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公開番号2025142189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-30
出願番号2024228942
出願日2024-12-25
発明の名称遊技機
出願人株式会社ニューギン
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250922BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技の興趣を向上させる。
【解決手段】
遊技機において、所定期間内に所定報知を実行可能な報知実行手段を備え、ベース値の高い特定状態を発生可能であり、所定期間は、特定状態の終了後から第1入賞手段への遊技球の入球に基づく変動ゲームが開始するまでの特殊期間の少なくとも一部を含み、所定報知は、第1入賞手段への遊技球の入球が可能な発射操作を促す報知であり、少なくとも変動ゲームの実行が制限される遊技制限状態において、所定報知は中止又は中断され、遊技制限状態は、第1入賞手段を含む入賞手段への遊技球の入球に起因して発生可能であり、所定期間と異なる特定期間では、入賞手段への遊技球の入球があっても遊技制限状態の発生が猶予可能であり、特殊期間において、遊技制限状態の発生と異なる所定条件が成立したとき、所定報知の実行が中止又は中断される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
遊技に係る制御を実行可能な遊技機において、
遊技に関する情報を記憶可能な記憶手段と、
所定期間内に所定報知を実行可能な報知実行手段と、を備え、
所定状態と、前記所定状態に比較してベース値の高い特定状態を発生可能であり、前記記憶手段の初期化以降に実行された変動ゲームの結果に応じて前記特定状態を発生可能であり、
前記所定期間は、前記特定状態の終了後から第１入賞手段への遊技球の入球に基づく変動ゲームが開始するまでの特殊期間の少なくとも一部を含み、
前記所定報知は、前記第１入賞手段への遊技球の入球が可能な発射操作を促す報知であり、
前記報知実行手段は、特定のエラーが発生した場合でも、前記所定報知を実行可能であり、
前記所定報知が実行される報知時間と前記特定のエラーが報知される報知時間は異なる場合があり、
遊技として少なくとも変動ゲームの実行が制限される遊技制限状態において、前記所定報知は中止又は中断され、
前記遊技制限状態は、前記第１入賞手段を含む入賞手段への遊技球の入球に起因して発生可能であり、
前記所定期間と異なる特定期間では、前記入賞手段への遊技球の入球があっても前記遊技制限状態の発生が猶予可能であり、
前記特殊期間において、前記遊技制限状態の発生と異なる所定条件が成立したとき、前記所定報知の実行が中止又は中断されることを特徴とする遊技機。
続きを表示（約 800 文字）【請求項２】
遊技に係る制御を実行可能な遊技機において、
遊技に関する情報を記憶可能な記憶手段と、
所定期間内に所定報知を実行可能な報知実行手段と、を備え、
所定状態と、前記所定状態よりも遊技価値の獲得に関して有利な特別状態を発生可能であり、前記記憶手段の初期化以降に実行された変動ゲームの結果に応じて前記特別状態を発生可能であり、
前記所定期間は、前記特別状態の終了後から第１入賞手段への遊技球の入球に基づく変動ゲームが開始するまでの特殊期間の少なくとも一部を含み、
前記所定報知は、前記第１入賞手段への遊技球の入球が可能な発射操作を促す報知であり、
前記報知実行手段は、特定のエラーが発生した場合でも、前記所定報知を実行可能であり、
前記所定報知が実行される報知時間と前記特定のエラーが報知される報知時間は異なる場合があり、
遊技として少なくとも変動ゲームの実行が制限される遊技制限状態において、前記所定報知は中止又は中断され、
前記遊技制限状態は、前記第１入賞手段を含む入賞手段への遊技球の入球に起因して発生可能であり、
前記特別状態では、前記入賞手段への遊技球の入球があっても前記遊技制限状態の発生が猶予可能であり、
前記特殊期間において、前記遊技制限状態の発生と異なる所定条件が成立したとき、前記所定報知の実行が中止又は中断されることを特徴とする遊技機。
【請求項３】
前記所定報知は、動的要素を含む態様で表示されることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の遊技機。
【請求項４】
前記変動ゲームは、図柄の変動によって実行され、
前記動的要素の動作量は、仮停止時における前記図柄の揺れ変動の動作量よりも大きいことを特徴とする請求項３に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、遊技に関する演出を実行可能な遊技機が存在している（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－２２１２３９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来の遊技機において、遊技の興趣を向上させる余地があった。
【０００５】
そこで、本発明は、遊技の興趣を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の代表的な一形態では、遊技に係る制御を実行可能な遊技機において、遊技に関する情報を記憶可能な記憶手段と、所定期間内に所定報知を実行可能な報知実行手段と、を備え、所定状態と、前記所定状態に比較してベース値の高い特定状態を発生可能であり、前記記憶手段の初期化以降に実行された変動ゲームの結果に応じて前記特定状態を発生可能であり、前記所定期間は、前記特定状態の終了後から第１入賞手段への遊技球の入球に基づく変動ゲームが開始するまでの特殊期間の少なくとも一部を含み、前記所定報知は、前記第１入賞手段への遊技球の入球が可能な発射操作を促す報知であり、前記報知実行手段は、特定のエラーが発生した場合でも、前記所定報知を実行可能であり、前記所定報知が実行される報知時間と前記特定のエラーが報知される報知時間は異なる場合があり、遊技として少なくとも変動ゲームの実行が制限される遊技制限状態において、前記所定報知は中止又は中断され、前記遊技制限状態は、前記第１入賞手段を含む入賞手段への遊技球の入球に起因して発生可能であり、前記所定期間と異なる特定期間では、前記入賞手段への遊技球の入球があっても前記遊技制限状態の発生が猶予可能であり、前記特殊期間において、前記遊技制限状態の発生と異なる所定条件が成立したとき、前記所定報知の実行が中止又は中断される。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の一形態によれば、遊技の興趣を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
遊技機を前面側から見た図である。
遊技盤の正面図である。
遊技機の遊技制御系の構成例を示すブロック図である。
遊技機の演出制御系の構成例を示すブロック図である。
時短状態（特定状態）が発生する場合に所定報知が実行可能となる所定期間を説明するタイムチャートである。
大当り状態（特別状態）が発生する場合に所定報知が実行可能となる所定期間を説明するタイムチャートである。
所定報知として左打ち指示表示を例示するとともに、表示装置４１の表示画面を時系列で例示した画面遷移図である。
残保留消化中（特殊期間）における表示装置の表示画面を時系列で例示した画面遷移図である。
大当り状態後の図柄停止中（特殊期間）における表示装置の表示画面を時系列で例示した画面遷移図である。
特図１変動表示ゲームの開始後の通常遊技状態（非有利状態）における表示装置４１の表示画面を時系列で例示した画面遷移図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［実施形態］
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、遊技機の説明における前（表）、後（裏）、左、右とは、遊技中の遊技者から見た方向を基準とする。
【００１０】
〔遊技機全体図〕
図１は、パチンコ機としての遊技機１０を説明する図である。本実施形態の遊技機１０は、封入式の遊技機（スマートパチンコ機）であり、遊技媒体としての遊技球は遊技機内部を循環して、上皿などの皿に遊技価値として付与されることはない。遊技価値は、遊技媒体（遊技球）に代えて、数値データとして付与される。なお、以下の実施形態の構成は、封入式でない遊技機にも適用可能である。
（【００１１】以降は省略されています）

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