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公開番号2025138228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037192
出願日2024-03-11
発明の名称印刷データ圧縮方法、印刷データ転送方法、印刷データ圧縮装置、及び、プログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250917BHJP(計算;計数)
要約【課題】データに応じた適切な転送用データを生成する。
【解決手段】情報処理装置は、第1印刷データに対して圧縮アルゴリズムを実行し、第1印刷データを圧縮アルゴリズムで圧縮することで得られる第2印刷データのサイズに応じて、印刷装置へ転送すべき印刷データを第1印刷データ又は第2印刷データのいずれかに決定する。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータが
第1印刷データに対して圧縮アルゴリズムを実行し、
前記第1印刷データを前記圧縮アルゴリズムで圧縮することで得られる第2印刷データのサイズに応じて、印刷装置へ転送すべき印刷データを前記第1印刷データ又は前記第2印刷データのいずれかに決定する
ことを特徴とする印刷データ圧縮方法。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1の印刷データ圧縮方法において、
前記コンピュータが、さらに、
前記第1印刷データを前記圧縮アルゴリズムで圧縮中に圧縮済み印刷データのサイズを監視し、
前記印刷データの決定では、
前記第1印刷データを前記圧縮アルゴリズムで圧縮中に監視される前記圧縮済み印刷データのサイズに基づいて前記第2印刷データのサイズが前記第1印刷データのサイズに応じた所定サイズを超えると判定したときに、前記第1印刷データを前記印刷装置へ転送すべき前記印刷データとして決定し、
前記第2印刷データのサイズが前記所定サイズを超えなかったときに、前記第2印刷データを前記印刷装置へ転送すべき前記印刷データとして決定する
ことを特徴とする印刷データ圧縮方法。
【請求項3】
請求項2の印刷データ圧縮方法において、
前記コンピュータが、さらに、
前記圧縮済み印刷データのサイズに基づいて前記第2印刷データのサイズが前記第1印刷データのサイズに応じた前記所定サイズを超えると判定したときに、前記第1印刷データの圧縮を中止する
ことを特徴とする印刷データ圧縮方法。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか1項の印刷データ圧縮方法において、
前記第1印刷データの圧縮では、
前記第1印刷データを構成する単位データであってそれぞれが階調数に応じたデータ長を有する単位データを先頭から順に読み出し、
読み出された前記単位データが示す階調値が直前に読み出された前記単位データが示す階調値と異なるときに、連続して読み出された同じ階調値を示す1つ以上の前記単位データをまとめて圧縮して、前記1つ以上の単位データが示す階調値と前記階調値の連続出現回数とを示すデータを生成する
ことを特徴とする印刷データ圧縮方法。
【請求項5】
請求項1乃至請求項3のいずれか1項の印刷データ圧縮方法において、
前記第1印刷データの圧縮では、
前記第1印刷データを構成する単位データであってそれぞれが階調数に応じたデータ長を有する単位データを先頭から順に読み出し、
読み出された前記単位データが示す階調値が直前に読み出された前記単位データが示す階調値と異なるときに、
連続して読み出された同じ階調値を示す1つ以上の前記単位データの連続出現回数が所定の上限値を超えない場合は、前記1つ以上の前記単位データをまとめて圧縮して、前記1つ以上の単位データが示す階調値と前記連続出現回数とを示すデータを生成し、
前記連続出現回数が前記所定の上限値を超える場合は、前記1つ以上の単位データを2つ以上に分割してそれぞれを圧縮して、前記1つ以上の単位データが示す階調値と前記連続出現回数とを示す2つ以上のデータを生成する
ことを特徴とする印刷データ圧縮方法。
【請求項6】
コンピュータが
第1印刷データに対して圧縮アルゴリズムを実行し、
前記第1印刷データを前記圧縮アルゴリズムで圧縮中に圧縮済み印刷データのサイズを監視し、
前記圧縮済み印刷データのサイズに基づいて前記第1印刷データを前記圧縮アルゴリズムで圧縮することで得られる第2印刷データのサイズが前記第1印刷データのサイズに応じた所定サイズを超えると判定したときに、前記第1印刷データを印刷装置へ転送し、
前記第2印刷データのサイズが前記所定サイズを超えなかったときに、前記第2印刷データを前記印刷装置へ転送する
ことを特徴とする印刷データ転送方法。
【請求項7】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
第1印刷データを圧縮アルゴリズムで圧縮し、
前記第1印刷データを前記圧縮アルゴリズムで圧縮することで得られる第2印刷データのサイズに応じて、印刷装置へ転送すべき印刷データを前記第1印刷データ又は前記第2印刷データのいずれかに決定する、ように構成される
ことを特徴とする印刷データ圧縮装置。
【請求項8】
コンピュータに
第1印刷データを圧縮アルゴリズムで圧縮し、
前記第1印刷データを前記圧縮アルゴリズムで圧縮することで得られる第2印刷データのサイズに応じて、印刷装置へ転送すべき印刷データを前記第1印刷データ又は前記第2印刷データのいずれかに決定する
処理を実行させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、印刷データ圧縮方法、印刷データ転送方法、印刷データ圧縮装置、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来からデータを圧縮してプリンタへ転送する圧縮転送方式が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-163142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、圧縮率はデータによって異なる。このため、圧縮転送を行うことでかえって印刷までに時間を要してしまうことがある。
【0005】
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、データに応じた適切な転送用データを生成する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る印刷データ圧縮方法は、コンピュータが第1印刷データに対して圧縮アルゴリズムを実行し、前記第1印刷データを前記圧縮アルゴリズムで圧縮することで得られる第2印刷データのサイズに応じて、印刷装置へ転送すべき印刷データを前記第1印刷データ又は前記第2印刷データのいずれかに決定する。
【発明の効果】
【0007】
上記の態様によれば、データに応じた適切な転送用データを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
システムの構成を例示した図である。
情報処理装置の構成を例示した図である。
印刷操作後に行われる処理の一例を示すシーケンス図である。
情報処理装置が行う処理の一例を示すフローチャートである。
印刷装置が行う処理の一例を示すフローチャートである。
印刷データの構成を例示した図である。
情報処理装置が行う転送用印刷データ生成処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に示すシステムは、印刷装置1と、印刷装置1へ印刷データを転送する情報処理装置100を備えている。印刷装置1は、受信した印刷データに基づいて被印刷媒体に印刷を行う装置である。印刷装置1は、特に限定しないが、例えば、長尺状のテープに印刷を行うラベルプリンタである。情報処理装置100は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ラップトップ型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータなどの、利用者が印刷操作を行う装置である。ただし、情報処理装置100は、印刷データを印刷装置1へ転送する端末であればよく、例えば、予め作成された印刷データを読み出して印刷装置1へ送信してもよい。印刷装置1と情報処理装置100は、有線で通信可能に接続されてもよく、無線で通信可能に接続されてもよい。
【0010】
情報処理装置100は、図2に示すように、プロセッサ101、記憶装置102、入力装置103、表示装置104、通信装置105を備える。プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含み、記憶装置102に記憶されているプログラム102aを実行する。なお、プロセッサ101には、GPU(Graphics processing unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)などの任意の電気回路が含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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