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公開番号2025137185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036240
出願日2024-03-08
発明の名称プログラム、情報処理装置及びゲームシステム
出願人株式会社バンダイ
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A63F 13/69 20140101AFI20250911BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】所望のゲーム要素の入手性を向上させた電子ゲームを提供する。
【解決手段】プレイヤの保有状態にある第1種別のゲーム要素を指定する第1指定情報を含む、第2種別のゲーム要素の付与を要求する第1付与要求に応じて、第1指定情報で指定された第1種別のゲーム要素に基づいて、第2種別のゲーム要素から付与する第1付与ゲーム要素を決定し、プレイヤを識別する情報に第1付与ゲーム要素を関連付けることで第1付与ゲーム要素をプレイヤの保有状態として管理し、第1種別のゲーム要素は電子ゲームの対戦遊戯に使用不可能なゲーム要素である一方で、第2種別のゲーム要素は対戦遊戯に使用可能なゲーム要素であり、第1種別のゲーム要素及び第2種別のゲーム要素は、複数の分類のいずれかが設定され、第1指定情報で指定された第1種別のゲーム要素の分類に応じた分類が設定されている第2種別のゲーム要素から第1付与ゲーム要素を決定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
電子ゲームについてプレイヤが保有するゲーム要素を管理するコンピュータに、
前記プレイヤの保有状態にある第１種別のゲーム要素を指定する第１指定情報を含む、第２種別のゲーム要素の付与を要求する第１付与要求を受信する受信処理と、
前記第１付与要求を受信したことに応じて、前記第１指定情報で指定された前記第１種別のゲーム要素に基づいて、第２種別のゲーム要素のうちから前記プレイヤに付与する第１付与ゲーム要素を決定する決定処理と、
前記プレイヤを識別する情報に前記第１付与ゲーム要素を関連付けることで、当該第１付与ゲーム要素を前記プレイヤの保有状態として管理する管理処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記第１種別のゲーム要素は、前記電子ゲームの対戦遊戯に使用不可能なゲーム要素である一方で、前記第２種別のゲーム要素は、前記対戦遊戯に使用可能なゲーム要素であり、
前記第１種別のゲーム要素及び前記第２種別のゲーム要素は、それぞれの種別について設けられた複数の分類のいずれかが設定され、
前記決定処理は、前記第１指定情報で指定された前記第１種別のゲーム要素の分類に応じた分類が設定されている前記第２種別のゲーム要素のうちから、前記第１付与ゲーム要素を決定するプログラム。
続きを表示（約 1,700 文字）【請求項２】
前記管理処理は、前記第１指定情報で指定された前記第１種別のゲーム要素の前記プレイヤを識別する情報への関連付けを解除することを条件として、前記プレイヤを識別する情報に前記第１付与ゲーム要素を関連付ける請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記決定処理は、前記第１指定情報で指定された前記第１種別のゲーム要素と同一の分類が設定された前記第２種別のゲーム要素のうちから、前記第１付与ゲーム要素を決定する請求項１に記載のプログラム。
【請求項４】
前記決定処理は、所定の分類の前記第１種別のゲーム要素が前記第１指定情報で指定されたことを条件として、全ての分類の前記第２種別のゲーム要素のうちから前記第１付与ゲーム要素を決定する請求項３に記載のプログラム。
【請求項５】
前記第２種別のゲーム要素は、前記対戦遊戯における役割が異なる第１ゲーム要素と第２ゲーム要素とを含み、
前記決定処理は、
前記所定の分類の前記第１種別のゲーム要素が前記第１指定情報で指定された場合に、全ての分類の前記第１ゲーム要素のうちから前記第１付与ゲーム要素を決定し、
前記所定の分類以外の分類の前記第１種別のゲーム要素が前記第１指定情報で指定された場合に、当該第１種別のゲーム要素の分類に応じた分類の前記第２ゲーム要素のうちから前記第１付与ゲーム要素を決定する
請求項４に記載のプログラム。
【請求項６】
前記第１付与要求は、前記第２種別のゲーム要素を指定する第２指定情報をさらに含み、
前記決定処理は、前記第１付与要求を受信したことに応じて、前記第２指定情報に基づいて前記第１付与ゲーム要素を決定する
請求項１に記載のプログラム。
【請求項７】
前記第２指定情報は、当該第２指定情報が指定する前記第２種別のゲーム要素の付与数の情報をさらに含み、
前記管理処理は、前記プレイヤを識別する情報に前記付与数の前記第１付与ゲーム要素を関連付けることで、当該付与数の前記第１付与ゲーム要素を前記プレイヤの保有状態として管理する
請求項６に記載のプログラム。
【請求項８】
前記受信処理は、前記第１種別のゲーム要素が前記プレイヤの保有状態となっていることを条件として、前記第１付与要求を受信する請求項１に記載のプログラム。
【請求項９】
前記受信処理は、前記第２種別のゲーム要素の付与を要求する第２付与要求であって、前記第１指定情報を含まない第２付与要求をさらに受信し、
前記決定処理は、前記第２付与要求を受信したことに応じて、前記第２種別のゲーム要素のうちから前記プレイヤに付与する第２付与ゲーム要素を決定し、
前記管理処理は、
プレイヤの前記第２付与ゲーム要素の保有数が保有上限数に至っていない場合に、前記プレイヤを識別する情報に当該第２付与ゲーム要素を関連付けることで、当該第２付与ゲーム要素を前記プレイヤの保有状態として管理し、
プレイヤの前記第２付与ゲーム要素の保有数が保有上限数に至っている場合に、前記プレイヤを識別する情報に、前記第２付与ゲーム要素に代えて前記第１種別のゲーム要素を関連付けることで、当該第１種別のゲーム要素を前記プレイヤの保有状態として管理する
請求項１乃至８のいずれか１項に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記第２付与要求は、所定数の前記第２種別のゲーム要素の付与を要求するものであり、
前記決定処理は、前記第２付与要求を受信したことに応じて、前記所定数の前記第２付与ゲーム要素を決定し、
前記管理処理は、前記所定数の前記第２付与ゲーム要素を前記プレイヤの保有状態とした場合に保有上限数を上回って保有状態となる余剰ゲーム要素の数に基づいて、対応する数の前記第１種別のゲーム要素を当該余剰ゲーム要素に代えて前記プレイヤを識別する情報に関連付ける
請求項９に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム、情報処理装置及びゲームシステムに関し、特にゲーム要素の付与機能を有する電子ゲームに関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特定の種別のゲーム要素を消費することで、当該ゲーム要素とは異なる種別のゲーム要素を抽選によりプレイヤに付与する機能を有する電子ゲームがある。特許文献１の電子ゲームでは、チケットの消費を条件として、おみやげとして抽選により決定したアイテムをプレイヤに付与している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－０９００１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１のような電子ゲームでは、抽選により付与されるアイテムの選択肢が多い故に、チケットを消費したにもかかわらず、期待していたアイテムをプレイヤが入手できないことがあった。
【０００５】
本発明は、所望のゲーム要素の入手性を向上させた電子ゲームを提供するプログラム、情報処理装置及びゲームシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様のプログラムは、電子ゲームについてプレイヤが保有するゲーム要素を管理するコンピュータに、プレイヤの保有状態にある第１種別のゲーム要素を指定する第１指定情報を含む、第２種別のゲーム要素の付与を要求する第１付与要求を受信する受信処理と、第１付与要求を受信したことに応じて、第１指定情報で指定された第１種別のゲーム要素に基づいて、第２種別のゲーム要素のうちからプレイヤに付与する第１付与ゲーム要素を決定する決定処理と、プレイヤを識別する情報に第１付与ゲーム要素を関連付けることで、当該第１付与ゲーム要素をプレイヤの保有状態として管理する管理処理と、を実行させるプログラムであって、第１種別のゲーム要素は、電子ゲームの対戦遊戯に使用不可能なゲーム要素である一方で、第２種別のゲーム要素は、対戦遊戯に使用可能なゲーム要素であり、第１種別のゲーム要素及び第２種別のゲーム要素は、それぞれの種別について設けられた複数の分類のいずれかが設定され、決定処理は、第１指定情報で指定された第１種別のゲーム要素の分類に応じた分類が設定されている第２種別のゲーム要素のうちから、第１付与ゲーム要素を決定する。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、所望のゲーム要素の入手性を向上させた電子ゲームを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態及び変形例に係るゲームシステムの構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るプレイヤ端末１００のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ２００のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るクライアントアプリケーションにおいて表示されるショップ画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るクライアントアプリケーションにおいて表示されるカード抽選機能の結果画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るクライアントアプリケーションにおいて表示されるカード抽選機能の演出を説明するための図
本発明の実施形態に係るプレイヤ端末１００において実行される抽選機能処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態に係るサーバ２００において実行される消費処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［実施形態］
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【００１０】
以下に説明する一実施形態は、ゲームシステムの一例としての、各プレイヤの使用するプレイヤ端末（通信端末またはゲーム装置）と通信接続するサーバが、同時期に接続中の２人のプレイヤをマッチングさせ、双方のプレイヤが参加した対戦ゲームを実現するサービス（対戦サービス）を提供するゲームシステムに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、複数のプレイヤが参加する電子ゲームを進行させることが可能な任意の機器構成で実現されるシステムに適用可能である。また、本明細書において、「プレイヤ」とは、本ゲームシステムにおいてサーバ２００が提供する対戦サービスについて、サービスログインして利用するユーザを指すものとして説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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