TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025138218
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037182
出願日
2024-03-11
発明の名称
認可サーバ、ログイン管理方法、プログラム
出願人
株式会社Z会
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
21/45 20130101AFI20250917BHJP(計算;計数)
要約
【課題】フェーズ化アプローチで旧IDシステムから新IDシステムへの移行期間にユーザを支援することができる認可サーバを提供する。
【解決手段】事業主が共通するアプリケーション群の各アプリケーションに対する旧IDまたは新IDによるユーザのログインを管理する認可サーバであって、ユーザの新IDを取得する新ID取得部と、新IDを取得したユーザの、新IDと旧IDのいずれのIDも要求するアプリケーション群に用いる旧ID群を取得する旧ID取得部と、取得された新IDと対応して取得された旧ID群とを紐付ける新旧ID紐付部と、ユーザが新IDと旧IDのいずれのIDも要求するアプリケーションに新IDでログインしようとした場合に、新IDに紐付けられた旧ID群のうちユーザがログインしようとしているアプリケーションの旧IDをpayloadとしてトスする旧IDトス部を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
事業主が共通するアプリケーション群の各アプリケーションに対する旧いID(以下、旧ID)または新しいID(以下、新ID)によるユーザのログインを管理する認可サーバであって、
前記旧IDは、各アプリケーションに対してそれぞれ別々に設定される可能性があるユーザ識別子であるものとし、前記新IDは前記新IDに対応済みの前記アプリケーションまたは前記アプリケーション群において共通して用いることができるユーザ識別子であるものとし、
前記ユーザの前記新IDを取得する新ID取得部と、
前記新IDを取得した前記ユーザの、前記新IDと前記旧IDのいずれのIDも要求する前記アプリケーション群に用いる前記旧ID群を取得する旧ID取得部と、
取得された前記新IDと対応して取得された前記旧ID群とを紐付ける新旧ID紐付部と、
前記ユーザが前記新IDと前記旧IDのいずれのIDも要求する前記アプリケーションに前記新IDでログインしようとした場合に、前記新IDに紐付けられた前記旧ID群のうち前記ユーザがログインしようとしている前記アプリケーションの前記旧IDをpayloadとしてトスする旧IDトス部を含む
認可サーバ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の認可サーバであって、
前記新IDを取得したユーザが前記旧ID群の全部または一部を保持していない場合に、保持していない前記旧ID群に対応するID群であって、前記新IDと前記旧IDのいずれのIDも要求するアプリケーション群に用いる自動生成旧ID群を取得する自動生成旧ID取得部を含み、
前記新旧ID紐付部は、
取得された前記新IDと対応して取得された前記自動生成旧ID群とを紐付け、
前記旧IDトス部は、
前記ユーザが対応する前記旧IDを保持していないアプリケーションであって、前記新IDと前記旧IDのいずれのIDも要求するアプリケーションに、前記ユーザが前記新IDでログインしようとした場合に、前記新IDに紐付けられた前記自動生成旧ID群のうち前記ユーザがログインしようとしている前記アプリケーションの前記自動生成旧IDをpayloadとしてトスする
認可サーバ。
【請求項3】
事業主が共通するアプリケーション群の各アプリケーションに対する旧いID(以下、旧ID)または新しいID(以下、新ID)によるユーザのログインを管理する認可サーバが実行するログイン管理方法であって、
前記旧IDは、各アプリケーションに対してそれぞれ別々に設定される可能性があるユーザ識別子であるものとし、前記新IDは前記新IDに対応済みの前記アプリケーションまたは前記アプリケーション群において共通して用いることができるユーザ識別子であるものとし、
前記ユーザの前記新IDを取得する新ID取得ステップと、
前記新IDを取得した前記ユーザの、前記新IDと前記旧IDのいずれのIDも要求する前記アプリケーション群に用いる前記旧ID群を取得する旧ID取得ステップと、
取得された前記新IDと対応して取得された前記旧ID群とを紐付ける新旧ID紐付ステップと、
前記ユーザが前記新IDと前記旧IDのいずれのIDも要求する前記アプリケーションに前記新IDでログインしようとした場合に、前記新IDに紐付けられた前記旧ID群のうち前記ユーザがログインしようとしている前記アプリケーションの前記旧IDをpayloadとしてトスする旧IDトスステップを含む
ログイン管理方法。
【請求項4】
請求項3に記載のログイン管理方法であって、
前記新IDを取得したユーザが前記旧ID群の全部または一部を保持していない場合に、保持していない前記旧ID群に対応するID群であって、前記新IDと前記旧IDのいずれのIDも要求するアプリケーション群に用いる自動生成旧ID群を取得する自動生成旧ID取得ステップを含み、
前記新旧ID紐付ステップは、
取得された前記新IDと対応して取得された前記自動生成旧ID群とを紐付け、
前記旧IDトスステップは、
前記ユーザが対応する前記旧IDを保持していないアプリケーションであって、前記新IDと前記旧IDのいずれのIDも要求するアプリケーションに、前記ユーザが前記新IDでログインしようとした場合に、前記新IDに紐付けられた前記自動生成旧ID群のうち前記ユーザがログインしようとしている前記アプリケーションの前記自動生成旧IDをpayloadとしてトスする
ログイン管理方法。
【請求項5】
コンピュータを請求項1または2に記載の認可サーバとして機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、旧IDシステムから新IDシステムへの移行期間にユーザを支援する認可サーバ、ログイン管理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ID統合とは、企業において複数の事業・サービスで個別に管理されていた顧客IDを一元化して管理できるようにする仕組みである。ID統合を実施すれば、顧客は同一企業が提供しているサイトやサービスで複数のID・パスワードを管理する必要がなくなり、利便性が向上する。また企業は顧客情報を複数部署で管理せずに済むため、負担を減らすことができる。また各事業における顧客の行動や購入履歴などの状況を正確に把握でき、マーケティングに有用である。
【0003】
ID統合の従来技術として例えば非特許文献1がある。非特許文献1では、ID統合の方法として、企業が一括でID統合を実行する方法と、顧客にID統合を実行してもらう方法が開示されている。
【0004】
同文献には、企業が一括でID統合を実行する場合、コストが多大となることが開示されている。また同文献には、顧客にID統合を実行してもらう場合、既存の顧客IDを維持しながら統合に使う新たなIDを作り、新規ユーザーに登録してもらう方法が開示されている。同文献では、顧客にID統合を実行してもらう場合、既存顧客には新IDとの紐づけを勧めて、スムーズな移行を促すことが推奨されている。
【0005】
同文献には、複数サービスのデータ移行で行われるアプローチとして、一度で移行を完了させる「ビッグバン・アプローチ」と、段階的に移行を進める「フェーズ化アプローチ」の2種類のアプローチが開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
屋代誠、“SAP Customer Data Cloud-コラム-顧客ID統合-企業が注目するID統合とは?必要な理由やメリット、事例を紹介”、[online]、令和3年11月29日、NTTCom Online Marketing Solutions Corporation、[令和6年1月23日検索]、インターネット〈 URL:https://www.nttcoms.com/service/ciam/column/20211129/〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
企業が提供しているアプリケーションの数が多い場合にビッグバン・アプローチを採用してIDを入れ替えることは現実的ではなく、段階的に移行を進めるフェーズ化アプローチを採用する他ない。
【0008】
しかし、徐々にIDを入れ替えることを考えると、入れ替え途中では新しいID(以下、新ID)で動作しているアプリケーション、旧いID(以下、旧ID)で動作しているアプリケーションが共存するために、
1)旧IDしか持たないユーザーが新IDで動作しているアプリケーションを使う場合
2)新IDしか持たないユーザーが旧IDで動作しているアプリケーションを使う場合
3)旧IDと新IDの両方を持っているユーザーが、新IDで動作しているアプリケーションや旧IDで動作しているアプリケーションを使う場合
などにスムーズにログインができない等の問題が生じる可能性がある。
【0009】
そこで本開示では、フェーズ化アプローチで旧IDシステムから新IDシステムへの移行期間にユーザを支援することができる認可サーバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の認可サーバは、事業主が共通するアプリケーション群の各アプリケーションに対する旧いID(以下、旧ID)または新しいID(以下、新ID)によるユーザのログインを管理する認可サーバであって、新ID取得部と、旧ID取得部と、新旧ID紐付部と、旧IDトス部を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社Z会
答案管理システム、プログラム
4か月前
株式会社Z会
認証装置、認証方法、プログラム
4日前
株式会社Z会
認可サーバ、ログイン管理方法、プログラム
4日前
株式会社Z会
指導物管理装置、指導物管理方法、プログラム
1か月前
個人
裁判のAI化
2か月前
個人
情報処理システム
2か月前
個人
工程設計支援装置
1か月前
個人
フラワーコートA
1か月前
個人
介護情報提供システム
2か月前
個人
為替ポイント伊達夢貯
25日前
個人
冷凍食品輸出支援構造
25日前
個人
表変換編集支援システム
18日前
個人
携帯情報端末装置
1か月前
個人
設計支援システム
2か月前
個人
設計支援システム
2か月前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
2か月前
個人
結婚相手紹介支援システム
1か月前
個人
知財出願支援AIシステム
25日前
個人
パスワード管理支援システム
18日前
個人
行動時間管理システム
20日前
個人
AIによる情報の売買の仲介
27日前
株式会社カクシン
支援装置
2か月前
日本精機株式会社
施工管理システム
27日前
個人
備蓄品の管理方法
2か月前
個人
AIキャラクター制御システム
18日前
個人
パスポートレス入出国システム
1か月前
個人
アンケート支援システム
1か月前
個人
海外支援型農作物活用システム
10日前
株式会社アジラ
進入判定装置
1か月前
個人
システム及びプログラム
11日前
個人
SaaS型勤務調整支援システム
18日前
個人
冷凍加工連携型農場運用システム
25日前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
個人
社会還元・施設向け供給支援構造
18日前
個人
人格進化型対話応答制御システム
18日前
個人
ジェスチャーパッドのガイド部材
1か月前
続きを見る
他の特許を見る