への表示アイテムが簡略英文字による測定種アイテム例3を示す図である。
測定ステータス表示部への複数の測定種アイテムの表示位置が決まっているときに右眼測定のみが設定されたときの表示例1を示す図である。
測定ステータス表示部への複数の測定種アイテムの表示位置が決まっていないときに右眼測定のみが設定されたときの表示例2を示す図である。
測定ステータス表示部への複数の測定種アイテムの表示位置が決まっていないときであって測定順を異ならせたフル測定モードが設定されたときの表示例3を示す図である。
測定ステータス表示部への測定種アイテムのうち測定中の測定種アイテムのアンダーラインを点灯表示した高視認表示例1を示す図である。
測定ステータス表示部への測定種アイテムのうち測定中の表示アイテムを外枠点灯表示した高視認表示例2を示す図である。
測定ステータス表示部への測定種アイテムのうち規定回数の測定ができていないことを表すアスタリスクマークを加えた高視認表示例3を示す図である。
測定モードを選択するときモードボタンのタップ操作を示す図である。
モードボタンのタップ操作によって表示される第1測定モード選択画面を示す図である。
第1測定モード選択画面でのタッチ操作による全測定項目の選択状態を示す図である。
第1測定モード選択画面でのタッチ操作による右眼測定項目の選択状態を示す図である。
第1測定モード選択画面でのタッチ操作によるR/K測定モードの左右眼測定項目の選択状態を示す図である。
第1測定モード選択画面でのタッチ操作によるR/K測定モードの右眼測定項目の選択状態を示す図である。
測定項目のスキップ作用及びリターン作用において右眼ケラト測定によるスタート状態の表示を示す図である。
測定項目のスキップ作用及びリターン作用において左眼パキ測定から左眼トノ測定へのスキップ操作を示す図である。
測定項目のスキップ作用及びリターン作用において左眼トノ測定から左眼パキ測定へのリターン操作を示す図である。
測定項目のスキップ作用及びリターン作用において左眼パキ測定が終了すると右眼パキ測定への自動的な移行を示す図である。
測定項目のスキップにより測定終了の時点で規定の測定回数に達しない測定項目があったときの再測定画面の画面例1を示す図である。
測定項目のスキップにより測定終了の時点で規定の測定回数に達しない測定項目があったときの再測定画面の画面例2を示す図である。
実施例2に係る眼科装置においてモニタ部の表示画面に表示される基本表示態様を示す図である。
モードボタンのタップ操作によって表示されるモニタ部の表示画面上での第2測定モード選択画面を示す図である。
第2測定モード選択画面を示す拡大図である。
測定眼として左右両眼を設定したときのRボタンとLボタンの表示例を示す図である。
測定眼として左眼を設定したときの鍵アイコン処理によるRボタンの表示例を示す図である。
第2測定モード選択画面で設定操作ケース#1にしたときの測定ステータス表示を示す図である。
第2測定モード選択画面で設定操作ケース#2にしたときの測定ステータス表示を示す図である。
第2測定モード選択画面で設定操作ケース#3にしたときの測定ステータス表示を示す図である。
第2測定モード選択画面で設定操作ケース#4にしたときの測定ステータス表示を示す図である。
第2測定モード選択画面での設定操作ケース#1であるときに長押し操作により選択されていないT/P測定モードへの遷移を示す図である。
第2測定モード選択画面での設定操作ケース#2であるときに長押し操作により選択されていないT/P測定モードへの遷移を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明による眼科装置を実施するための形態を、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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